変な奴に絡まれた②
「もう少し静かに話してくれませんか?うるさいので。」
「あ?なんだてめー。俺が優しくしてやってるからって調子のんじゃねーぞ!」
ドガアアン!!
俺と話している男が近くのあった椅子を蹴飛ばす。
今日は人が少なくて良かった。
ほかの人に当たってたらこいつボコボコにされてたぞ・・・・
「おいクソガキ!!最後にもう一度言ってるやるよ!そのクエストを俺らに寄越せ!!」
「無理だと言ってます。何回言わせる気ですか。これは俺が受けるクエストです。」
ブチっ!
ん?なんか血管が切れたような音したな。
すぐに切れるな。
こいつ。
「殺す!!」
ビュン!!
は?
こいつ喧嘩に剣を使ってくんのかよ!
危ないな。
あと一歩引くのが遅かったら斬られてた。
「なんのつもりですか?剣なんて振り回して。」
「てめーに冒険者の厳しさを教えてるやるよ。生意気なクソガキが!!お前らやるぞ。」
「「「「クソガキが!舐めてると潰すぞ!!」」」」
後ろの取り巻き達も剣を抜く。
こんなDランクのガキ1人の格上の冒険者が集団で来るなんて、怖すぎるだろ!
・・・・・ってかこいつ、多分グリスヴァルドの冒険者じゃないな。
ここの人達は俺の事知ってるだろうし。
でも、こいつは俺の事知らなそうだし。
「こんな建物の中で、関係ない人もいるのに、おっぱじめるんですか?」
「ああそうだよ!!俺たちゃ冒険者だ!!強い奴が正義なんだよ!!周りを見てみろ!俺達にビビって誰もお前を助けはしない!!」
・・・・お前らと関わりたくないだけだろ。
グリスヴァルドの冒険者はお前らより強いぞ・・・・って言ってたやりたいが、ここは穏便に済ませたいしな。
「落ち着いてください。そんな事しても意味なんt・・・・・っ!っぶねえな。」
「今のを避けるか!運は良いようだな。・・・・けど、そろそろ終わらせるか。行くぞ!お前ら!」
やるしかないかっ!!
この数は厳しいけどBランクのやつさえ倒せれば!!
「ちょっと良いかな。君達、僕の知り合いと喧嘩してるみたいだけど。僕も入れてくれないかい?」
突如、横から聞き覚えのある声が聞こえる!
そのまますぐに俺と相手の間に割って入ってくる。
「ガルドさん!」
「おはよう。アレス君。面倒臭そうなのに絡まれてるね。」
「はい。相手するの疲れました。」
「はは、そうかいじゃあ僕達が変わるね。」
僕達?
ガルドしか居ないけど・・・・グレンさん達は来てないのか?
「な、なんだてめーら!邪魔だ!これは俺とそのガキの問題だ!お前たちには関係無いだろ!!」
「関係あるよ。彼は僕達の友達だからね。」




