俺達も参加したい!!
「アレス!お願いがある!!お前とクラウスさんの修行に俺らも参加させれくれ!!1回だけで良いから!!」
「俺は別に良いけど。家に帰ったらクラウスに聞いてみるわ。」
「ん?ちょっと待て。その言い方だとアレスとクラウスが一緒に住んでる事になるぞ?」
「?そうだけど?」
「「「「はああ!?」」」」
またも驚愕の声が響く。
・・・・あんまり叫ばんといてくれ、ここはギルドの酒場だぞ。
変な奴に絡まれたらどうするんだ。
・・・・ってか俺、よく考えたら絡まれたら事ないな。
異世界転移物って大体冒険者になったらチンピラから絡まれる物だと思うけど・・・・
「え?アレス?本当に言ってる?冗談じゃなくて・・・?」
「本当だって。どうせクラウスも稽古一緒にやっていいって言ってくれるし、そん時に聞けよ。」
「いや、良い・・・・君がそこまで言うなら本当なんだろう。・・・信じ難いことではあるけどね・・・・」
「やっぱりアレスは凄いね!!かっこいいし面白いし強いのに、あのクラウスさんとも知り合いだなんて!大好きよ!」
俺は本当にかっこいいし面白いのか?
助けれらた思い出補正入ってるだろ。
「最後のは置いとくとして、ありがとう。」
「やっぱアレスはすげーな!!そんなつえー人と修行してればそりゃ強くなるよな!!」
「うんうんそうよね!やっぱりライナーもそうよね!」
「まあアレス今日はここらでお開きにしようか。この暴走してる人たちは僕とセラで責任を持って連れて帰るよ。」
「え、私も!?」
「当たり前でしょ。じゃあね、アレス!ちゃんと聞いてよ!」
「ああ、もちろんだ。明日の朝ここで集合しよう。多分行けるし動きやすい服で来いよ。じゃあな。」
「ああ、分かったよ!ありがとう!」
こいつらと居ると騒がしいけど、楽しいな。
これが友達って奴か。
悪くないな。
ーーーーーーー
「ただいま。クラウス〜まだ起きてるー?」
少し声を抑えながらクラウスを呼ぶ。
もう夜も遅いしな。
「おかえりアレス。どうした?」
「あ、クラウス!最近俺がクエストについて行ってるパーティーあるでしょ?」
「ああ、歳の近い子達だっけ?その子達がどうした?・・・・もしやイジメら・・・」
「違う違う。そんなんじゃないよ。実は彼らが俺とクラウスの稽古に参加したいらんだよ。良いよな?」
「なんだ?それだけか?別にいいぞ。いつからだ?」
「明日から。」
「おお、急だな。ま、別にいいが。報告は明日するのか?動ける服で来ないと怪我するぞ。」
「大丈夫。ちゃんと動ける服で来てって言っといたから。」
「仕事が早い事で。じゃあ俺はそろそろ寝るぞ。」
「ああ、俺も寝る。明日も報せるために何時もよりちょっと早く出ないと・・・・おやすみ、クラウス。」
「ああ、おやすみアレス。」