表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死にかけ転移者、剣の才能あったので冒険者やってます〜成り上がり冒険譚〜  作者: 寒い
第1章 グレイヴァルド要塞都市

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

16/325

ダンジョンへ②

「・・・・記憶ないってほんとに・・・・?」

「凄い体験。」

「そりゃ確かに答えるのに悩むよな。」

まあ実際は記憶ある訳だけど。

異世界から転移してきたなんて言えないだけなんですけども。

・・・・・流石にそんな事言えないし、記憶ないってしか言えないよなあ。

クラウスにそう言ってるし。


「アレス君記憶無かったの!?・・・・それなのにこんなに頑張って、すごいね・・・・」

う〜んなんだか嘘ついてるの心苦しいな・・・

いやでも他に良い理由思いつかないもんな。

記憶喪失を突き通すしかないよな・・・・・

「大丈夫ですよ。クラウスに助けて貰いましたし

、他の方々も優しいですしね。もちろんガルドさん達もですよ。」

「・・・・・アレス君はすごく頑張っているな。」

「ありがとうございます。」


ーーーーーー


「アレス、もう少しでダンジョンだ。緊張するか?」

「わかった。大丈夫だ。気合い入れとくよ。」

今日はクラウスと殆ど言葉を話していないな。

リーナさんやグレンさんからの質問の嵐で話す暇も無かったからな。

クラウスはいつでも落ち着いてるな・・・・

クラウスガルドさんパーティーはどこで知り合ったんだろうな・・・・・・


ーーーーーーーー


「じゃあダンジョンに入る前に隊列を伝える!前衛は俺とグレン。中衛にアレン君を。後衛にリーナとカナ。殿にクラウスさん。今回はこれで行く。」

「りょうかーい!」

「わかった。」

「よっしゃあ!やってやるぜえ!」

クラウスは後衛なんだな。

ってか俺中衛なんだけど、何をすればいいんだ?


「あのーガルドさん、俺は何をすれば・・・・?」

「ああアレス君はパーティーで動くのは初めてだったね。中衛の役割は大体前衛、後衛のサポートだよ。」

「サポート役ですか。」

サポート役で良かったな。

パーティーでの動きは分からないし、とりあえず困ってる方を助ければいい感じかな?


「今回のダンジョン攻略は1週間掛けて行います!」

1週間!?長いな・・・・

何時もの装備以外にも沢山持たされてたのはそれが理由か。

「今日と明日の2日間はアレスがパーティーでの動きに慣れるように3階層までで、そこで肩慣らしをする!3日目からはダンジョン攻略に進む!このダンジョンは12階層まで攻略されているが、まだダンジョンボスまでは誰も辿り着いて居ない!僕達で行けるように気合いを入れて行け!!」


「「「うおおおおぉぉぉぉ!!」」」


グレン達が叫ぶ。

皆、気合いが入っているようだ。

クラウスはいつも通りだな。

・・・・・っていうか俺が居るのに記録更新なんて出来るのか?

普段は2パーティーで行ってるんだろ?

・・・・大丈夫かな・・・・

「とりあえず伝える事はこんな物かな。・・・・よし、じゃあ行こうか!ダンジョンへ!」

まあ、今はそんな事気にしないでダンジョン攻略に集中しようか!

面白い、少しでも続きを読みたいと思って下さったら評価、ブックマークお願いします!

入れてくれるとモチベーションも上がって更新頻度も上がります!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ