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死にかけ転移者、剣の才能あったので冒険者やってます〜成り上がり冒険譚〜  作者: 寒い
第二章 オルディア城塞都市

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オルディアの冒険者ギルド

「特に問題もなく終わって良かったね。」

「前回の時みたいにならなくて安心しました。」

「そうだね。でもあの時は盗賊団だけじゃなくてパールが率いてたブラッドヴァルドの人間が多かったから。盗賊団だけであの規模ってのは滅多にないから、大体は何とかなる事が多いよ。」

「やっぱあれは例外だったんですか?」

「そうだよ。アレス君はこの後どうするか決めてる?」

「俺はこのままギルドに行こうと思ってるんですけど、場所が・・・。」

「そういえば手紙を貰っていたね。僕達もギルドに向かうから、一緒に行こうか。」

「はい!ありがとうございます!」


ガルド達が居てくれて本当によかったな。

もし居なかったら、今頃俺はこのでっかい街の中を彷徨い続けただろう。

しかも、恐らくこの貴族というか、高位の人間達が多く居るこの街で。

周りの歩いている人間達は全員身なりがいいし、高そうな服きてるし、使用人?護衛?みたいな人達を連れてる人も居るし。

その中にこんな冒険者のガキが1人で街の中を彷徨ってたら、不審者として殺されちゃうかも!?は考えすぎか・・・


「行くぞーアレス!!」

「ガルド!アレス!早く行くわよ!」

「2人とも・・・遅い。」


グレン達に呼ばれ、ガルドと2人ですぐに返事を返し、走り出す。


「今行くよ!」

「すいません!行きます!」


ーーーーーーーーーーーーーーーー


内側の壁を抜け、貴族街を抜けた所で、1つの大きな建物の前でガルドが言う。


「ここがオルディアの冒険者ギルドだよ。」

「・・・でかいですね。」


この反応も何回した事だろうか。

でも仕方ないじゃないか。

この大きさは初めて見たんだ。

まるで屋敷だ。

何故ギルドがこんな大きんだ?


「はは、やっぱり初めて見ると驚くよね。」

「なんでこんな大きいんですか?」

「ここは受付や酒場が併設されてるだけじゃなくてね、宿泊施設もやってるんだよ。」

「宿ですか?」

「そう。相当な数泊まれるし、結構いい部屋だよ。ま、その分他の宿よりは高いけどね。アレス君も、部屋が空いてたら泊まってみると良い。Aランク以上だったら結構いい条件で泊まれるし、Aランクになってからでも良いね。」

「そうなんですね。ありがとうございます!」


宿も併設してるギルドか。

オルディアに来るまでに結構な街に寄って、全部のギルドに行ったけど、こんなギルドは初めてだな。

それにしても、人がずっと出入りしてるし本当に活気が凄いな。


「アレス君僕達はこの辺りの宿を取ってくるから、一旦解散しようか。ご飯は一緒に食べる?」

「あ、はい。食べたいです!」

「じゃあ夜にここの酒場で食べようか!」

「分かりました!」


「じゃあまた後で。」

「じゃあなあアレス!」

「すぐに戻ってくるわ!」

「バイバイ・・・。」


「また!」


さて、俺はまずはギルドをにエルンストさんからの手紙を渡さないとな。

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