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死にかけ転移者、剣の才能あったので冒険者やってます〜成り上がり冒険譚〜  作者: 寒い
第二章 オルディア城塞都市

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オルディア

「ま、この話はこれくらいにして置こうか。アレス君、そろそろオルディアが見えるよ!」


丘の頂上に辿り着き、見下ろす。

そこには、圧倒的な規模の街が広がっていた。

見渡す限りの街!街!街!


「でっか!!」

「また一段と建物が増えたね」

「やっぱでけえなあ!!オルディア!!」

「久しぶりに帰ってきたわね!」

「でかい・・・。」


せいぜいグリスヴァルドより少し大きいくらいに思っていたが、全然そんな事は無く数倍デカかった!

しかも、ただ大きいだけじゃなくて、


「壁が2重になってる・・・。」


そう。

街を守るための防壁が、2重になっていた!

外側の壁の中には、沢山の家が建っていたり、グリスヴァルドでは少なかった三階建て以上の建物の数が異常に多い。

そして、内側の壁の中には1つ1つが屋敷の様な大きさを持っていて、真ん中には白亜に染まったとてつもなく大きい城がそびえ立っている!

あんなデカイ城、初めて見た!

日本の城とは違い、外国の城の様な形をしている。

そして俺はそっちの方が大好きだ!

かっこいい!


「ってかまじで人多いですね。」

「前にも言ったけど、この街は人間の国で、いや世界で一番栄えている街だ!人も他とは比べ物にならないよ!」


まだ距離はあるのに、ここからでも分かるくらいに人の波が見える。

大都会だな!

あの城に是非とも行ってみたい!

あの城を見れただけで、オルディアに来た価値がある。


「さ、遅れずについて行こうか。」


ーーーーーーーーーーーーー


「これにて、護衛任務を終了とする!」


今はダスティン家の屋敷の中の会議室に居る。

外から見た時の、内側の壁の中だ。

そしてダスティン家の屋敷は1位、2位を争うくらいに大きかった。

全体で言えばエルンストさんのところの方が大きいが、あっちは殆どが庭。

こっちは逆に庭が小さく(グリスヴァルド家に比べれば小さいだけで、結構広い)屋敷が物凄く大きい。

エルンストさんの館の3〜4倍くらいあるんじゃないだろうか。


鉄の牙(アイアンファング)の皆様、アレス殿もありがとうございました。また機会があれば、その時はよろしくお願いいたします。こちら報酬です。」


ドサッ!!

っと硬貨の詰まった袋が、テーブルに置かれ、そのままこちらに渡される。


「そして、アレス殿にはこれもエルンスト・グリスヴァルド様から預かっております。これを冒険者ギルドに行って渡せ、との伝言を貰っています。」


そう言って一枚の封筒?が渡された。

エルンストさんから?

あ、もしかしてBランク昇格の話のやつか!?

いやぁ、俺もついにBランクか。

感慨深いな〜。

まあまだ分からんけど。

破って中見るわけにも行かないし。

とはいえギルドに行けば分かることだな。


「では、冒険者の皆様方はこれにて終了です。解散して下さい。門まで送らせます。」



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