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どうもです。
天界音楽さんの『オーディリア・ツェラー その愛と岐路』よりコンラートさんをお絵描きクケコ第一章を始めまーす!
それでお絵描きするのにやはり下描きは大事であるなと、だいたいの下描き――雰囲気をまずは考えます。テンプレートより、
◉背景:ダマスカス鋼風
●性格:厳格、ストイック
●好きな色:アイスブルー
◎口癖等:「そうだな…」あいづち、思考の隙間のひとことなど
◎職業:騎士
●顔の輪郭:シャープ
●髪の長さ・特徴:腰までのロングストレート
●前髪について:ワンレングスで周囲とほぼ長さが変わらない。(前髪がないとも言う)
◎愛用の武器、種類:ロングソード
◎その他:あまり笑わないです
多めに脳内ヘぶっ込ん混ぜ合わせて妄想します。
どういう向きで描くかが一番の課題ですかね〜参考にモデルさんのポージングであったり、あとはロングソードから西洋剣術の入門とかロングソードの構え・持ち方、カッコイイ剣の見せ方とかとかとか…調べまくりました。カッコイイですね^_^ 調べるだけで楽しい。
で、前に思っていた「人間を自然に滑らかに描けるようになりたい!」て目標を今一度取り出しまして、レイヤーを少なめ…いや多くなってもいいからパーツを組み合わせるだけの描き方ではなく、「自然に自然に」を合言葉に描いていきます。
それと、背景の"ダマスカス鋼"も一緒に考え下描きします。
❶下描きで全体を想像す。
ペンはエア台形60%。キャンバスのサイズは毎度同じ大きさです。中央に濃く塗ってあるものが人物で、その周りに薄い色でポツポツあるのが目指すダマスカス鋼風の背景です。
しかし、人物の体の向きが決まりません。横向もいいし、ちょっと斜めの前向きもいい……が後ろ向きも大好きだ! あーだこーだと思い浮かべながら下描きを眺め、可能性を色々想像し、では次の工程へと参ります。
❷大を考える。
なんとなくではありますが脳内でぽわぽわ形になったら、肌の色=人物の土台を決めます。
茶系ですかね? 明るく薄くすれば肌色なんですが、茶色とテンプレートの白色、その中間+黒色でコンラートさんを作ります。
ちなみに茶系パレットにした理由は、青色や赤色も良いなと思いましたが、"ストイック"であることと"騎士"であること"笑わない"で浮かんだからです。100%勘です。
基本、土台の色は明るい色で描き、目や鼻などのパーツは茶色の暗めの色で描き塗ります。
一番にだいたいの目の位置、二番目に鼻。鼻穴を決めるとなんでか私の場合は他のパーツの位置や形も決まって落ち着くので、なるだけ鼻穴を先に描いていきます。
それぞれの場所が決まったら髪の毛の位置も決めます。"ワンレングス"なので頭部の真ん中を決めたら描きやすいかな〜と思ったからであります。あとは、「滑らか自然体」を目指すならパーツごとに別々に描き進めるより断然一体感が出るといいますか、全体的に見て考えて描けるようになるんではないだろうかという練習です。
❸大を考えたら小も考える。
続いて目を描き入れます。
……なんでしょうかね、思ってたより進み具合が順調? うーん、「ここをこうしたい!」て思いにどうすればいいのか、どこに描き加えればいいのかの答えが出やすいような…。今現在調子が良いのか、今後継続してできるようになったのかはわかりませんが、何かほわっとしている。頭大丈夫かと思われるかもしれませんが、自分の絵がよく見えているようなそんな感じです。
さて、"琥珀色"の目玉を作っていましょう!
オレンジ色をベースに暗めの黄色を混ぜます。虹彩の縁取りには黒の混じったもの、中はベースのオレンジ色を瞳孔周りだけを残して花弁のように明るめの黄色で筋をつけます。
できたら、目頭をつくり瞼の内側を同じ色で縁取る。睫毛は今のところ様子見で描きません。"鋭い
"目つきにするのに少々悩んでおこうと思います。
で、眉毛は描いときます。
髪の色をスポイトで取り、ややペン先は太めで一本一本植毛し、眉毛の描く弧を調整します。向こう側の眉毛が真っ直ぐになってしまったので、慎重に眉の上側へ描き足します。ついでに向こう側の色は気持ち暗めにしてます。
目元ができてきたので次に耳を描きます。
思ったのですが、耳たぶの方から描いていくと形を作りやすいのかもしれないなーと。これからそうやって耳は描いていこうかな〜( ´∀`)
❹眺めてみる。
髪の分け目の丸みがなくて気になったので変えました。
それでね、全体をじっと眺めてみて、顔はなんとなく出来上がってきたけれど体がやはり決まってないな、と。後ろ向き願望がすごいあるのだが、はたしてこの顔の向きは後ろ向き用だろうか? 人間の首って…。
あと、唇"うすめ"……これはうすめかな(汗) 私の中ではうすめの方なのでこの唇のままでいこうかな。気になったら手を加えようと思います。
で、ですね、ダマスカス背景がどうなるのかわからないので、恐ろしいほど調子が良い今のうちにコンラートさんを作れるだけ作った方が良いのではないだろうかと思い、一旦ここで終わりにしようかと思ったのですが――まだまだ続く!
ちょっと長めですがお付き合いいただければ嬉しいです^_^
❺人間を考える。
体の向きをどうしようか決まらないので、
もう決まってある頭部の向きから考えるのが一番でしょうね。この頭部…いい感じに描けたんで動かしたくない。大きい目標である「滑らか自然体」っぽい、自分の目指すところへ近づいていっているような気がします。
ま、色々資料、モデルさんのポージングであったりを見てますけれども。ポージングそのままよりもその姿勢で出来る影が知りたくて、よくモノクロの画像とかを観察することが多いです。向いている角度によってどれくらいどこにどの割合の影が出来るのか――といってもモデルさんの体型、骨格でまちまちですが、少し痩けた頬が好きなので見ているだけでも楽しい。
コンラートさんは"ストイック"らしいので、頬で表せたらいいなと思ってます。
さて、体の向きなのですが…
さらに削ってみました。それでも違和感があって気になりすぎるので、輪投げ機能を使って横向きにします。
腕をだけ輪投げコピーし移動させ、元腕は胸に変えます。移動させた腕を周囲に馴染ませたら横向きの出来上がり! 後々、手を加えるとして、後ろ向きよりも自然に見えるのではないでしょうか。
❻細か部出動!
「細か部てなんだ?」と思われた方は、前回のお絵描き赫然たりっ部のことであります。それもわからないわ〜と思われましたらぜひ前回のお絵描きをばご覧くだされ。
では、気になるところを細かく描いていきます!
まず目ですね。色味を強く、濃くします。
次に耳をハッキリさせていきます。
髪の毛をかけているのでその分プニュっと少しだけ前に出ているような……そう見えていたら嬉しいのですが(^_^;)
あとは、顔の輪郭が"シャープ"であることと"厳格・ストイック"な性格を表したい頬にし、影も足しまして、
睫毛を描く!
それと瞳孔の黒が気になったのでパワーアップさせました。眼力命――スマフォ自体を左右上下に傾けて確認し、拡大縮小させて納得のいく目を作ります。キラっとしているけど内に何か秘めているような…そんな感じですかね?
睫毛は、髪の毛をスポイト。他はエア60%ですがこれだけGソフトで描きました。
少々髪の色も弄ったりなんだりで、次回はダマスカス鋼風の背景を描こうと思います。
続く...





