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　どうもです！

　今回より長岡更紗さんの『たとえ貴方が地に落ちようと』よりデニスさんをお絵描きクケコしていきます第一章です。

●調べ物。

　描く前にテンプレートで気になったことを一番に調べます。調べるとどんどん繋がっていくといいますか、描きたいものが鮮明になり具現化する――は大袈裟かもしれませんが、真っ白なキャンバスを見たときにその映像が浮かぶような感じがします。

　調べて見て、得たそれらが纏まって更に自分のやりたいことが出来上がって脳内で描いた残像がみえる……みたいな。それが楽しいですよね、如何に思い描いた理想に近付くことが出来るか自分を試しているようでゾクゾクします。

　どうしたら自分にも描けるのかって考えることが途轍もなく面白いのだから描くことがやめられない！　勿論、書くということも(*´∀｀)

　では、テンプレートより最初に調べたものとそれらから得て繋がった妄想力の結果です。　

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◉白銅色―「"はくどう"の響きがイイ…」からの白銅→ニッケル→紅砒ニッケル鉱・珪ニッケル鉱を見つけて思った「かっこいい…」。

◉不幸属性と単純おバカ―「中間の位置を考えてギャップについて考える」。

◉赤土色―「レッドジャスパー風な、熱い男の印象からの心内は何かありそうなやや複雑な何色か混ざった感」。

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　これらを元に雰囲気を考えて、長岡さんのイラストより「爽やかさ――カラッとした日本晴れみたいなようで…」という私の少々行き過ぎた妄想をプラスして描こうと思います！

　それと、ツーブロックの髪型をどういう風に自分なりに描けるように頑張ります。

❶土台の土台作り。

　キリッとした感じで、意志が強そうな、それでいてメリハリのあるサッパリした雰囲気でありつつ……私の好きなように纏めるために顔を描く前に背景の土台を描こうと思います。

　ペンはエアブラシ台形60%、珪ニッケル鉱と赤砒ニッケル鉱を半分半分の混ぜたような感じに。

　眺めてみて緑の珪ニッケルの方をメタリックラメ風にするのも面白そうかな〜と。赤砒ニッケルの方には金が混じった感じにとか…。ほとんど本体のデニスさんを置いたら見えなくなってしまうんですが、描けたら楽しいそうではありますね。その腕が私にあるかどうかなんですけど(汗)

❷顔作り。　

　新しいレイヤーを重ね、ペンをＧソフトに持ち替えて描きます。

　一応…こんな風にしたいなという下描きです。使いたい肌の色で描いてみて自分の思う色かどうかの確認も含め、もし色が違えば別の色のパレットを使います。「白人っぽい」とテンプレートにありましたので赤っぽいパレットで作っていきます。これプラス――橙、ピンクも混ぜていこうかなと思っております。

　が！　向きが決まらなくてですね。

　目を入れ、鼻筋、眉間も一緒に描きつつ悩みつつ、

　正面を描いて目線を合わせるようなものにすることにしました。

　線対称定規を出し、それぞれの位置をなんとなくでありますが決めまして、テンプレートより「キツイ印象」「二重」「好戦的」をちょっと重視して目尻を上げてみました。……少々上げ過ぎたですかね。特に「好戦的」要素を強めに描きたいなと思っていますのでこのまま邁進いたします。

❸要とは何かということ。

　まず、鼻を。

　自分が絵を描くことに大事なことは、ずっと目かなと思っていたのですが…目よりも鼻、鼻筋など顔のど真ん中を決めないと何も出来ないということ。それを改めて知ったような気がします。

　鼻穴の位置から唇も描いていけるし、何が重要な部分かを自分で理解しておかないとなーと、みなさんはもし絵を描くとして軸にするところはどこですか？　「〇〇から描く人はうまい」て目にすることがありますけど、その描いている本人さんは自分の絵で重要な部分を理解しているから、自信を持って描いているように見えるから「うまいな」て伝わるのかな〜と思ったり。うん。

　難しいですね絵を描くって、それでいて「どうしたら自分の中の『うまい』に辿り着けるのか」を突き止めることが楽しいのかもしれません。

　鼻を描いて、そこからの口の位置を決め、顔の形「綺麗な逆卵」のためバース変形機能を使ってほんのり縮めます。