⑤ 完成!
どうもです!
何とかギリギリ間に合いましたお絵描きクケコ最終章――雨音AKIRAさん『薔薇騎士物語』よりエドワードさん編でございます。
❶描き込む。
前回の終わりにて描いた背景の葉っぱをまずは描き込んでいきます。
ペンはエア台形60%です。色は、全体的に薔薇と一緒になった葉っぱよりも暗めにしてます。最初から小さめで描いているので葉脈は葉っぱの真ん中だけにし、
形を整えたらGペンハードの消しゴムにして脇を刻んでおきます。薔薇葉っぱも脇をうにゃうにゃさせているので合わせるためです。分かりづらいんですけどもやっておかないと気になってしょうがない! なので、やります。気になるのにやらなきゃ描く意味がない。まあ、気になっても出来る腕がないことの方が多々あるのですけども、やれることもやらなかったら悔いが残るだけ……それにお借りしてるのに失礼かなと。それが一番大きいかな〜と。
❷描き込む。
はっきり申しまして私は奥行きを描くのは苦手です。で、勉強のために克服するのもいいのですが、やる気もないことはやりません。性格上…好きなことを突き詰めたい人間なので、レイヤーを重ねて自分の思い描く――やりたいこと・やってみたいことに全振りするのです。
嫌いなことを克服するってまず好きになる、若しくは「別に嫌いじゃない」て意識まで持っていかないとダメだと思っているので、一体何年かかるんだ?ってくらいです。年単位で考えなきゃいけないなら好きなことに凝りたい。
――ということで、一番上に新しいレイヤーを敷いて黄色…一応無機物ちっくな薔薇と蔓を描いていこうと思います。雨音さんに書いていただいたテンプレートに「芸術をこよなく愛す」て言葉もあったので、私の持てる限りの芸術をぶっ込めればいいなって感じです。
計画としては回転対称定規を使い、大部分は対称的に、細かな部分はそれぞれで作る。
主流になる蔓を上下で二本ずつ。そしてそれに絡む蔓も描き、忘れずに棘も仕込みます。
ペンは「質感を出したい!」て気持ちを込めるために濃い目に描くのでGソフトです。
で、蔓を描いたら無機物薔薇と葉っぱのセットを加えます。
❸描き込む。
次に遠目で自分の描いたものを眺めまわし気になる箇所を探します。余白は余白のままでいいのか、白薔薇なのかな金の薔薇を入れるべきか…葉っぱなのかなんなのかを考えます。
初期に描いた薔薇のレイヤーを万が一のためにコピーしてあったので、それを縮小拡大させて気になる箇所に嵌めてみたりとかしてバランスを見ます。試しに描いてみるとかね、色々やりまして納得のいくものを描き込んでいきます。
更に消し忘れとか、必ず「これはな…」というところも出てくるので対処しときます。
メイキングエッセーをやってて良かったことは、拡大した画像を載せることが多々あることですかね。すごく描いたものの形をを見るようになる。勿論、見落とすこともあるんですけど「丁寧に形を作ろう」て気持ちが強くなるように思います。
なので、棘も思い出す(笑)
背景のものに濃い赤紫の棘を仕込み、
シンプルですが襟の飾りも描きます。エドワードさんの周りに結構描いたので服もゴテゴテにしたら落ち着かないかな〜と。載せてはいませんが、模様を描いてみたりもしてました。三本線と白いフワフワで決定とし、完成であります!
『君、想う』
ヒロインを一途に想うっていう恋愛面に傾いてしまい「悪役風」に届かずって感じになってしまったのですが、精魂込めました!
雨音AKIRAさん、エドワードさん、どうもありがとうございましたm(_ _)m
●作品名:薔薇騎士物語
●作者名:雨音AKIRAさん
●作品URL:https://ncode.syosetu.com/s0501f/
(※R15でしたのでシリーズ一覧へ飛びます)
●ジャンル:異世界恋愛
●キャラ名:エドワード・ペンクロフト・ラーデルス





