( 」`Д´)」年末総まとめ全力お絵描き!④
どうもです、続きです。
❶上等な鱗が欲しい…。
鱗をぼごぼごにしていきます。
尾全体にまとめて影を塗るってのも良いですが、立体的にしたい場合はまとめてやるとのっぺりしてしまうので、鱗一枚一枚に影と光を描き込みます。
鱗の上半分、下半分に"適当"に塗ります。後々、気になってまた追加していくと思いますが、まずは塗ったらどういう雰囲気になるのか、又、立体的になってくれているのか確認します。
ペンはエア台形60%だったと思います。Gペンでも良いのですが……何となく心のままにエアブラシであります(汗)
❷目力をっ!
次に瞳を入れます。
わかりにくいですが、瞳を入れる前――上の画像の白ぽっちの周りにグレーで塗られてあるのが見えますでしょうか? そこに瞳の土台と瞳を入れていきます。
土台は茶色と周りの緑色をスポイトで取り、混ぜて作ります。更に小さい円を焦げ茶で仕込み、向かせたい方向に黒い瞳を描き込みます。
瞳を入れるときは向きが思い通りになっているか何回もキャンバスを拡大したり縮小させたりし、スマフォ自体も左右上下に傾けて見え具合を調整します。
出来ましたら、瞼を移植し影を合わせて光を描き込みます。一番明るい色は一番暗い色の隣り、その物体の盛り上がりを考えて入れます。まあ、それが出来ているかはわからないのですが、立体的にしたいと思ったときはそんな風に思いながら…いえ念じながら描いております。
自分自身に言い聞かせる、マインドコントロールも大事かなと思います。「やれば出来る!」
優しげな雰囲気を出したかったのですがどうでしょう? 少しの憂いも手に入れられていたら嬉しいです。
❸尾ビレを作ろう。
目を描いて全体を眺めて目に入った尾ビレを何とかしなければな〜と。好きなもの苦手なものでどちらから食べる? なんて言葉をふと浮んだのでありますが、みなさんはどちらから食べるでしょうか。私は、好きなものを最初と真ん中と最後に食べます(笑)
大好きな目、やりやすい事、それらをやったらば後回しにしていたことをやります。苦手というわけではないのですが全く思い浮かばないでここまで来てしまった――
めちゃくちゃ候補を描きまくりまして二つに絞りました。で、見比べてみてこの子は腕を描かないので手の代わりにしたらいいのではと…。加えて玉も持たせたらいいのではないだろうかと、この子の設定もここで完成しました。「龍と人間の子供でどちらにも変化出来ずにいる娘」こんな感じです。
人魚にしようかと思ってましたが、玉を持たせたくなってしまったので龍ですね〜立派な玉を持って生まれても中途半端な体に悩み苦しみ、いずれ主人公たちに出会って何かしらの物語を紡ぐ脇役です! 主人公ではないですね(笑)
ではでは、大事な玉と手のような尾ビレを描いていきます。
最初は、玉の土台。これが縁にもなる予定なので中身の部分は一回り小さいものにします。色はやっぱり何となくな紺色で、薄く黄色い線を無造作に描き込んでおきます。メタリックラメっていう手も思い浮かびましたが……
流石に派手かな、と。これは前のエッセーで描いた『亀の手様』です。描くのは楽しんですけどね、紺色のメタリックラメって格好いいだろうな〜と思うんですけど、今回はナシにします。機会があれば頑張りたいです( ´∀`)
あとは、鱗と同じく半分影を塗りましてお隣に白ぽっちしときます。白ぽちは目のぽちとだいたい同じような感じ・向きにします。…気持ち程度ですが。
そして尾ビレは背ビレの棘棘とお揃いにし、ペンを細めにして筋と影を入れて雰囲気を出します。足? 龍の足っぽくと言ったほうがわかりやすいでしょうか。
玉から体・お尻と長い尾は思い描く位置に置けたかな。龍の娘の構図はわたくし納得しております。ただ、どうしようかと悩んでいた胸ビレ…といいますか、人間の腕のところなのですが、もう一本を奥に描くことにしました。
一応、五本指ならぬ五本にわかれた胸ビレです。肩の位置ですが胸ビレです!
❹背景を作りたい。
水草を描きたいなと思い、調べてみて可愛かったので"テンジソウ"を描いてみましたが何か違いました…。なので別の案で"波紋"も描いてみました。
エア台形60%で不透明度をめっちゃ下げ、下描きの波紋を覆うように白よりの水色でキャンバス全体を塗ります。
塗りましたら下描きを目安にペンと同じエア台形60%の消しゴムで消し描いていきます。
でね、上手いように自分が思っているように波紋を描くにはどうするべきかずっと考えていたのですよ。それが今回、糸口を見つけたといいますか、自分合った描き方を見つけたといいますか……どこかの誰かはにとってはもしかしたら当たり前になっていることかもしれませんが、何がデカイかって…「自分で発見出来た」てことですよ。これほどの快感はありません。
人にアドバイスをもらって気付くことも大事だと思いますが、見つけようと諦めずにこれまで考え続けて来た自分を褒めてやりたい(笑)
その見つけた描き方はコレであります
大事なのは「同じ方向で消す!」――最高ですね♪
一つ消し描く穴の位置を決めたらば縦方向なら縦、横方向なら横で穴を描きます。次に隣り合う穴も先に描いた穴と同じ方向で消し描くのであります。
だいたい消したら今度は、消し描いて出来た波紋の線を整えるのですが、穴がいくつか集まって出来た線の"怒りマーク"みたいところは太く、他は細くし、消し描くことで作られたギザギザの線をパズルのピースのように合わせる。で、やや滑らかにする!
……えっと、説明は伝わりますでしょうか? このやり方で歪な穴もとい波紋が出来たのであります。これをずっと待ってましたっ!
❺微調整は忘れずに。
さて、嬉しさで暴走しかかっているのを抑え込み、波紋を消し描けたら全体を見ます。
少々、お尻が暗かったので抹茶色の土台の色を抜き、鱗も明るすぎたので強化しました。
今年も残り僅かですね…。最後まで頑張って描きたいと思います! 緑色が足りなそうですし、色々時間の許す限り想像しまくって調べまくって描きまくって楽しく完成させます。
続く...(๑•̀ㅂ•́)و✧
お絵描きアプリに入っている素材を使う手もあるんですが、お絵描きをしたいとなったときに自分はどういう絵を描きたいのか、どんな風に描きたいのかと考えると、
「自分で描けるなら全部描きたい! 描いてみたい! 描きたいと思ったものを描けるようになりたい!」
なったので、線対称定規などの機能は使いますが描くものは自前一丁です。大変で面倒くさいと正直思っても、いまだに気持ちが変わらないということは自分にとってこのお絵描き方法が合っているからなのかもしれません。
もしも、お絵描き楽しくないな…でどう足掻いてもさっぱりお絵描きが出来ないときは、何かやり方が自分に合っていないからかもしれません。
上達云々の前に「楽しいお絵描き」、初めての頃を思い出すと意外に答えが見つかるかもしれません。…たぶん。
偉そうにごめんなさい(;´∀`)
以上です。





