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図書館デート

作者: Soraきた

静かな場所が苦手だと思っていた僕は

君に「どうしても」と誘われてきた

図書館の雰囲気に

なぜか、すぐに慣れることができた

「図書館デート・・・」

カッコ悪いなんて

全然思わない

真剣な表情で本を読む人

勉学に励む人たちを

僕は自分の高校生活のときと比べながら

「なつかしいな」とうなづきながら

その人たちの前を静かに通り過ぎる

「歴史に興味があるの・・・」

君の一言に

僕は

一瞬、唖然としたけど

否定もせず、ただ肯定だけして

どの時代の、誰に興味があるのか

確かめてみたかった

そうやって、過去の出来事に思いをはせ

熱心に勉強することも大事だと思う

未来のためにこれから

何が必要なのか

それも大切だけど

過去の出来事を調べて

そのときの時代背景や人間模様

その人物の心境がどんなもので

どうしてそれが起こったのか

人間心理を分析することは

きっと、未来にも役に立つと思うから


ひと段落して

僕は君に

「僕たちの過去の出来事についても

僕の心境と君の気持ちを

上手に分析してもらい

未来につなげていこう・・・」って

話をしようとしたけど

参考文献を真剣な表情で見つめている君を見て

僕はすぐに話すことをやめた

そして

何か歴史について

知りたいなと真剣に思った



僕は、いつでも図書館に来たい

君に誘われるまえに

自分から君を誘って来るのかもしれない

君の知る歴史は過去のものだとしても

僕はあることを大発見した


さっき、僕が見た

君の真剣なまなざしに

僕は心を奪われてた

それは

僕の未来に

大きな光を射し込んでくれたことを

意味してる





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