わかった気でいる
灰色がかった人の不幸を見透かして その奥にある穴をほじくり返したら
指には赤黒いものがべっとりとついて 私の指から脳を侵食していくの
じわじわじわじわ私の中を蝕んで いつしか赤黒く染まるのよ
嫌っていたあの人と同じことをする私は 何て愚かで醜いんでしょう
豚は自分を醜いことなんて知らないのだから幸せなんでしょうね
知らないほうがいいことだってたくさんあるわ
でも、私は私が醜いこと、1番よく知っているからあなたが言わなくたっていいの
それでも言うあなたは何て馬鹿なんでしょう
お礼に私も教えてあげるわ
あなたの手も、既に赤黒く染まっているわ
ほら、あなたも醜く踊り狂うのよ
ただのストレス発散スタイルの詩です。
ストレス溜まると作りたくなっちゃうんですよねぇ、暗い作品が。
というわけで安定の暗い感じでした。
わかったつもりでいるけど、実は自覚がないだけで自分も愚かなんだということなんですかね。
明言しませんが。
とりあえず、高1の頃の、割と明るいファンタジー書けた頃に戻りたい……