Free Dimension-カタチのない自由な世界-
今回はっ! 猫要素ありませんっ!
初ですね~♪
でも、猫という文字は入っていたり・・・汗
あっ! 今回の登場人物には
名前がありません
名前を決めるのって・・・
もの凄く大変ですよね??
あっ! だからって、手抜きじゃ無いですよっ!?激汗
にゃはは~♪
私はデザイナーのお仕事をしていて
今は海外から戻る機内です。
遅い時間のフライトなので、乗客の殆どは
ブランケットにくるまり睡眠を取っています。
その他は、手元の明かりで仕事の書類をチェックしていたり
ヘッドホンで何かを聴いていたり。
今夜は、月明かりが眩しいくらいの夜空。
雲の上を飛んでいるのですから、いつも快晴?と言えば
快晴なのでしょうか?
見渡してみると多くの窓はシェードで閉じられているけど
数カ所の席からは月明かり入り込んでおります。
私の席は、主翼は見えない前方右側の窓際席。
機体の下には所々厚い雲と横には山脈のように聳える大きな雲が
小さな窓から見えます。
その雲と雲の隙間からはキラキラと夜景の光を見る事が出来ます。
高度は36000ft・・・
地上から10km? 11km?上空の世界。
大空を自由に飛べる蝶や鳥すらも居ない世界。
鳥達が自由だと想っているのは、人間の勝手な想像かもしれませんけどね?
もしかしたら、「Free Dimension」はいつも見上げていた大空だったのかも?
そんな事を想いながら、窓の外を眺めて過ごしていたりです。
それにしても・・・
夜の大気と言うのは青色なのですね?
月明かりは白いのに、雲や雲の向こうに広がる空間は青色。
でも、雲の下に広がる世界は青色じゃないみたい。
地上の色は黒色と言えば黒だけど、そこには色々な光の点が
輝いていて黒色なのに暗くない?
別に今となっては、お仕事で飛行機に乗る事は珍しくないし
これと言って、窓の外が気になる訳でもないのに
なんだか今日は不思議と眠くないのです。
時折、雲の隙間から見える夜景を見たり
何も考えずに、雲と雲の向こうに広がる空を見ていたり
眠らずに、ずっと窓の外ばかり眺めていましたが
時間というのは、こんなにも肌に感じる事が出来るものなのですね。
なんか、最近そう言う事を忘れていたような気がします・・・
そんな、眺める窓からの景色に小さな点が増えました。
「遠くの飛行機なのかなぁ?」
しばらく、その点を見つめて居るとこちらへ向かって来ました。
「えっ!?」
その点は・・・
実は、それ程遠くを飛ぶ飛行機では無くて・・・
意外と近くの小さな・・・?
「ほえ~」
初めて見る、「それ」は神話や絵本や映画に出てくる姿とは全く違っていて
どうして、「それ」を「そう」と想えたのかも不思議なくらいですが・・・
見た事なんて無いのに、見た瞬間に「それ」は「天使」なんだと想いました。
悪魔だったらごめんなさい・・・(泣)
でも、不思議な事に「天使を見た」のにも関わらず気持ちは
道端で「猫を見た」くらいにしか感じず
ただ、窓の外に居る天使に見入っております。
姿は、普通に白のワンピースを着た女性? と言うよりは女の子??
手も足も何もかも人間の姿そのもの・・・ 子供??
ただ、髪の毛は海のような青色で月明かりが透けると綺麗な水色をしています。
真っ直ぐな青色の髪は、本人?の身長よりもやや長く大きな翼のようにも見えて。
その翼の様な髪は、鳥が羽ばたくのとは違い水の流れに逆らわない水草のように
大気をふんわりと切ってなびいてます。
飛行機って確か450ktくらい?
時速だと900km/hくらいですよね??
それなのに、窓の外に居る女の子からは全く速度を感じる事は無くて
今も飛行機と並んで飛んでいるなんて・・・
「あなたは誰なの?」
「(笑)」
小さな声で呟いた私の声・・・
例え、大きな声で叫んだとしても、届くはずの無い近いけど遠い距離なのに
その女の子は、私の顔を見て微笑んだように見えました。
「あなたが天使なの?」
「(にこっ♪)」
問いの言葉をかけると、女の子は急に髪の毛を翼のように広げて
まるで踊るように大気を舞い始めました。
前方に飛んでいったかと想えば、急に後ろの窓から視界に入ってきたり
先に見える山のような大きな雲の頂を一周して戻ってきたり
機体の下へ向かったかと想えば、月に向かって飛んで
そこでグルグルと螺旋を描いたり、時に髪を広げ腕を広げ縦横無尽に・・・
大気を飛び回る女の子の表情はとても楽しそうで
私の乗っている飛行機よりも遙かに速く飛んでいるのに
前髪は少し風になびくだけ、真っ白なワンピースは
そよ風に吹かれた様に裾がひらひらと揺れるだけ
女の子は、大気と遊んでいるだけ??
それとも、私の為に見せてくれているの??
一通り飛び回ると、また私の窓から見える所に戻ってきました。
「なんか、ホントの自由って・・・ こう言うものなのかも」
「(笑)」
そんな、姿を見ていたら天使かどうかなんて事も
なんだか、どうでもよく想えてきて。
そう想った途端、理由の分からない涙?
理由が多すぎて分からない涙?が流れ出して
窓の外を見る視界を滲ませた。
そんな、私の泣き顔を見た女の子は窓に少し近付いてきて
真っ直ぐ立ち心配そうに、こちらを見ている。
どう考えても飛んでいる飛行機の横で、静止している様に
立つ事なんて出来る訳無いのに・・・
窓と向かい合う女の子の髪は機体後方へサラサラと流れる程度。
ホントに、この飛行機は飛んでいるの?
そもそも、ここ・・・
窓の向こうの気温って-65°Fなのに、ワンピじゃ寒いんじゃない??
「くすっ!(笑)」
「(笑)」
何もかもが、自由になればそう言う事も有りなのかも??
そう想うと、先程までの涙は止まって自分でも分かるほどに
笑い顔になってしまいました。
その顔を見て、女の子は 「ぎゅぅ~」っと両手で
私の事を抱きしめる様な仕草をして
そのまま水泳の飛び込みでもするかのように
雲と雲の隙間へ今度は重力に任せて下がっていきました。
何となく、もう姿を見る事はないのだろうと感じながらも
小さな飛行機の窓から、明るい夜空に女の子の姿を探したけれど
結局、ニ度と姿を見る事は出来ませんでした。
雲よりも高い場所の大気。
鳥よりも自由に飛べる翼。
重力からも解き放たれた世界。
それが「Free Dimension」
カタチのない自由な世界
なのかも?
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そうそう、余談ですが!
先日発表したドレスが受賞されたのです♪
この事は誰にもお話ししていないのですが・・・
と言っても信じて貰えないだろうし?
あれだけの乗客が乗った飛行機なのに、誰1人見たとか言わないし
ニュースにもなって居ないので♪
実はあの日、空港に着いてから家には帰らずにオフィスに戻り
最初からデザインを改めて、天使をイメージしたデザインに
変更したのです♪
昼間に見ると白色だけど、夜とか室内照明の違いでは
月明かりに照らされた大気の様な薄い青色に見えて
サイドには青色と水色の柔らかいカラーを入れたり
風が無くても、風に吹かれている様にプリーツを付けたり
このドレスを着た人が、あの日みた天使のように
カタチのない自由な世界で羽ばたける事を願って♪
Free Dimension-カタチのない自由な世界-をお読み頂きまして
ありがとうございます
えっと・・・
実は海外とか行ったこと無いですし・・・
飛行機とか乗ったこと・・・汗
なので、想像?妄想?です(泣)
あと! 舞台が飛行機?と言う事で
なんか、分からない単位ばかり・・・
換算とか苦手なのです・・・
ちょっと、使った事の無い数字?とか
単位とかとか無理に使ってしまったので
もし使い方とか間違っていたら
直ぐに教えて下さい(><)
お願い致します(///)
たまに、雲の多い月夜に
今自分の居る場所から見えるあの雲からなら
今居る自分の場所は見えるのかなぁ?
とかとか、考えて大気を見上げてみたりです
そんな切っ掛けで、書き始めた作品でした♪




