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上から

ちょっと人の話聞いてよー!

ん?



「どうやって?」


「あぁ。大丈夫だ、あおしか見えねぇ時間が、ねぇんだよ」


土方さんって駄々っ子?

まぁ私も行きたいから、、、



「えっとどうやって?年に一度しか行けない筈じゃ?」


「んなこと解ってらっ」


あーもー今から東京の港区か


「ハァー入れるかなぁ」


「いいか、今からちょっとおもしれぇ事すっからよー」

土方がニヤッと頬を緩ませた

変な事考えてませんか?


土方さんが私の頬に触れようとする

透けるんじゃ・・・・・・



ええええええ、触れてる???ひーっ



「ひ、ひ」


「触れられたな、お前に」


土方さんがニコッと笑った。さっき私触れた時透けたよね?

私は土方さんを頬っぺを突っつく

ぷにぷにと



「な、なにしてんだ!」


「確認してます」


「ハァー総司のとこ行くからしっかり捕まってろよ」


疑問に思ったが言われた通り

土方さんの手を握った

初めて手を握ったなぁ暖かいな

そう思った瞬間ぐにゃっと視界が変わる気持ち悪い!!!



「ちょっ、ま、ひじ」


私は目を瞑った

「目を開けてみろ」


私は言われた通り目を開けた

私たちは一瞬の内に浮いているのだ

なんで?

ちょっと怖いんだけど

私は土方さんを抱きしめた



「ここ、総司の墓の上だ」


ここかー。始めてきた




「総司・・・・」

泣きそうな顔をした土方さんが呟いた

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