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不思議な飴
「未来に帰れる飴?」
私は頭が付いていかなかった
母の死、鷹が実は兄でした
試衛館のみんなの事
この手紙、未来
そして鷹に渡された飴
「ねぇ鷹」
「なんだ?」
ーその飴を舐めて未来へ帰ったら此処には戻る方法は?ー
ーないー
(そんなぁー)
「俺たちは此処にいては行けないんだ歴史が変わってしまう」
鷹に真剣に言われたのだ
歴史?歴史というの変われば
試衛館の人達が消えるって事?
「俺が未来にいた頃10歳だった葵は1歳」
覚えている筈無いか。
「みんな消変わるのは嫌帰ろう」
鷹は頷き飴を袋から取り出す
私と鷹は手をつないだ
"せーの"
一緒になって飴を口に含んだ
その瞬間強い風になる
その光景を見ていた人物は後に再開を果たす
二人は光に包まれ消えた
「鷹っ」
「葵」
二人は手をつなぐ離れない様に