負傷
私は気が付けば布団に寝かされていた
私は周りを見渡すと布団しかない部屋だったのだ
不意に戸が開いた
「葵?首平気か?」
声を掛けられて私はハイと小さく返事をした。
「首跡残るって・・・すまん」
いきなり私に土下座され私は慌てて
その人に言った
「いいですって!!」
「なら、よかった」
と、ニッコリ微笑んでくれた
「あのー?」
遠慮がちに尋ねた
「なんだ?」
「名前なんと呼べば?」
「たか」
「鷹聞きたいことあるんだけど」
「なんだ?」
「私が倒れた時土方は?」
私は土方が心配だった私が倒れてから
どうなったか知らないのだ
「峰打ちだ!つまり無事だ」
安心した無事なんだ峰打ちの意味は分からないが良かった。
土方に謝らないと試衛館に行こうと思って立ち上がろうとすれば
鷹に阻止される
「ああー待て」
急に止められて不思議に思った
「話を聞いてくれ」
「?」
何処から喋ろうかと鷹が腕を組んだ
「先ずだ、俺はお前の兄だ」
いきなり告白された兄宣言に唖然とする
「は?」
鷹は私に一枚の紙を渡した
私は紙を受け取ると読む事にした
"最愛なる葵へ
私が死んだ時、鷹に会いなさい
鷹はあなたのお兄さん
後、私は"未来"から来たの
あなたと鷹と私は
この世界の人間じゃ無いの。
鷹・・・葵をよろしくね
美世より
読み終わり私は涙を流した
「未来?」
「ああ」
鷹が言い自分のズボンのポケットから飴を取り出した
「この飴はな、未来に帰れる飴なんだ」