俺が守ってやる
「総司おまっまだ・・・」
総司を睨む、土方
「土方さんもですか?しつこいですねぇ」
総司は腕を組んでる
「いつまで?」
私は首を傾げた
2人はわかってるらしい
私だけ仲間外れ?
「あお!てめえ、さっき俺を、おっさん呼ばわりしたな?」
ああそうだった!
「としz・・・・「葵さん呼び捨てはダメですよー」
総司が遮る
<総司の奴>
「俺の呼び方は呼び捨s「だめっ」
総司は遮ってばっかりだと
葵と土方は悟った
何がなんでも言わせたく無いらしい
「じゃ、土方さんでいい?」
「・・・ああ」
土方は曖昧な返事をした・・・
「土方さんちょっと・・・」
「ああわかってる」
総司と土方2人は立ち上がる
「ど、何処行くの?」
私も立ち上がるが総司が慌てて葵の肩に手を掛けて座らせる
「ちょ?」
私は総司を見上げ土方も見たら
「まってろ」
2人は出て行ってしまったのだった
私は部屋で一人残されてしまった
"土方さん"
<んだ?>
"今何年なの?"
<文久3年・・・・・あお!!!大変だ!!!>
"え?"
<文久4年水無月・・・6月5日何の日か知ってるな?>
文久4年6月5日ってえっと?
"い、池田屋!?"
<取り敢えずだ、刀握れっか?>
"握った事ないけど・・・まさか握れとか言わ、無いよね?"
<そうだが。あおは、刀を握っててくれ俺が殺る>
"怖いよ・・・"
<大丈夫だ、俺が守ってやるから>
"あ、りがとう"
刀なんて現代で使ってたら銃刀法違反だよ!試衛館に居た時だって刀に触れて無いし・・・素人の私なのに
剣道なら多少出来る
鷹に護身として習ったから感謝だね
"剣道は少し出来るよ"