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新撰組は何処?

眩しくて目が冴える

ん?血が臭い部屋じゃ無い

ここって、私が落ちた所だよね?

昨日手縛られていたけど取れてた



「くしゅん」



おっさんが此処に運んでくれた?


さむっ・・・・

昨日の声は歳三だよね?夢?

そうだよねっははっ後で無視しようっははっ


<ふんっ>


"わぁあああ!!!!!!急に声出すなーっ"




今は睦月どうりで寒いはずだ

私は立ち上がり外をみる雪が積もってた。



「雪っ・・・・」


<あお?後ろに......>





「おいっ今、末刻だぞ」





声が聞こえた方向をみる

昨日暗くって分からなかったけど

このおっさんイケメンって言うべきか?


ん?この人何処かでみたなぁ....どこだっ?


「さみぃ戸を閉めろっ」


「すいませんね・・・」



私は身体をボキボキと鳴らし襖を閉めた。



「あのなーっ牢で寝るか?普通?」


暗くって分からなかったけど

血の匂いしてたな・・・眠かったんだもん。

京の街に来て早々あんな目にあったから。やっちゃったなーと


「いやぁー昨日さ・・・」


私はおっさんに昨日の食い逃げの話を聞かせた


「食い逃げは捕まえたぞ」

おっさんが捕まえたのかな?

「おっさん凄い!店も困ってたから」

良かったぁと思っていた。

そう言って私はある重大な事を思い出し立ち上がる




「あ、新撰組の屯所何処にあるか知ってる?」





「は?本気で言ってんのか?」




私の発言に心底驚いた様子だった

そして睨まれる

このピリピリ感は何かな?

もしかして.....敵????

殺気が部屋中に充満する


「殺気沈めろー」

私は不思議そうに首を傾げた何故

昨日のおっさんに殺気を向けられる!?意味分からないなー

おっさんはハァーっと溜息を漏らした


「あのなーここがそうだぞ?」




えええええっっここがあぁあああ


「って事は・・・・ここに宗次郎と

えっとー勝太と歳三とか居るの?」

スラスラと答えると、おっさんは目を見開いた。

またしても状況がつかめない早く連れてって!会いたいんだって

何処にいるのーっ・・・・

「あ、特に歳三に会いたいから連れてって!おっさん!!」

おっさんの肩を掴んで私は揺らした



「お、オイっっっっっ」



おっさんが、肩をビクつかせて

私の顔をジッと見つめて来た

怖ッ!!!腕を組んで暫く考えてた

おっさんは一言




「歳三は俺だ」

そう言い、おっさんも立ち上がった

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