表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/20

この人は誰?

「だから言ってるでしょうが・・・

忍び?してないって!!!

こんなとこに入れるなんてなに考えてるの?」



二時間も同じ話を繰り返してる

一体何の為?本気で苛々するなぁ


「あ"ぁ良い加減、忍びと認めろ認めたら出してやると言った筈だ」


「しつこい、おっさんだねぇ!忍びって

そもそもなんだよ・・・おっさんもさー暇なの?」


そろそろ縛られてる手が本気で痛く額には汗が滲んだ



「おっさんじゃねぇ!暇なわけあるかっ」



牢の中の私、牢の外のおっさん


おっさんはキャンキャン吠えている

はぁーッいつまで続くのかな

会いたいのだけど敵なのかなハァー

そもそも、ここ何処?暗いなぁ、、、


「おっさん?もうイイでしょ」

ふわーっと欠伸が出る暗いと眠くなるのよねー私


「眠っ暗くって静かだと眠く・・・フワァおやすみ・・・」

私は手が痛いけど、眠くって目を瞑る


「ちょ、寝んじゃねぇ!てめぇまだ終わちゃいねぇ起きろ!」

おっさんが牢に入って来て私の、身体を何度も揺すられる


おっさんの手暖かいな余計眠くなる

おっさんの声が段々遠くなった




<あお?俺の声聞こえるか?>


私の心の中で声が聞こえた・・・なんで?



"んん?声が聞こえる?"




<あぁそうだ.....こんな事になっちまって、すまねぇ>




"仕方ないよーって土方?なんで声が聞こえるの?"



<お前の中に入らしてもらったんだ>



"そんな事も出来るのーっ!"



<あお....本当すまねぇ、こんな事頼めるのは、あおだけなんだ>

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ