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三週間目 海だぁぁぁ!

わぁ。遅れすぎだぁ(ゲームしていた人)

色々雑、誤字、脱字、ミスあるかも

十五話 海だぁぁぁ!

「青い空…綺麗な浜辺…海だぁぁぁ!」

「はしゃいでるね…(真雨の世界を復元するために命を削った人)」

「ありがとうね!塩!私のいた世界にまた来れるなんて嬉しい!」

「うぅ…」

「大丈夫か?」

チャッピーが塩を支えた。私は消えた物を作り直すということがかなりの労力だということを目の前で思い知らされた。

ということで!皆と復元された自分の世界にやってきた!そこで夏を満喫…する!よし…着替えよう!チャッピーがここら一帯を貸し切りにしてくれたからそこにあった着替え室で水着に着替えた。チャッピーに頼んで作って貰った可愛い水着である。ほかの皆も着替えたようだ。塩と泳ぎたかったので塩を呼び出した。

「塩~」

「どしたー?」

「一緒に泳いでくれない?」

「いいよ!」

海はとても冷えていて小魚が泳いでいた。こんな所が近くにあったんだと家に引きこもっていた時期を悔やんだ。塩としばらく泳いでいる時。凄く楽しかった。ただしばらくすると…

「本気で泳いでみていい?」

「え?いいよ」

そう返すと塩は津波のような波を立てながら向こうへと泳いでいった。私はその津波のような波で浜辺まで飛ばされてしまった。…戻ってきたら他の泳ぎ方教えて貰おうかな。


十六話 のんびり…出来なかった

「ふんふん♪」

レジィと一緒に海水浴。ちゃんと日焼け止めとかも持ってきたから塗っておかない…あ、レジィにも塗ってあげないと…あ、寝てる。

「レジィ~おーきーてー」

「なぁに…?ルルちゃん…」

「日焼け止め。塗らないと」

「ふわぁ…日焼け止め?」

「日焼けしたら痛いでしょ?」

「ありがとう…日焼け止めって何だか魔法みたい」

「レジィが居た世界にはそういう魔法無かったの?」

「戦闘系しか開発してなかったからね…」

そんな会話をしながら日焼け止めを体に塗った。向こうのピーチバレーのボールが飛んでこない事を祈りビーチチェアでゴロゴロのんびりと過ごした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ウォッチがビーチバレーをやりたいと言い出し暇そうな人(全員暇じゃないのか?)が集められた。

「準備はいいか?ウォッチ、084」

「うん!」

「ああ」

「エグゼ、ユキはどうだ」

「大丈夫!」

「コンディションバッチリだ!そると審判しっかりしなよ」

「はいはい…では、始め!」

試合が始まった…が084とエグゼのせいでウォッチとユキが置物に。どちらも引きをとらずその状態が続いた。しかしウォッチが動いたことで盤面は最悪に。ウォッチは084が返すはずだったボールをスマッシュ。しかしそのボールは高く飛び上がりエグゼチームに1点とボードに書いているとボールが飛んでいったほうから人の声がした。なんと海水浴しているルルの顔面に直撃したのだ。全員の背筋が凍った。立ち上がりそこにいたのは般若の顔をした殺意が凄いナイフを持ったルルが立っていた。

「まず…誰からズタズタにされたい?」

サラッと逃げようとするウォッチ。俺は逃げ行く先を銃で撃った。

「ウォッチぃ?ズタズタにするね?ついでに084も」

「逃げるぞ。お前ら」

そうして俺ら三人は海を泳ぐことにしたのだった。あの二人はもう無理だろう…そうして海を泳いでいると思わぬトラブルが発生した。なんと大波がこちらに押し寄せてきたのだ。

「波…!?」

「でかすぎない…!?」

「ニャアアアアア!?」

バッッシャァァァァン!

10分後…

「あ、エグゼ」

「ゲホッゲホッ…助けてもよかったんじゃないの!?俺のこと!」

「それよりユキが溺れかけたからな。お前なら大丈夫だろうと思って」

「悪魔!鬼!人でなし!」

「お前も人のこと言えないだろ」


十七話 バーベキューはオススメできない

「…危ないな」

丁度ちゃしばとバーベキューしようとしたのに、突然大きな波が来て釣った魚もどこかへ行ってしまったよ。炭は無事だけどバーベキューセットはびしょ濡れ。

「魚。釣ってくる!」

「その必要は無い」

なんとジョーシーが魚を釣っていた!

「ジョーシー。魚釣れたんだな」

「海賊の時に仲間から教えて貰っていたんだ」

「じゃあ…バーベキューセット。乾かすか…」

ロッドの熱で10分後…

無事、乾燥完了。サクッと準備して火もサクッと点いて魚を焼き始めた。

「小魚しか居なかったのにどうやって大きいを?」

「泳いで捕まえた」

本当に人…?このジョーシーとかいう男。

「それにしても細いな」

「剣の代わりかもしれないな!」

「剣の代わりにしたらすぐぐちゃぐちゃになっちゃうよ…」

「あ。魚焼いてる」

声の方からホワイト、エラー、エナがやってきた。

「さっき泳いだから魚を食べたい!スタミナ回復に丁度良い…かな?」

「さぁな。ほら焼けた焼けた」

「やった!」

「ジョーシー!魚は?」

「まだある」

「ガンガン焼いていこう!」

「俺もやる!」

そうホワイトが言うとこっちに寄ってきた。

「いいぜ」

あ、嫌な予感。

「嫌な予感が…」

「僕も…」

ジュー…

ホワイトが魚を焼き始めた。すると魚が光り始めた。これは…

「爆ぜるな」

「あれ本当に魚かな…」

ドカーン!!

「ゲホッゲホッ…大丈夫か?」

「うん。水着が真っ黒だけどね」

そのタイミングで丁度ホワイトが起き上がりこう言った。なんで爆発したんだろうと。

「俺が知りたいわ!」「分からないよ!」

そんな言葉が地平線まで響いた。


十八話 上から見下ろすと

俺は大木の上に座っていた。気持ちいい潮風とセミの鳴き声は夏を感じさせた。なにかトラブルが起きないように上から見ていたのだが…起こらないはずもなく。ルルをウォッチと084が怒らせ文字通りズタズタに。塩が泳いだ時に発生した大波が浜でガヤガヤしていた皆を押し流した。ロッドとちゃしばがバーベキューしようとしたがホワイトが魚を焼いて爆散…本格的に心配になってきたな…

「おーい、チャッピー。何してるんだ?」

声の方へ振り返るとショウが自分の座っていた所まで上ってきていた。

「ここからどんなことが起こるのか眺めていたんだ。要するに高みの見物だ」

「あーね。じゃ俺は戻るぜ~」

そう言って木から下りていった…あいつずっとチャッピー号に居るな。海が苦手か?

「ばぁ!」

「エナか…少し驚いてしまったよ」

「これがやりたかっただけ~私もチャッピーと一緒に景色を見るね」

そう言って隣に座った。今皆は何をしているのかを見るとバーベキューがお店になっていたりビーチバレーは公式の試合だった。この一瞬でどれだけのことが起こったのだろうか…それを知る術はない。ただ楽しそうということだけしか俺には分からなかった。そう考えてしまうのは徹夜のしすぎかもしれない。


十九話 なんか進化してた

俺は真雨にバタフライのやり方を教えていた。真雨は少しずつコツを掴みバタフライが出来るようになっていた。そうして休憩の為に海から出るとなんと店が建っていた。返るときはまっさらにするとかチャッピー言っていたけど…これは止めるべきだったのでは…?

「海の家?さっきまでなかったよね」

「海の家…かどうか分かんないけどさっきまで無かった」

「あ、塩、真雨。かき氷いる?」

中からロッドが顔を出してきた。本格的なお店のようだ。

「かき氷!?食べたい!!」

「じゃあそれ俺も食べようかな」

「じゃあそこのテーブルに座ってて~」

しばらくちゃしばが作ったであろうお店の中眺めた。素人だったからなんか凄いということしか分からなかった。そうしてちゃしばがかき氷という物を持ってきた。

「かき氷だよ~シロップは自分でかけてね!」

「わぁ~ブルーハワイかけちゃお~」

「じゃあ…イチゴにしてみるか」

シロップをかけると氷の山は小さくなりまるで火山のようにも見えた。俺はその時にかき氷の面白さを知ったのかも知れない。真雨のかき氷は青色で…青色だった。かき氷をパクパク食べていくと体はとても冷えた。

「頭が痛い…」

「かき氷頭痛だね。勢いよく食べたからだよ」

「そうなの…!?」

「そうだよ。あ!向こうでビーチバレーやってるぅ!」

「おー」

あれって能力とか使いまくってるけどこれスポーツとして成り立っているのかな…

「まぁ…いっか」


二十話 怖いものは怖い

「本当にやるの?これ…」

「もちろん」

「それが肝試し。だよ?」

真雨が肝試しというものをやろうと言ってルルと俺を連れて廃ビルにやってきた。俺は幽霊は超怖くてこういうことは積極的に避けてきた…でもこうなるなんて…

「行っくよ!カメラも準備したし!」

「塩。ビクビクしてないでいくよ」

「う…うわあ、ああ…」

廃ビルへご入場です…しばらくすると真雨は落ちていたポスターを拾った。

「これ…あのチェルニコーポレーションのポスターじゃん。どうしてここに?」

「それ、どんな会社?」

「すっごい大きかった運送会社だったけど内部告発で色々なハラスメントがバレて…塩と出会う前に潰れた会社だね」

「ヤバい所だったんだね…」

二人がそう話をしている間に先に進んだ。結局先に進むのなら一人で先に進んで早く終わらせてやる!と思い先へ進んだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「そんなことが…って塩は?」

ルルに言われて周りを見渡してみたけど…

「あれ?どこに行ったのかな」

「怖すぎて戻っていったんじゃない?」

「塩は相当なことじゃないとそんなことしないよ!」

「じゃあ先に進んだ?」

「かも。行ってみよう」

先に私たちは進むと色々な部屋がある廊下に出た。入ってみたい気持ちもあったけどなんと扉が開かなかった。あまり扉は錆びていないしドアノブも丸いタイプ。なんで?

「ギャアアアアア!!」

「塩の声だ!」

「2階に急ぐよ!」

廊下を走り急いで二階へ向かうと光が見えた。あそこかもと行ってみると腰を抜かした塩が。さっきの光は床に落ちていた塩が持っていた懐中電灯だった。

「大丈夫?」

「そ、そこに…」

「呪い殺す準備は出来てるよ…」

「物騒だよ!あそこ?」

丁度角になっている場所しばらく待つと…ヒョコッと何か現れた。

「キャアアアアア!!」

「ギャアアア!!」

「イヤアアアアアア!!」

「下がって真雨!」

「やだー!死んでるのに殺されたくないっ!」

「え?」

「しゃ、喋ったああああ!?!!!??」

「塩、落ち着いて。もしかしたら油断させてくるやつかも…」

「い、いやち、違い、ちが、ますよぉ?」

現れたのは事務服を着た幽霊お姉さん。こっちもあっちも混乱していて…なんだか…めちゃくちゃだよぉ!

~10分後…~

「落ち着いた?」

「はい…」

「名前は?なんて言うの?」

「釘宮リアと言います」

「リア…はどうしてここに?」

「実は…ハラスメントとかでここで死んでどこに行こうにもどうしようにもならなくて」

「なるほど…左手が足?と同じように半透明なのもそれが原因?」

「はい。この会社の社長はクソ野郎でして…隠蔽、横領もしてましたので!今頃死んでれば良いのに…!」

「あの人メキシコに逃げて銃殺されてるんだよね」

「え?ヨッシャじゃなくて…うーん…シャア!ざまぁ!」

「悪化した…」

「なんで?」

「とりあえずここで合ったのも何かの縁。暇だし…ゲフンゲフン…着いていってもいいですか?」

「隠せてないよ…それいいけどさ!」

「やった!」

「また賑やかになるね」

「所で…塩と真雨って付き合ってるんですか?」

「い、いやいやそそそそんなわけないじじゃん!?」

「付き合ってる…?」

「塩…あまり気にしないで」


二十一話 異変、消滅、これから

俺らはリアを連れてチャッピーの所へ向かった。

「ふむ…本当は研究をしてみたいものだ。幽霊という存在を」

「え?まさか、あんなことや、こんなことを…!?」

「いや、幽霊という存在は今まで会ってこなかった。君のように話せる友好的な幽霊は聞いたことはないしそれに…」

~三時間後…~

「…もしかしたらそれらを使えば壁をすり抜けられるようになるのではと推測している。それにすり抜けを使えばワープ時もかなり楽になり…」

「ストップ!チャッピー!日暮れてるから!」

「おっと…つい夢中になってしまった。肉を準備してくる」

「バーベキュー~!」

真雨は待ちくたびれているようだ。しばらくチャッピーが用意した肉を持ってくる間、リアを真雨に任せてホワイトと話していた。するとやはりというか仲が良くなっていた。女の子ってどうしてすぐに溶け込めるのだろうか謎である。チャッピーがすぐ戻ってこなかったので心配しチャッピー号へ向かおうとしたと同時にチャッピーが肉を持ってきた。遅いと文句を付けつつ楽しいバーベキューをした。もちろん爆発や小さな理由でジョーシーと真雨が対立したり色々なことが起こったと言わなければいけないほどのことが起きた。そうして地獄かもしれなかったバーベキューは終了した。しかし片付けをしている時だった。チャッピーと話ながらそるととエグゼと共に片付けていた。

「チャッピー。分別はこれで大丈夫か?」

「ああ。助かった」

「火、処理したよ~」

「少し待ってくれエグゼ」

「俺が行く!」

「塩~しまうの手伝ってくれてアザ!」

さて…皆ほとんどチャッピー号で帰る支度をしているし、早く行かないとな。いい一日だった。たまに遊び呆けるのは悪くはないな。

そう思いながらゴミをチャッピー号に運んでいると足下に奇妙なものが当たった。硬くもないが金属のよう。水銀とは違う。下を見下ろすとそこには黒いスライムのような生き物が。目や模様は灰色の四角形で出来ており立体ではなかった。こんな生き物は存在しない。突然溜める姿勢をすると突進してきた。俺はその突進に大きく飛ばされた。そんなに力を感じない突進に吹き飛ばされ驚いたが、レンチを取り出し反撃をすると二進数の数字が散り散りになって消えていった。

「なんだ…?今のは…」

そう思うのも束の間。すぐに同じような奴が岩陰から現れた。俺は少し様子をうかがうことにしたがそれは間違いに過ぎなかった。奴らが溜める姿勢をすると地面がバグり始めた。そう、バグを起こしたのだ。それが広がっていく。検証でそれに触れると抽象的になったように感じた。土のジャリジャリが消え土を掴むことは出来なかった。このまま放置はまずいと感じすぐにそいつらを始末したがまた仲間が出てくる。どこからかワープしてきたようにも感じずそもそもそこに「居た」ようにも感じた。するとそいつらは突然バグった地面に吸い込まれていった。なんだ?と思っていると銀色のオーロラのようなものがその地点こら広がり、入った物を黒くしていった。逃げなければ行けないと感じすぐに塩たちのもとへ。幸いなことにそこまで広がる側道は早くは無かった。そうして片付けをしている塩たちの元にきた。

「はぁ…はぁ…」

「そんな息荒くしてどうし…」

「なんだ…あれは!?」

「こっちに来てる…!?」

塩たちもあれを見てヤバいと思ったのだろう。俺の考えを読み取ったようにすぐにチャッピー号に乗り込んだ。俺もそれに続き緊急発進を決行し、なんとか逃れる事が出来た。塩と真雨は出会ったときもあのオーロラを見たと言っていた。そして真雨の世界は消えていた。

体感ようやく物語が始まった感。

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