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【完結】戦隊ブルーはクールでいたい〜頼むから俺を振り回すな〜  作者: 仮面大将G
最終決戦!ケイシソウカンマン!

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登場人物紹介

 暴走戦隊ハシレンジャー


〇橋田碧/ハシレブルー

 とある企業の経理部に所属する2年目の若手社員。24歳。

 子どもの頃にテレビで見た戦隊のブルーに憧れ、クールを目指すようになる。本人はクールでいたいと願っているが、周りがボケばかりのためツッコミ役になることがほとんど。口癖は「こんなのはクールじゃない……」。

 また素は少し天然が入っており、気づくとユーモラスな方向に思考が働いてしまう。そのため黄花にクールじゃないことを指摘されることもしばしば。

 ホーテーソク団が地球にやって来た際にハシレイにスカウトされ、ハシレブルーとして戦うようになる。

 武器は銃で、徒手空拳の時は回し蹴りを多用して戦う。

 名乗り口上は「青い突風! ハシレブルー!」。

 物語の後半で鳥羽部長への恋心を自覚し、最終的には結婚した。なおそれまでの恋愛経験はたった1人で、しかも相手は鳥羽部長の妹、鳥羽栞。意図せず姉妹と付き合うことになってしまったが、本人は気にしないようにしている。


〇早川紅希/ハシレッド

 アルバイトを転々とし、住所不定のフリーター。22歳。公園のトイレやダンボールに住んでいたが、ハシレイと出会ってからは半分基地に住んでいる。

 性格は典型的な熱血バカで、口癖は「エンジン全開だー!」。

 肉が好物で常に何か食べているが、魚と野菜は受け付けない。特に魚は本人も専門外と言い張っている。

 また移動方法は倒立を伴うことが多く、三点倒立をしたまま走ることができる。しかも早い。

 一応ハシレンジャーのリーダーを務めており、名乗りの爆発を利用するなど突拍子も無い戦略を立てることが多い。

 ハシレッドとしては武器の鉄パイプを振り回して戦うスタイル。

 名乗り口上は「赤い暴走! ハシレッド!」。

 紅希の声でチェンジを指示することも多く、戦隊のレッドとしての役割は辛うじて全うしている。


〇宗院黄花/ハシレイエロー

 宗院財閥の令嬢で、占いが趣味の23歳。

 紅茶が好物で、基地でも常に紅茶を飲んでいる。ただし、ティーカップで飲んでいることはほとんど無く、メスシリンダーなど実験器具で飲んでいることが多い。

 少しミステリアスな雰囲気だが天然で、紅希よりも突拍子の無いことやその場に関係の無いことを言い出す。

 口癖は「〜にもほどがあるわね」。

 ハシレイエローとしては黄色いツインダガーを使って素早い動きで戦うスタイル。

 意外と戦隊の活動には真剣なところがあり、戦略を立てたり戦闘の核になることも多い。

 名乗り口上は「黄色い光! ハシレイエロー!」。

 また物語中盤でハシレイに潜在能力を引き出され、テレパシーが使えるようになった。ただし天然なので、テレパシーを使ってボケることもある。


〇鳥羽桃子/ハシレピンク

 碧が働く企業の経理部長。28歳。

 基本的にビジネススーツはピンクで、ショッキングピンクのものを着ていることが多い。

 茶髪で巻き髪、長いネイルと高いヒールという到底会社員とは思えないような見た目をしているが、上層部に気に入られており若くして部長に昇進した。

 新入社員で碧が経理部に入った時から可愛がっており、碧をイジることもしばしば。

 意外とストイックで、体型を維持するためにジムに通っている。またジムに行く時はピンクのジャージを着ている。

 紅希に影響され、逆立ちで移動することも多くなった。一時は逆立ちで滋賀県まで行こうとしていたが、名古屋で諦めて戻ってくるなど意味不明な行動が目立つ。

 元々戦隊ヒーローのピンクに憧れがあり、碧がハシレブルーだと判明した時から「私も変身したい」と願望を口にしていた。

 第46話でハシレンジャーがチェンジできなくなった際、ハシレイに試作品のハシレチェンジャーを貰って登場。ハシレピンクにチェンジして戦った。

 武器は爆弾で、無限に出てくる爆弾をめちゃくちゃに投げるというとんでもない戦法を取る。

 名乗り口上は「ピンクに突撃! ハシレピンク!」。

 碧の恋愛経験が少ないことを気にかけ、元カノと知らずに妹の栞を紹介。むしろその栞にアシストされる形で碧と付き合うようになり、最終話で結婚した。


〇ハシレオ・ハシレイ/ハシレブラック

 ハシレンジャーの司令官兼メカニック担当。常に黒いフルフェイスのヘルメットを被っている。紅希、碧、黄花を無理やりスカウトし、ハシレンジャーにした張本人。何故か関西弁で話す。

 ボーソー星から来た宇宙人で、地球に来たのは故郷がホーテーソク団に滅ぼされたため。

 ホーテーソク団がやって来るタイミングを見計らっていたが、春のセンバツを見ていたら動き出しが遅れてしまい、結局ホーテーソク団の被害が出てからハシレンジャーを組織する形となった。

 司令官ながら真面目に話すことはほとんど無く、余計な情報を入れてくることが多い。

 何故か紙類が好きで、戦闘のついでに紙類のお使いを頼むこともしばしば。

 ホーテーソク団に詳しすぎることから、一時は碧にホーテーソク団側なのではと疑われていた。しかし実際はボーソー星にホーテーソク団がやって来た際にトイレの清掃員として潜入し、ケイブマンと仲良くなったから詳しかっただけ。

 ずっとチェンジできることを隠していたが、終盤でハシレブラックにチェンジ。

 ハシレブラックとしては釘バットを使ったヤンキースタイルで戦う。バットに刺さっている釘は飛ばすことができ、敵に当たると爆発する。

 名乗り口上は長いバージョンと短いバージョンがあり、長い方は長すぎるので本編でもフルで言えたことは無い。短い方は「黒い爆風! ハシレブラック!」。

 パワーアップアイテムのリーゼントカツラやハシレンジャーロボ、ハシレンジャーロボを強化するためのバイクなど本編中にも様々なアイテムを開発。また黄花の潜在能力を引き出す実験を成功させ、テレパシーが使えるようにするなど有能ではある。

 最終話で碧と鳥羽部長の結婚式に出席した際は流石にヘルメットを取ったが、そこで初めてハゲていることが判明。


 ホーテーソク団(幹部)


〇ケイブマン

 ホーテーソク団の最弱幹部。最近昇進して幹部になった。カタコトで話すのが特徴。

 更正しかけた一般怪人を後ろから刺す、紅希を洗脳して寝返らせるなど幹部らしく非道なことをしていた。

 しかし金にものを言わせて肉ビュッフェを用意した黄花の策で紅希の洗脳が解け、そのまま倒された。

 幼稚園を除籍されている。


〇ケイシマン

 ホーテーソク団の脳筋幹部。ぶっきらぼうな口調でアホなことを言う根っからの脳筋。暇な時はサラダチキンを持ち上げたりダンベルを食べたりしている。また愛車のパトカーはシャコタンにカスタムしており、「廉価上等」と書かれたステッカーを貼っている。

 おにごっこやだるまさんがころんだでハシレンジャーと勝負しようとしていたが、リーゼントによってパワーアップしたハシレッドに倒された。

 MBTIはINFP(仲介者)。


〇ケイシセイマン

 ホーテーソク団のギャル幹部。軽い口調で話す、ホーテーソク団唯一の女性幹部。

 相手の言動を操る能力を持っており、碧と鳥羽部長を操ってハシレンジャーを倒そうとした。紅希がハシレッドリーゼントカスタムにチェンジし、ぶん殴ることで碧と鳥羽部長の正気を取り戻した。

 そのままハシレンジャーに倒され、吹っ飛んで行った。


〇ケイシチョウマン

 ホーテーソク団の陰キャ幹部。人を論破することに快感を覚えるタイプで、ケイシセイマン、ケイシカンマンと同時に登場。

 ハシレンジャーの名乗り爆破で吹き飛ばされ、ゴミ山にいたところを蕎麦屋の親父さんに拾われた。

 その後ハシレンジャーに見つかった際は決着を付けようとしていたが、人に迷惑がかからない場所を探すなど更正しかけていた。それを碧が見抜き、改めてハシレンジャーと話すことで改心。それ以降は真面目に蕎麦屋で働いている。

 ケイシソウカンマンとの最終決戦では、ケイシソウカンマンが実は激弱で、人柄だけで成り上がったことを暴露。戦いに思わぬ形で終止符を打った。


〇ケイシカンマン

 ホーテーソク団のバカ幹部。一応幹部の中では最高位だが、掛け算の答えが全て2になるなどバカさ加減で飛び抜けている。

 ケイシセイマン、ケイシチョウマンと同時に登場。ハシレンジャーに名乗り爆破で吹き飛ばされたかと思いきや、踏ん張って基地の中に残っていた。

 紅希と黄花に捕まり、ハシレイの予備のヘルメットを被せられて抜けなくなった。また猿轡代わりにハシレイが暇つぶしに作った折り鶴を大量に口に入れられているなど、散々な目に遭った。

 最終的にはハシレイによって改造され、ハシレンジャーロボになる。自我を失ったかと思われたが、自発的に交通整理をするなど微かに自我が残っている模様。


〇ケイシソウカンマン

 ホーテーソク団のボス。武装した戦闘員や巨大ロボ兵など、他の幹部が動かせない戦力を動かすことができる。

 何故か口調は体育会系で、「〜っす」という語尾で話す。物凄く礼儀正しく、ハシレンジャーと初めて会った時にも全力で挨拶した。

 戦闘員だけでなく自身も相当強いかと思われたが、実際は人柄だけでホーテーソク団のボスに成り上がっただけで、戦闘力は低いことが判明。ホーテーソク団に入ったのも、怖い先輩に強制されたからというラグビー部みたいな理由だった。

 本当は戦いたくないという本心を黄花に見抜かれ、戦うことをやめた。

 最終的にはハシレンジャーと和解しており、碧と鳥羽部長の結婚式にケイシチョウマンと共に出席していた。


 その他の登場人物


〇鳥羽栞

 碧の高校時代の元カノで、鳥羽部長の妹。碧の恋愛経験が1人しか無いことを心配した鳥羽部長が、栞をお見合い相手にブッキング。元カノと知らずにブッキングしてしまったため、2人の関係性を知った鳥羽部長はそそくさと退席していった。

 碧が理屈っぽく話すのが嫌で別れたと言っているが、碧のツッコミは好きだったらしい。姉である鳥羽部長とは毛色が違うものの、ボケ気質が強いため碧に惹かれたものと思われる。

 お見合いでは碧と鳥羽部長のお互いを想う気持ちを察しており、碧に「お姉ちゃんをよろしくね」という言葉を残して退席。

 それ以降、碧は自分の気持ちに少しずつ気づくようになる。


〇酒田さん

 ハシレンジャーの基地の近所に住む謎の人物。何故か碧以外のハシレンジャーと面識がある。

 坂の上に家があるため、紅希と鳥羽部長の逆立ち坂ダッシュのゴール地点になっている。

 黄花には星占いをしてもらったことがあり、もうすぐ奥さんが不倫するけど、相手が実の息子さんだと言われた。

 ハシレイには将棋でボロ勝ちしており、普段から絡みがある模様。何故か碧とだけ全く面識が無く、碧視点で語られる本編中では容姿や性別、年齢など一切の情報が分からない。


〇地井健人

 ハシレンジャーの基地がある地域を担当している郵便屋。ハシレイが推している女優、村里愛華からの残暑見舞いを持って来たり、ケイシソウカンマンからの果たし状を持って来たりした。

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堂々完結おめでとうございます!! 毎話楽しく読ませて頂きました! プライベートで辛い時も、ここに通っては笑って元気を貰いました!元気なときは更に元気になりました! あっという間に百話……! 最後まで笑…
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