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呪い屋本舗4 (もはや題名は無意味だ)  作者: ぽしょなれ


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45/52

44.ベータ5経過観察(15) ロイの方舟(5) 海は危険

この大陸には大型の魔物は居ない。確かに。

でも海には居た。でっかいのが。

シーサーペントである。

しかもうじゃうじゃと。

リーダーらしき個体に向かって「ティム」

久々にやった。名前は『しーさん』

人間の乗る船を襲わないように頼んでおいた。

対価は『駆除しないであげる』だ。

とりあえず海岸近くには来ないようにお願いした。

近づいただけで転覆しちゃうからね。

最寄りの海岸はしーさん達の縄張りの中なので他の大型の海の魔物は近づかないだろう。


あっ、隣の大陸には大型の魔獣が居た。

ドラゴンだ。

とりあえず此方の大陸に来ないようにお願いした。バジルが。

俺がお願いしても良いんだけど、スペースキングドラゴンからお願いしたほうが良いだろう。

なんといっても圧力がハンパない。


これで魔獣関係は大丈夫かな。


生態系調査と試験農場の次は畜産だな。

乳牛は居ないので牛乳などは入手できないなって思ったいたら、なんと牛乳の木があった。ヤシの実みたいなのを割ると牛乳が詰まっている。いや木乳かな。性質はほぼ同じで細菌類は無い。ココナッツミルクみたいだ、名前もココミルク。

ココミルク畑が必要になった。これは素晴らしい、牛ゲップメタンガスも発生しないし。

でも牛糞の肥料は手に入らないな。

と思っていたら、なんとこの木の実の5個に1つは肥料が詰まっていた。つまり自分の肥料も自分で作っていた。実をぽんぽんって叩いて、鈍い音がしたらココミルク、高い音がしたら肥料が入っている。

早速試験農場で栽培を始めた。素晴らしい。ただ実がなるまでは時間がかかると言う問題があるが逆に、日持ちが良いと言う利点もある。

タマゴが欲しい。ニワトリに似た鳥を見つけたので捕まえて飼ってみた。本体が小さいのでタマゴも小さい。品種改良して大きくしよう。餌は試験農場で発生した食用に向かなかった穀類などだが飼料としては有用みたいだ。

その飼料をネズミが食い荒らすので猫ちゃんを飼った。強そうなやつをティムしたらボスネコになって集団でネズミ狩りをする様になった。今や孤児達の人気者だ。名前はそのまま『おやびん』にした。ネコと犬の良いとこ取りした様な性格だ。

ある日、もう一匹連れてきて、番になるから眷属化して欲しいと頼んできた。寿命が違うからね。

『おかみん』と名付けた。

先発隊基地の守りをお願いした。






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