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第三十八話「若くて可愛い不動産屋の女性」

「顔認証が完了しました。扉が開きます。中へお進みください」


 屋敷の第一玄関から発せられたアナウンスの声に従い、アレスは玄関前で約1分間、直立不動の姿勢を取っていた。それから顔認証が完了した後、人間の背丈の2倍以上の大きさを誇る両開きの扉が、轟音をぶち鳴らしながら、ゆっくりと開いた。


「ったく。なんであの時、こんな玄関を買っちまったんだろな。セキュリティーがいくら優れているからといってもだな……。

 この生体認証ってやつ? いちいち時間がかかりすぎるんだよな」


 アレスはグチグチと文句を垂れながら、扉の奥へと進んでいく。


 ちなみにこのゴットバルト邸の玄関は、まるで関所のような屈強な造りとなっており、第一玄関の奥に、もう1つ第二玄関なるモノまで存在していた。それぞれの玄関には、2段階認証システムなるモノが組み込まれており、それらの2つの関門を超えた後、ようやくメインの屋敷の敷地内に立ち入ることができた。このようにゴットバルト邸の玄関口は、無駄に大掛かりな造りとなっているのだ。


 これもアレスが約20億ゼニーの大金でこの豪邸を買った際に、その時お世話になった不動産屋の女性から、オプションとして勧められたものだった。何でもここ最近の富裕層界隈では『魔術機械』がブームとなっているようで、何でも物体に魔力を込め、それを原動力として動く自動化機器の需要が増しているのだとか。そのため昨今のアスピリッサは、このような商品開発の流れが活発化していて、次々と新商品が販売されている状況とのことだ。


 その頃の話の流れでアレスは、不動産屋の女性から『自動開閉式の玄関を購入することは、英雄アレス様にとってこの上なくステータスになりますよ。しかもこの玄関、喋ることができるんです。魔術の力で生成された音声案内の技術で、客人の案内までできちゃう優れ物なので、是非、夢のマイホームを購入するこの機会に、オプションとしてつけちゃいましょう! 一生にそう何度もない大きな買い物ですからね、夢のマイホームは。この機会を逃したら、もう次はありませんよ! 今回だけの特別特化です!』との熱烈な勧めがあり、まんまと口車に乗せられてしまったのである。


 それからいざ”喋る自動開閉式の玄関”を購入したはいいものの、この玄関の維持費だけで、毎月200万ゼニーを支払う羽目になっていた。何でも魔力補充のためのエネルギー代といった名目で、半永久的に支払わなければならないらしい。


 ちなみにこの第一玄関と第二玄関のオプション価格は、2億ゼニー。都会の一等地で100坪の家を余裕で買えてしまうだけの値段だ。

 しかし現役のSランク冒険者として、ブイブイ言わせていた時の彼にとっては2億ゼニーなど、はした金に過ぎなかった。明らかに無駄が過ぎる魔術機器を掴まされてしまっているアレスなのだが、その時の彼は痛くも痒くも感じていなかったのである。


 このように莫大なお金を手にする立場となった途端、あの手この手で様々な業者から相手にされるようになったアレス。当然、Sランク冒険者になる前のアレスは、女性に対して免疫などあるはずもなかった。少しばかり若くて可愛めな不動産屋の女性に言い寄られようものなら、自動開閉式の玄関でも夢のマイホームでも、ホイホイといとも簡単に買わされてしまうのである。女性に散々振り回され、手玉に取られる哀れな男とは、まさに彼のことを指す言葉と言えよう。


「あーあ、俺の夢のマイホームが……。あの時の喜びはひとしおだったな。まさかこの俺が、こんな形で手放さなきゃならんとは」


 それでも以前までは、大抵の問題をお金の力で解決できていた。だが現実的にそうも言っていられない状況となってしまったため、この豪邸を競売にかけ、さっさと売り飛ばさなければならなくなったのだ。要するに今の彼の心境としては、土地の権利金諸々含めて、少しでも手元に金を残しておきたい状況なのであった。


「これから生活水準を下げなくちゃいけねえだなんて、辛すぎんよぉ。こうなるとは、想像付かなかったな。人生って恐ろしいや」


 夢のマイホームを手にすることは、アレスにとって社会的なバロメーターの1つだった。そんな富の象徴とも言える、夢のマイホームを手放さなければならなくなることは、アレスにとって、あまりにも喪失感が大きかったのである。

 確かにあの時の不動産屋の女性からは、あからさまな営業トークで「自分へのご褒美」とか「出世払い」とか盛んに煽られ、上手い具合に財布の紐を緩ませられた。正直な話、アレスは恰好なカモである。

 しかし当のアレスにとっては、例え不動産屋の女性に恰好なカモにされていたとしても、そもそもの話、そうした言葉をかけてもらえるだけの社会的地位と収入を手に入れられたといったその事実が、この上なく彼自身の誇りとなっていたのである。 



「……合言葉、認識しました。どうぞ中へお入りください。この先は、アレス・ゴットバルト様のお屋敷の敷地内となります」


 第二玄関のアナウンスに従い、アレスが合言葉である『アレス・ゴットバルトは歴代最強の無敵艦隊』と唱えると、門が開いた。ここまでの所要時間は5分少々。メインの屋敷までたどり着くのに、玄関口から流れるアナウンスだけで、それだけの時間がかかっていたのである。


 第二玄関をくぐり、屋敷の敷地内に出ると、青々とした芝生が広がっていた。

 大規模な円形闘技場クラスの屋敷を、ぐるりと取り囲むように敷き詰められた芝生は、どこを見渡しても均一に整えられている。これといって土が剥き出しになっている箇所もなく、隅々まで手入れされている。景観はまさに最高クラスだ。


「はあー、癒される~。食後のコーヒーを飲んだ後のような爽快な芝生の眺めだ」


 そう言って、うっとりした表情を浮かべるアレス。さぞかし整備された芝生を前に、心が浄化されたような気分となっているのだろう。


 さらに屋敷に向かって歩いていくと、その道中で物置小屋から馬小屋、養鶏小屋、酪農小屋が点々と並んでいた。

 それらの建物もアレスがこの周辺の土地を購入し、その土地の上に夢のマイホームを建設した時にオプションで追加したものだ。

 これも某不動産屋の女性からの熱烈な勧めがあったためである。


『今の世の中、変化が大変著しいです。イナゴの大量発生に、干ばつに水害に人口増加といった様々な社会問題があります。いついかなる時に、食糧難に見舞われるかわかったものじゃありません。備えあれば患いなし。

 こちらのプランは仮に飢饉が発生して、自給自足の必要に迫られたとしても、すぐに対応できます。名付けて村づくりプラン。是非、お試しあれ』


 ……などと言って、不動産屋の女性からは、その時もちゃっかりと正式な契約書類にサインさせられたのだった。

 何度も言うように、若くて可愛い女性に滅法弱いアレスは大変ウブな性格をしている。女性から飲みの場で酒をせがまれるとまず断れないほどに。それが計算されたあざとさと分かっていても、女性経験の少ないアレスは自身の胸の高鳴りを抑えることができない。したがって、そのまま女性の要求を飲んでしまうのだ。女性の免疫がないと、誰しもそうなってしまうのである。アレスなら、なおのことだ。

 そういう訳で、この時の場合も村づくりプランの契約を、安易に締結してしまったのである。


「でも今にして思えば、あの時、村づくりプランを契約しといてよかったな。一応このプランの支払いは完済してるし、しばらく金がなくても、食うのには困らなさそうだ。

 ……あの豪邸とこの土地は売り払うとして、売り払ったお金と家畜のそいつらを俺の故郷まで持って帰れば、のんびりと辺境生活できるな。何せアスピリッサと俺の故郷の紙幣価値って桁違いだし。Sランク冒険者として、討伐依頼をこなせなくなっても、これで問題なく余生は過ごせそうだ」


 彼の言うように、大都会アスピリッサと辺境にある彼の故郷ナッシングビレッジの紙幣価値は、桁違いだった。早い話、アスピリッサの1万ゼニーは、彼の故郷で言うところの紙幣価値1億ゼニーなのである。1万ゼニーもあれば、アスピリッサの五つ星ホテルに1日宿泊できるのだが、それを彼の故郷のレートに換算すると、何と地元の領主が所有する土地を丸ごと買収できてしまうのだ。

 まあ要するに、アスピリッサの英雄は、彼の故郷である田舎でも英雄になれるということである。

 召使い総勢20名の一斉解雇は既定路線だとしても、アレスは馬や鶏、牛の飼育の仕方を十分心得ている。大量の家畜を引き連れ、故郷に戻ることができれば、まず間違いなく彼の実母に手放しで称賛されることだろう。


 あの預金口座抹消の一件があってから、全てを失ってしまったアレス。だがそんな彼ではあるが、このようにまだ生きる望みはありそうだ。

 故郷の田舎であっても、辺境領主的な生活ができるとなれば、最早、汗水垂らして働くことなどせずともよくなる。むしろアレスにとっては、Sランク冒険者としてバリバリ働くことよりも、好都合なまであるかもしれない。


「ひえー、くたびれた」


 馬小屋や酪農小屋を抜けた先に、ようやく黒光りの豪邸が射程圏内に入ってきた。

 アレスにとって、ここまでの道のりは大変長く感じたようだ。まるで足腰の悪い老人のように、彼は肩で息をし始めていた。


「ったく本当、玄関から屋敷までどんだけ距離あんだよ。このプラン契約した奴、マジモンの馬鹿だろ」 


 ステータスがオール1となって色々と不便を感じるようになってから、余計にあの時の軽率な判断を下した自分自身に怒りを覚えている様子であった。



 見上げるほどの大きさを誇る3階建ての豪邸。その豪邸を取り囲むように、四方は自動開閉式の玄関らを始め、ゴーレム1体分の高さのある壁が続いている。豪邸の敷地内への魔獣の侵入に備えられるよう特注で造らせた壁で、ちょっとやそっとの衝撃程度では、簡単に壊れないようになっていた。


「この壁も難攻不落のお城みたいなモノを建ててみたくて、特注でお願いしたんだよな。はあ~、あの時は楽しかったな……。

 お金に不自由してなかったから、思い立ったことは何でもできたよな」


 魔獣の討伐依頼で稼いだお金で、敷地内にある1つ1つの建造物を好きなようにカスタマイズできていた彼。こうした贅沢なことができていたのも、アレスがSランク冒険者として名声をあげられたからである。

 しかしこうした生活も、まもなく終わりを迎えようとしている。アレスは自らの足で敷地内を歩いている中で、さぞかし色々な思いが交錯しているに違いなかった。


「やっと屋敷までたどり着いた。……ひとまずソファーで横になってから、これからのことをゆっくり考えますか」


 おそらく身体中に悪いガスが充満しているかのような感覚に陥っていると思われるアレス。

 その心持ちとしては、一秒でも早くふかふかのソファーにその身を委ねたいといったものに違いない。さぞかし、こびりついた1日の疲れから解放され、一刻も早く頭の中の緊張をほぐしたいことだろう。


 それからアレスが屋敷の玄関までたどり着き、扉の取っ手に手を伸ばそうとしていたその時だった。

 そちらに目をやった際に、彼はある異変に気が付いた。


「……んっ? なんだこれ。扉に鎖がかけられてやがる。これじゃあ、中に入れないじゃないか。誰だ、こんなイタズラしたのは」


 屋敷の扉には、鉄製の鎖がかけられていた。それも忌まわしき魔の存在を野に放たないよう、厳重に縛り付けているかのようにギッチギチに。決して封印を解かせてはならないといった強い意志を、その鎖からは感じさせるほどだった。

 この極太な鎖を破壊するには、おそらく特大のクリッパーが必要そうだ。


「勝手に鎖なんぞ、かけやがって! どうすりゃ引きちぎれんだよ、これ!

 ……昔の俺なら、目を瞑ってもこんな物、朝飯前でいけたのになあ。

 これもあのクソ女神が加護を授けたからだ。畜生、ド畜生!」


 アレスは怒りに狂えていた。

 スキャンダルの渦中にあった元老議員がよく、自宅の玄関の鍵穴を蝋で固められるといった嫌がらせを受けることがある。今回、アレスが銀行で暴力沙汰を起こし、牢獄にぶち込まれるという出来事を発端に、ここぞとばかりにアンチがイタズラを仕掛けてきたと、彼は思ったのだろう。

 アレスは自分のことは棚にあげて、得意げに集中砲火してくるタイプの人間が嫌いである。


 また玄関には鎖の他に、大量の貼り紙まである始末だった。アレスは恐る恐る覗き見るような形で、貼り紙に書かれた文字を見つめた。


「どれどれ立ち退き勧告? 売却済み? ……おいおい、イタズラにしては度が過ぎるぜ! これは保安騎士団に即、通報案件だろ!」


 アンチは執念深いとはよく言われたものだが、ここまで来たなら最早犯罪だ。彼の持ち家に不法侵入し、こうした陰湿なイタズラをされている時点で即、保安騎士団に通報案件なのである。

 もっとひどいイタズラで言うと、スプレーで壁に落書きされるといったものがあるが、どうやら現時点ではそこまではされていない様子だ。


「クソう、俺の反逆者め。これがお前らのやり方か!

 ……つくづく嫌になってくるぜ。あんたら、よっぽど暇なんだな」


 アンチ自身、このような類の嫌がらせをすることで、おそらく何か訴えたいことがあるのだと思われる。著名人に存在を認められたいとか、何かしらの爪痕を残したいだとか。まあ人によって思惑は様々だと思われる。

 結論、アンチをする人の心理は、意中の相手にストーカー行為を働き、意図的に自身の存在を印象付け、あわよくば恋愛関係まで発展させたいと企てる人の心理と似ているものがあるかもしれない。

 恋は盲目と世間では言われているが、逆に盲目になりすぎると、相手にただただ生理的嫌悪を抱かせるだけとなってしまう。

 そのことが周りに知れ渡ってしまえば最後、たちまち取り返しのつかない事態となるので、十分注意が必要だ。


「そもそもなあ、俺の屋敷を何の許可もなく、勝手に売却なんてできるわけねーだろ。

 ……これも俺に対する世間様の嫌がらせってやつなんだろうな。都会人って本当にアレだよな、トコトン意地汚いっていうか性根が腐ってやがるぜ!」


 アレスは都会人に対する恨みつらみを爆発させると、玄関の貼り紙を剥ぎ取り、ビリビリに破いていった。しかし玄関口以外にも、1階の窓部分には同様の貼り紙が隙間なく貼られている始末だった。

 その様はまるでいわくつきの物件に、清め効果のあるお札を大量に張り付けているかのような光景を彷彿とさせられる。

 これらのあまりに粘着が過ぎる嫌がらせにアレス自身、冷静さを保てない様子であった。


「ひどいな。ひどすぎるぜ、これ。……キリがないぜ、全く。

 そういや、屋敷内部はどうなってんだ? もうここまで来れば、怖い物見たさだな、こりゃ」


 1階部分にも立ち退き勧告の紙が大量に貼られている事実を見て、彼の中で嫌な予感がしたのだろう。アレスはすぐさま2階部分から上の屋敷内部の様子を確認するべく、一旦、玄関から距離を取った。

 屋敷内部の様子を見上げられる位置まで来てから、改めて彼は内部の様子を窺ってみる。


「おいおい。しかも屋敷にある家財道具まで、丁寧に紙が巻き付けられてやがるぜ。ここからじゃ紙に何て書いてるかよく見えんけど、要するに差し押さえられているってこと?

 ……小さい時に人の物を盗んだら泥棒って、都会人は道徳の授業で習わなかったのかね?

 倫理観の欠片もねえな!」


 アレスの屋敷には、諸々の家財道具の他に著名な画家から寄贈してもらった絵画や骨董品など、金目になる物が大量に飾られていた。

 しかし彼が目視できた範囲では、どうやらそのほとんどが差し押さえの許可証ラベルのようなモノが張られている様子だった。


「クソ、早く屋敷の中に入って、事実関係を確認しなくては。もしかしたらまだ中に、俺の反逆者が潜んでいるかもしれねえし。見つけ次第、処刑してやる!」


 アレスはこれらの状況に居ても立っても居られなかったようで、慌てて玄関口まで戻ると、力任せで玄関の扉こじ開けようとした。

 屋敷の中に住居侵入を働く不届き者がまだ居てるかもしれないことを考えると、そうグズグズしていられなかったのだろう。


 そうして全身の力を使って、顔を真っ赤にし歯を食いしばりながら、玄関の扉と奮闘していたその真っ最中のことだった。


「おい、その家はすでに売却済みだ。もうあんたの持ち物じゃねえぞ。すでに他の人の手に渡ってんだ。住居不法侵入はやめてもらいたいね」


 アレスは背後から、不意にドスの利いた声の主に話しかけられていた。


「誰だ!」


 アレスが反応し、声の主の方に振り返る。

 すると、そこには腕にびっしりと刺青の入った、明らかに堅気の者でない雰囲気の漂う、褐色の大柄の男が立っていた。またその彼の背後には、彼の用心棒と思われる3名の強面の男達も並んでいた。


「俺だよ、アレスゴットバルト。見覚えないかね? 確か、あんたの冒険者パーティーの勇退式の時に一度、顔を出させてもらってんだが」


「んっ? お、お前ひょっとして、あの時の……」


 アレスはその彼からそう言われ、何か思い当たる節があったようだ。途端にハッとした表情を浮かべ、言葉に詰まりだした。


「そうだよ。俺だよ。俺がジョエル・カロリントンだ。

 ……まあ早い話、俺様があんたの持ち家と土地、家財道具を諸々全てオークションにかけさせてもらったんだ。

 というわけで、これからお前さんと、ちとお話させてもらいてえことがある」


 ジョエルと名乗る男は、凄みのある顔でそう言ってきた。


 そう彼は、アレスの勇者引退パーティーの日に会場に来ていた男の1人だった。元パーティーメンバーのプロポリスとやけに親密そうに話していた、例の堅気の人でない雰囲気を漂わせていた例のあの男だったのだ。


「お前か。牢獄に居る俺宛てに手紙を送ってきた例のジョエル・カロリントンって奴は」


 そのことを俄かに思い出したアレスは、ジョエルに対して明確に敵意を向け始めたのだった。

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