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???
「――やあ、聞こえるかい?」
破壊の中に立ち、メに見えるものにそれは語り掛ける。停滞する暫しの静けさを迎えて。
「……あれ、少し遅かったかな」
まあいいか、と何回か頷く。響いた咳き込みの音に、満足そうに見つめ直した。
「話せるね。まずは、説明からかな」
――
「さて、ここからが本題だ」
一頻り語り終えたソレは相対する者を眺める。隠すつもりのない笑みを潜め、自らを見るヒトミ。その奥底に不安と警戒、僅かの希望とを植え付けながら。
「――君は僕に、何を望む?」
「――やあ、聞こえるかい?」
破壊の中に立ち、メに見えるものにそれは語り掛ける。停滞する暫しの静けさを迎えて。
「……あれ、少し遅かったかな」
まあいいか、と何回か頷く。響いた咳き込みの音に、満足そうに見つめ直した。
「話せるね。まずは、説明からかな」
――
「さて、ここからが本題だ」
一頻り語り終えたソレは相対する者を眺める。隠すつもりのない笑みを潜め、自らを見るヒトミ。その奥底に不安と警戒、僅かの希望とを植え付けながら。
「――君は僕に、何を望む?」