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8月6日

叫びが声にならず目が覚めた。


夢見が悪くて叫んで起きたのは2度目だが、今日の夢は悪すぎる。



仲居さんに旅館を案内されていた。

オレは旅館と思ったが、オレ以外の気配は仲居さん1人だった。

人の気配がしない為か、辺りを見渡す…いや、もう1人の存在に気付いたのか、そちらに目をやった。


フロント付近にいるオレから遠く離れたロビーの端、中庭の見える場所にあの少女がいた。


少女の存在を確認したところで場面が変わった。


仰向けで床につき足先に目を向けていた。

その先の光景、障子が開いていて中庭の見える窓の前に少女が立っているのを見た…はずなのにオレは目を閉じていた。


数拍後、二の腕に圧迫を感じ目を開けた。


少女が馬乗りになって、顔を見下ろして居たのである。


二の腕踏んでる…


ずれてるとは思うが、そう思った。

とりあえず、腕が痛いので腕を引き抜こうとしたが、身体が全く動かない。

頭すら動かす事ができない。


「退いて」

と少女に声をかけようとするが、声も出ない…。

精神が弱いと取殺される。と思ったかどうかは忘れたが、気合いを入れて


「退け!」


と叫び…声にならず目が覚めた。



前に見た少女と同じ…いや、少し成長して中学生ぐらいになっていたか?

それより腕の圧迫されてるような痛みが、目が覚めてもあるのが気になった。


筋肉疲労か?特に重たい物数多く持った憶えは無いが…


日頃色んな物を持つが重くても30キロぐらいだ。

昨日はそんなに持っていない。

一昨日もそんなに持ってないはず…。


時計を見れば、午前3時を回ったあたり。

腕の痛みは筋肉疲労と言うことにして、また眠りについた。


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