第五話
最近PSO2と黒猫のウィズがおもしろいのと部活のため遅くなるかもしれません。
「なんだお前!?」
衛兵は唐突に現れた閻魔に驚きと警戒の混じった声をかけた。
「すみません。ここは何処ですか?」閻魔はまず衛兵の緊張を取る為に話をそらす。
「ん?ここか?ここは防衛都市フォレストの国境だぞ。」
「ありがとうございます。実は気がついたら森の前に倒れていてその前の記憶がないんです。」
最初思っていた通り記憶喪失で通すつもりの閻魔だった。
「そうか、それは災難だったな。お前此処に入るのか?」
「はい、他に宛もありませんので。」
衛兵が同情していたようですんなり入れるようだった。
「その前に犯罪歴があるか確させてくれ。規則だからな。このカードに魔力を通してくれればいい。」
「はい、わかりました。」
「よし。異常無しだ。通っていいけどお前、金持ってるのか?」
「あっ、持ってないです。」
「じゃあ貸してやるから後で返せよ。」
めちゃめちゃいい人だった。
「ありがとうございます!。できるだけ早めに返します。」
「ああ、そうしてくれ。」
(ガイアからは悪い奴が多いと聞いていたけどそうでもないのかな。)
悪い奴の巣窟だと思っていた世界で最初にあった人がいい人だったことに感動する閻魔だった。
「じゃあギルドにでも行きますかね。」




