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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

下等種ども

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

冷たく、赤い。火傷する様な痛みを貴方に。


――彼奴、○○が頼んだら脚開きそうだよな。

――ああいう生真面目な女を、屈服させたい。

――おい聞こえるって。


「○○」

「はい。上様」

「お前の気持ちもよく分かる。だがな、すぐに手を下すのは止めろ」

辺りに散らばるのは花弁を落とした人間達。茎の部分だけが新たな花となる様な赤を沸かせている。そんな血溜まりの中で、女は男の首を絞め上げながら此方に視線を寄越す。

顔は無表情であったが、目にはひしひしと怒りが湧いて出ている。

「その様な無礼者、生きることを後悔させるほど、精神を蹂躙してから殺すのが筋であろう?」

女は泡を上げる男の顔を下から見上げる。その指先に惜しみのない力を込めて、爪が白くなると、ゴキっ......と聞くに耐えない音がした。女はそれを聞いて、乱雑にその場に投げ捨てると、静静と此方に向かって歩み寄る。

「この様な下等な家畜、人の言葉で教えを説いたところで改心致しませんわ。ならば屠殺して然るべきで御座いましょう?」

それからまたきちんと真後ろを着いて歩く。自分以外の誰の背後も取らせない様に。

「お前、何時まで汚い目を此方に向けるのですか?」


稀代の才能。それも女人。代々過酷な現場に赴かされるのは決まって男人と決まったこの職において、それは一種の異端であった。それ故に彼奴は余計な注目を浴びた。その殆どがやっかみであった。 『色仕掛けを使った』だの、『所詮大した力も無いくせに』だの。

その度に、この女人は自らの力を惜しみなく使い、容赦なく無礼者を屠っていった。女人にとって、やっかみを浴びせるのは、最早、人ではないのだろう。ただ煩い鳴き声を上げる下等種というだけで。

「......私の知らぬところで、私の事を勝手に使い、勝手に慰み者にされるのは我慢なりませんわ。その上、勝手な妄想を押し付けられるなど、反吐が出ます」

そう、しっかりと宣言した後、物静かに影となる。


誰しも、ふしだらな欲望と言うのは持ち合わせているのは理解している。けれどもそれを不特定多数に見えるような場所で晒すのは、単純に不愉快だった。その様な者をする輩は最早人じゃない。ただの獣だ。故に排除する。

「全ての人間が......そうだとは思いたくありません。だから、不当なゴミは排除しなくては」

物静かで、鋭利。けれども中身は苛烈で容赦のない子が好きです。


まぁこの話の連想話でも。

男の人が駆り出される現場って、まぁ過酷なんですよ。

それは就活中も、今でも目にすること。

そんな中に女の人がぽつんと入って、『それなりに恵まれているよ』と言うと、『どーせ女だから優遇されてんだろ』とか帰ってくるんです。


確かにそうかも知れません。

けれども女の人でも過酷な現場に駆り出される事は有り得なくは無いんです。実際いるですよ。そんな現場で戦う女人。

ですが今の私は似たような、大変恵まれた環境にいるので、ドヤ顔でこう言います。


『ええ。でも他の女人の方々よりも、私はとても恵まれていると思いますよ(´・∀・` )ドヤァ 滅多にない幸運なので、滅茶苦茶大切にしていきます』

※めっちゃ煽ってますね。お許し下さいまし。


あと、私への自責の念が凝り固まって出来た小説。

登場人物が見たら、『何私を勝手に食い物にしてんだよ?』と怖い顔で言われそうなので。

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