4月1日。小説家になろう、誕生日おめでとう!
※投稿日は2021年4月1日、エイプリルフールです。
(小説家になろうの正しい誕生日は、4月2日です)
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これを伝えたかったので投稿しました。すみません。
17周年おめでとうございます。
2021年の日本に存在してくれて、ありがとう。
小説を花に例えて、なろう運営のお二人をイメージしながら詩を作りました。
「digitalの花守り」
digitalの花が好きな少年は
電脳世界で樹になった
細く伸ばした枝に幾つもの蕾をつけて
さあ咲いてと優しく歌う
君の指先が紡ぐ digitalの花が好きだ
怖がらずにひらいて 思うままの色で あざやかに
景色が変わるほどの嵐が来ても 僕が守るよ
誰かと似ているようでも 全く違う 君だけの花
digitalの花が好きな少年は
電脳世界で大地になった
幾万もの花をかかえた樹が枯れぬよう
細い根を支えて優しく包む
君の全てが紡ぐ digitalの花を見せて
迷わなくていいよ ありのまま咲いて 誇って
この楽園から旅立ってもいい 応援するよ
誰かと似ているようでも 全く違う 君だけの花
いつまでも輝き続けて 愛する花
テストには出ないけど、知ってて欲しい!
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小説家になろうグループの歴史
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(https://syosetu.com/site/group/ を参考にしました)
▶ 2002年~2003年
なろう代表のU氏、ケータイ小説や小説執筆システムの研究を始める。
『ウメ研究所』誕生&企画がスタート。
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▶ 2003年 9月
小説家になろうの制御システム『NW-SYSTEM』開発スタート。
サイトの作成も始める。
※U氏は高校3年生だったらしい。
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_人人人人人人人人人人人人_
> そして、8ヶ月後…!! <
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▶ 2004年 4月2日
小説家になろう運営開始。
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▶ 2005年 3月21日
R18『ノクターンノベルズ』始動
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▶ 2005年 5月8日
女性向けR18『ムーンライトノベルズ』始動
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▶ 2007年 2月15日
タテ書きで読める&一作品まるごとダウンロード可能な『PDF小説ネット』始動
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▶ 2007年 5月1日
ケータイ恋愛小説用『ラブノベ』始動
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▶ 2007年 7月28日
ランキングのほか、検索機能をもたせた『小説を読もう!』始動
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▶ 2008年 3月3日
HINAproject誕生
※社名はもうひとりの代表取締役・H氏の案らしい(ゲーム制作のチームにつける予定だったとか)
_人人人人人人人人人人人_
> ひな祭りの日ですね! <
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▶ 2010年 3月17日
株式会社ヒナプロジェクト設立
_人人人人人人人人人人人人_
> 法人成りおめでとう!! <
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▶ 2010年 8月11日
二次専門『にじファン』始動
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▶ 2011年 10月17日
(株)ナイトランタン設立。
※以降R18はここの管轄となる。
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▶ 2011年 12月11日
発行ユーザID 20万突破!
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▶ 2012年 7月20日
二次専門『にじファン』『NOS』終了
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▶ 2013年 12月14日
小説家になろう公式ラジオをニコニコ動画で放送!
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▶ 2014年 4月2日
小説家になろう10周年!
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▶ 2015年 12月
R18『ミッドナイトノベルズ』始動
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▶ 2017年 3月8日
恋愛小説サイト『ラブノベ』のスマホ版をリリース
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▶ 2019年 1月29日
小説家になろうグループのフィーチャーフォン/ガラケー向けのサービス終了
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▶ 2021年 4月2日
小説家になろう17周年! おめでとう!
_人人人人人人人人人人人人_
> とってもめでたい!!! <
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ここまで読んで下さってありがとうございます!①
テストには出ないけど
「小説家になろうグループの歴史」を知ってて欲しいので、フィクション漫画でおさらいして下さい。
※ストーリーの都合上、年表とは微妙にちがいます。
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ここまで読んで下さってありがとうございます!②
おまけをご用意しました。
●各小説投稿サイトの比較
なろうのスゴイところ:
日本最大級の小説投稿サイト。サイトが軽い。(←超大事)
代表のU氏が「小説が好きなプログラマ」であること。
サイトの名前に反するようだけど、なろうは『作家になることをサポートしている訳ではなく、むしろ素人の投稿を応援している』とのこと。
『作家になるという夢を叶えたいなら、頑張って欲しい』とも。
王道の小説投稿サイトですね!
それと
人気作品が書籍化されるなどで、WEBデータを削除しても何も言わないところもスゴイです。
本になっても、なろう自体は一銭も儲からない……どころか、むしろ広告収入が減るのだから、損してるはず。
だけど「気にしなくていいよ。何も出来ないけど応援してるからね!」と認めてくれるのが『なろう』なんですね。
尊い。
※ティーンズラブ=10代対象に見えるキャラ設定で官能表現がある
※月間PV9500万???(2017年8月ごろ?)
アルファポリスのスゴイところ:
コロナの影響もあり、漫画部門を中心に売上が好調。
決算説明資料を見ると、紙の小説本の売上が堅調で『売れない本は出さない』戦略があるように感じる。(年間の刊行本数は限定されていて、編集会議でどれを本にするかを競ってる感じ? 出版するならば全力で売れるようプッシュしてそう)
運営スタッフ102名中、編集は63名(2020年12月時点)という数字からも、『作品の質』にこだわっていそう。※漫画などの編集も混ざっていると思います。
つまり、『アルファポリスから書籍化の打診がくる』ということは……
人気だけではなく『実力や可能性が十分にある』ってことだと思う。(素人の意見です)
イラストは漫画家が担当している率が高い…かも?(調査データ不足)
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2020年3月期3Q →→→→→→ 2021年3月期3Q
【ライトノベル】
15億2400万円(構成比38.3%)→ 16億7800万円(29.3%)
増減率+10.1%(総減額+1億5400万円)
【漫画】
21億7800万円(54.7%)→ 37億300万円(64.7%)
増減率+70.0%(総減額+15億2400万円)
【文庫】
1億7800万円(4.5%)→ 2億2600万円(4.0%)
増減率+26.7%(総減額+4700万円)
【その他】※ビジネス書・絵本など
9700万円(2.5%)→ 1億1500万円(2.0%)
増減率+17.7%(総減額+1700万円)
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カクヨムのすごいところ:
そりゃもう、運営会社のケタが違います。
2019年2月に前社長が退任。その後任となるのが超凄腕の実業家・夏野剛氏(正式には2021年6月就任)
ロイヤルティプログラム導入は2019年10月~なので、社長の交代による方針転換があったのかもしれません。
今後も目が離せませんね!(私はなろう一筋ですけど)
※同社が運営する「魔法のiランド」はサービス開始から20年超で、現在もユーザーの99%が女性。
月間PV:3億
月間ユニークユーザー:160万
(30~40代のミドル層が多いのかな?)
※関連会社:(株)ディー・エヌ・エー 70%、(株)NTTドコモ 30%(おそらく出資比率?)
エブリスタのすごいところ:
あくまで私の想像なのですが、母体がDeNA(横浜DeNAベイスターズ)ですから、登録ユーザーはスポーツを好むようなリア充が多いのではないでしょうか。
だから一般受けしやすい作品の書籍化に力を入れているような?
(エログロなどは当たりやすいかもしれない?)
なお、官報決算データベース、オタク産業通信などによると、決算(第9期、第10期の2年連続)で売上高が落ちていました。
どうやら、サイトの大幅リニューアルにより様々なトラブルが発生し、同時に新しい小説投稿サイトが立ち上がったためっぽいです。
(代表だった安江亮太氏がマンガボックスに移動して、新代表が坂井風太氏になっていました)
※4/4追記
『王様ゲーム』、『奴隷区』、『京都寺町三条のホームズ』など、エブリスタ発の人気作品の書籍化・コミカライズ・映像化は、双葉社との共同で行っていたようです。
この活動をより一層強化するために作られた子会社・DEF STUDIOS(エブリスタ51%、双葉社49%の出資)では、「原作を、大化けさせる。」とするコンテンツスタジオ事業を柱として、人気作品を映像化するなどのクロスメディア展開のほか、DeNAグループが持つ海外事業の経験やネットワークを生かした中国を中心とした海外へのIP展開についても積極的に取り組んでいく予定……とのこと。
面白そうな作品には編集さんがついて商品価値を高めていき、書籍化だけでなく、漫画化・映像化して海外にもガンガン出していくよ! ってことなのでしょう。
「ノベルアップ+」はデータ不足で調べられませんでした。
残念無念です! すみません! ><
◆マガポケというサイトの、2019年12月の記事では(※漫画の話です)
『七つの大罪』などファンタジー系
→ 欧米・アジアを問わず様々な国・地域で強い。
『金田一少年の事件簿』
→ 台湾・韓国・タイなどアジア地域で今でも大人気。アメリカ(アジア系アメリカ人)にも人気、とのこと。
国ごとにニーズや好みは結構違うそうですが、やっぱりファンタジーは人気なんですね。
今回、参考にさせていただいたサイト
◆クリステ(クリエイターズ ステーション)
誰でも書ける、夢を追える。「小説家になろう」が貫く頑固なこだわりの現在地[ライター:多田 慎介]
https://www.creators-station.jp/interview/curiousity/100370
◆KAI-YOU
「小説家になろう」インタビュー 文芸に残された経済的活路―Vol.1 個人発サイトがエンタメ/出版業界を席巻する理由[ライター/編集 倉田雅弘]※無料公開部分のみ
https://premium.kai-you.net/article/53
◆AERA dot.
「なろう系小説」が映し出す日本の空気 人生「何も起きない」諦めに近い価値観が反映〈AERA 2021年2月22日号から〉(ライター・老山菜綾)
https://dot.asahi.com/aera/2021021700024.html?page=1
◆ITmedia NEWS
口コミだけで月間10億PV、ベストセラー続々 京都発の小説投稿サイト「小説家になろう」の歩み[岡田有花,ITmedia]
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1412/25/news072.html
◆マガジン航[kɔː]
第3回:小説家になろう〜「場」の提供に徹底する先駆者[posted by まつもとあつし]
https://magazine-k.jp/2017/06/03/contemporary-web-fiction-03/
◆4Gamer.net
なぜ今,努力しないで成功する物語がはやるのか?――引きこもりのプロブロガー・海燕氏がゲストの「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」第17回―現代の物語論。ゲームの中で成功するのであれば説得力がある?[副編集長:TAITAI]
https://www.4gamer.net/games/236/G023617/20140509083/index_3.html
◆インプレスのビジネスWeb―INTERNET Watch
雑誌に代わり新人発掘育成と認知拡大を担うウェブ小説のいま――セミナー「小説投稿サイトの現在」レポート[鷹野 凌]
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1011309.html
◆会社四季報オンライン
アルファポリス・梶本社長「ヒット作を出す確率の高さが高利益率の源泉」
新規公開企業のトップにナマの声を聞く連載第11弾「IPO会社の社長に聞きた〜い!」[原稿執筆担当/角田 佐哉香]
https://shikiho.jp/news/0/55283
◆小説家になろう
とあるスコッパーの備忘録 ~良作発掘のためには手段は選びません~[作者:とあるスコッパー]
https://ncode.syosetu.com/n5084ej/
◆Boom App Games
【メーカーインタビュー:アルファポリス(前編)】小説、漫画、そしてゲーム。新たなステージを目指す「アルファポリス」とはどのような会社なのか?[posted by Shiki]
https://game.boom-app.com/entry/alphapolis-interview20151001
◆アルファポリス
2021年3月期 第3四半期決算説明資料
https://assets.minkabu.jp/news/article_media_content/urn:newsml:tdnet.info:20210210461712/140120210210461712.pdf
◆日本出版学会
小説投稿サイト運営者から見た「ストーリー」の現在と未来[萩原猛](文責:林 智彦)
https://www.shuppan.jp/bukai14/889--20161018.html
◆カクヨム
カクヨムからのお知らせ
2020年12月21日「カクヨムロイヤルティプログラム」運用一周年突破! ユーザーの活用状況を大公開します!
https://kakuyomu.jp/info/entry/klp_1st_anniversary
◆公募ガイドONLINE
公募ガイド2017年8月号
https://www.koubo.co.jp/magazine/201708.html
◆PR TIMES
月間3億PVを記録する、日本最大級のガールズエンタテインメントサイト「魔法のiらんど」小説投稿に特化したサイトに大リニューアル
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006967.000007006.html
◆マンガアプリ「マガポケ」公式WEB!
2019年12月13日 講談社国際ライツ事業部に聞いた「ぶっちゃけ日本の漫画は世界でどうなの?」
https://pocket.shonenmagazine.com/article/entry/interview20191213
※小説家になろうのロゴ使用について※
2020年10月に長岡更紗さんにご協力頂きまして、運営チームに確認済みです。
(ロゴの提供はうけておりません。この作品のイラストは、運営チームは公認しておりません。念の為)