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魔法能力学校に入学

俺がベッドで眠っていると母さんが起こしに来た。


「ユート入学式に遅刻するでしょう」

 

母さんが俺の毛布を取り俺は不覚にも、目を覚ましてしまった。


「母さん別に入学式ぐらい、さぼっても明日が授業だから、問題ないよ」

 

 俺はまだ寝たかったのに、母さんに起こされてしまった。


「そんな事言ってないで、早く下に降りてきなさい」


 母さんは俺に言うと部屋から出て行った、俺は仕方なくベッドから起き上がり、学校に行く準備を始めた。


俺は準備が終わり下に降りると、朝ごはんの用意がされていた。


「ほら、今日からあなたも、あの学校に入るのだからしっかりしなさい」


母さんの言うとおり、俺は今日から能力魔法学校に入学することになっている、能力魔法学校は能力科と魔法科に別れている。


「わかった、母さんそれはそうと、俺はどっちに入るの?」


 俺は魔法と能力をどちらも使えた、それは父さんが魔法者で母さんが能力者だったから、だがそれは許されないことなので、俺はどちらかにしか入れなかった。


「ユート、あなたは魔法科に入る事が決まったわ」


「魔法科か、それじゃあ俺は魔法者になるのか」


 あの学校に入れば、将来が決まるので俺が魔法科に入れば、魔法者になることが決まる。


「いいじゃない、あなたはお父さん似だから、それよりもユート学校では、これから能力を使ったらダメだから、あなたはこれから魔法を勉強するのよ」


「そんなこと言わなくてもわかっているから、母さんもばれない様にしてよ」


「任せときなさい」


母さんはそう言うが、俺は不安だった。


朝ごはんを食べ終わり食器を洗い場に置き、俺は学校に向かうため家から出ると、母さんが話しかけてきた。


「後で、私も入学式に行くから楽しみにしてなさい」


「わかった、それじゃあ行ってくる」


俺は母さんに言って走り出した。


 学校に近づき俺は走るのを止め歩き出した、歩き出すと、学校に向かう魔法科と能力科の生徒たちが居た。


今日から俺も学校に通えると思うとワクワクしてきた、俺が歩いていると前に人だかりができていた、俺は気になり飛んで見ると、そこには青い髪の美人が歩いていた。


俺はその子に見惚れていると、人だかりに飲み込まれた。


「ひどい目にあった」


 俺は人だかりに飲み込まれた後はなにもできないまま流された、そんな事をしていると学校のチャイムがなり、俺は急いで魔法科の教室に向かった。


 魔法科の教室に入るとそこにはさっきの美人が居た、その子は男たちに話しかけられて嫌な顔をしていた。


 俺は助けようか迷ったがその心配はなかった、その子は男たちに魔法を使い男たちの顔に水をかけたのだ。


「もううんざりさっきから好きな食べ物とか、付き合っている男はいるのとか、私はこの学校に魔法を学びに来たの」


 その子が言うと教室が静かになった、静かになった教室に誰かが入ってきた。


「今日から、このクラスの担任になるカクスだ」


 この人が俺たちに魔法の授業を教えてくれる先生なようだ。


「今からこの学校について説明する全員席に着け」


 カクス先生はクラス全員に言って俺以外全員席に着いた。


「ん、おいお前も席に着け」


 俺が立っていると、カクス先生が言ってきた。


「すみません、俺今来たばっかりで、まだ自分の席が分からなくて」


「見れば分かるだろ、あの席しか空いてない」


 カクス先生が指を指した方向を見ると、そこはあの子の隣の席だった、俺はカクス先生が指した席に向かい座った。


「あの、これからよろしく」


 俺は隣の子に挨拶をすると、その子は答えてくれず俺にキツイ顔を向けてきた。


「それじゃあこれから魔法科と能力科の合同入学式が始まるから皆廊下に出ろ」


 カクス先生が言って俺を含めたクラス全員が廊下に出た、廊下に出ると俺は隣の席の子と隣にされ入学式に向かった。

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