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アウトサイドワールド  作者: ヒサゴ
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モンスター

すると手の紋章が消え、黒い光の玉が目の前に浮かびあがり、身体の周りを一週すると、俺の身体は黒い鎧のような物を装着していた。



背には剣のような物が装着されていて、黒い光は柄の装飾品に吸い込まれて行った。



俺はまず属性カードを剣に入れて見た。


すると身体から気力が吸い取られ、剣が黒炎を発した。



近くの木々で試し斬りして見ると、半径数メートルが、焼け野原になった。凄い威力だ。



もう一度手をかざしてクロウの名前を叫ぶと。装着が取れ元の姿に戻った。



瞬時に脱力感に襲われて、俺はその場に座り込んでしまった。



暫くすると動けるようになったが、クロウの言った通り消耗は激しかった。



俺は1日数回装着の練習をしながら、下層に向かった。



このデスヴィアス山脈は、地下12下層にもなる広大な山脈だった。



翌日、水晶から通信が有り、マナが言うには、この山脈の最下層にいるモンスターは、水蛇のモンスターでかなりの強さがあるようだった。



殆ど人が近づけ無い下層にいるので、さほど好戦的なモンスターでは無いようだが、ここ数週間で人間に対して、好戦的になったとマナは話していた。



何か理由があるんだろうか…。



この国のモンスターと人との役割は、俺がやってたRPGとはかなり変わっている。



この国のモンスターは基本的に人を襲わないし、好戦的になるのは自分たちの行動範囲に、人が侵入した時だけだった。



冒険者達がアイテムを獲得するために、モンスターに攻撃を仕掛けていると言うのが殆どのようだ。


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