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死屍柴ヒルイの後継者  作者: 也麻田麻也
第一回戦 山吹組掃討作戦 後編
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山吹組掃討作戦 三月7

 バスに戻ると、直ぐに発車した。


「それでは、次に偶数班の試験会場に向うが、その前に、今の奇数班の成績発表をさせてもらう。第一位、三月。護衛に雑魚二人で十七点。第二位、一神。組長に幹部一人に雑魚二人で十五点。第三位、五朗丸。幹部二人に雑魚五人で十一点。第四位、零。幹部一人に雑魚一人で四点。第五位、九門。雑魚四人で四点。点数は零と一緒だが、幹部を倒した事を評価し、零を上にした。そして脱落者は七星」

 そう教師は言うと、空席になった七星の座席に視線を移した。

「脱落になったので報告させてもらう。七星は、裏警察逆桜の人間です。よってこの後継者選びから逆桜は脱落となります」


 七星の正体が逆桜だと聞かされても別段誰も驚かなかった。礼儀正しさに、戦闘方法。誰が見ても七星が逆桜な事は明白だった。


 それ以外にも何人か所属が分かってきた人間がいる。まず九門は彼岸花の可能性が高そうだな。格闘者でも、殺し屋でもない殺人狂。そんな人間は十大組織でも快楽殺人の会彼岸花くらいにしかいない。

 五朗丸ははっきりとはしないが、黒百合、山百合、赤きガーベラの暗殺者が所属する組織ではないのは間違いないな。ほかの五つのうちのどれかだろう。

 逆に一神は暗殺者の組織で間違いないだろう。俺の後ろを軽々と取るスキルは暗殺者特有のものだ。

 零に関しては情報が少なすぎるな。戦闘もほとんど見れなったが、はっきりしているのは、無傷で一回戦を生き残ったことだ。

 俺を含め他のものにも言えるが、山吹組を相手に無傷で生き残った事を考えると相当な技量の持ち主だろうな。


 一神だろうが誰であろうとも負ける気はしないが、それでも警戒はしておいたほうが良さそうだ。それは奇数班だけではなく偶数班もだ。俺達奇数班の戦いを見ていたというのに、偶数班のメンツで怯んだ様子を見せているやつは一人としていなかったから。


 さて、俺は一位抜けしたから、次の二回戦は不戦勝になるので、次の戦いは三回戦からか。

 教師が言うには三回戦からは偶数班と奇数班の戦いになるといったから、俺が注目しないといけないのは偶数判のやつらだな。お手並み拝見といこうか。

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