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曇鏡止水  作者: 槻縞蜜柑
1/8

0.あらすじのような

初めてのホラーなので、温かく見守っていただければと思います。

水面は、鏡と同じ役割を果たす。

光の屈折によって姿を映す。表情を映す。そして、気持ちを映す。


例えば、人々が当たり前に感じるもの。

情景に対して感じる美しいという感覚、動物の誕生に対する感動。

そして、暗闇に対する漠然とした恐怖。


感性というものは、共有することが難しい。錯視、だまし絵のような、人によって見え方が違うもの。同じ絵が描かれているのに、知覚は個人に委ねられる。


それらを正確に映すことも、感じ取ることも。できる者はそういない。

それは、そのものの表情の作り方であったり、人の機微に対する感性であったり。

あるいは、水面のゆがみであったり。


この世は、大きな水面だ。限られた人にしか感じることのできない、一握りの真実が、理解されない苦しみを生涯引きずっていく。


その役割に、意味があるのかはわからない。わからないまま、今日、また一人の娘が、その瀬に立たされた。

次に続きます。続けられたらいいなあ。

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