二話 街の能力者
フランメは都市リベルヘのんきに向かっている最中、チンピラ二人が一人の少年をいじめているところに出くわす。(このチンピラのように能力者の中でモンスターほどではないが能力を悪用する人も増えている)
フランメはそのチンピラに話そうとしている。
フランメが二人に「おまえら何やってる」強く言う。
一人のチンピラが「あんやんのかぁ?」そしてもう一人のチンピラがフランメに挑発し「雑魚が一匹増えただけじゃん」と言う。フランメは手に炎を纏い二人のチンピラを殴るが二人をその攻撃を受け止め言う「俺らの能力は筋肉硬化で二人とも同じだ」
フランメは何も考えずとにかく二人を殴り続けてまあまあ能力量を使っている。
(能力量とは能力者が持っている能力の源 言わば、体力みたいなもの 能力量は人によって限界が違う。)
そして片方のチンピラがフランメを押さえつけ、
「腕式硬化」ともう片方のチンピラがいいフランメを殴る。フランメ顔にヒットし炎をさらに手に纏い言う
「炎拳」そうすると二人は炎に焼かれ気絶する。
二人にいじめられた少年がフランメに「ありがとうございます。お名前は?」と聞く。フランメは「俺はフランメだ。 オメェは?」聞き返す。
少年が「僕の名前はブロンテです」と言った瞬間「グゥーー」フランメのお腹が鳴る。
「お腹すいているようだし助けてくれたお礼にご飯を奢りますよ」とブロンテが提案し、フランメは「すまんな」と言い二人は食堂へ移動するとそこにはミロワールのような酔っ払いたちが多くいる。そして席につきフランメはアホみたいに爆食いする。それを見てブロンテは少し顔をしかめる。
二人が食べ進めるとブロンテが眉間にシワを寄せて悩んだような表情を見せ、フランメが「おまえなんかあったんか?」意外と鋭いことを言う。
フランメの言葉を聞いたブロンテは「実は僕は…」
とブロンテが口を開きかけたその時、
「きゃぁー モンスターだぁ逃げろー!」と店の外から悲鳴が聞こえる。フランメは立ち上がりブロンテに「店の人を非難させて」と指示し、モンスターへの方へ向かう。モンスターは食堂のお客さんを襲っているのを見て、「なにやってるんだ!」「その手を離せ」
強く言う。モンスターは「なんだこのガキわよぉなめてんのか」とフランメを挑発する。
挑発されたフランメは叫びながら足に炎を纏い、モンスターを蹴りに行くが、モンスターが「樹壁」と言うとモンスターの前に木の壁が現れ、フランメの攻撃を受け止める。フランメはこの時「多分、あいつの能力は木とか樹木だから攻撃は素早いし、炎を止めることができるから樹木に密度がある。」こう相手を分析する。
「炎拳」フランメが手に炎を纏い、モンスターを殴るがまたモンスターが「樹壁」壁を作って防いだが
フランメが裏をつき「炎拳・二連撃」と言いさっきの分も含めて二連続「炎拳」を放ちモンスターに命中する。モンスターは「なかなかやるな 50%だすよ」と言い「樹剣」樹木が大きな音を立ててフランメを波状に攻撃する。
フランメは攻撃をくらい呟く「クソ痛ぇ 一発で左手が痺れた」「これがミロワールが言ってたモンスターの恐ろしさか」モンスターがフランメに「今のをその程度なのは褒めるが、どうだ俺の攻撃クソ痛ぇだろ」と挑発する。
「そういやガキ、おまえなんて名だ?」とモンスターが聞きフランメが「俺の名前はフランメだよく覚えとけ」と答え、「そっちの名前は?」
と聞き返す。「シルバー級モンスター アルボルだ」と言う。
(〜級とはモンスター、モンスターハンターの位
下から順にウッド級、ブロンズ級、シルバー級
ゴールド級、エメラルド級、ダイヤモンド級
マスター級、レジェンド級、王 がある。
モンスターがシルバー級だった場合同じ位のモンスターハンターもしくはそれ以上の位のモンスターハンターが相手をする。)
ブロンテが急に「フランメ、お客さん避難し終わったよ」と出てきた瞬間アルボルが「樹籠」と言いブロンテのまわりを木で囲み人質にする。「こいつを殺す」と言った瞬間「ゴロゴロォー」と激しい雷が鳴りアルボルを攻撃する。雷を発したところを見るとそこには一人のモンスターハンターがいた。
アルボルは「分が悪い」と言い放ち木で体を隠して逃げていった。
モンスターハンターが二人に「大丈夫だったか?」と聞いた瞬間そのモンスターハンターが驚いた表情で
「あれ、ブロじゃない?」と言う。