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久しぶり

 


 あー、シャワー浴びてえー


 家に封印されているタオルを開放して脱衣所に置いておく。ハンドとバス二枚ずつ。

 現在家に強制連行して来た母娘を風呂に入らせている。だから俺は今風呂に入れない。


 あいつらが上がったら俺も風呂はいろ。今はもう無くなっているが、かいた汗を流したくてたまらなかった。


 適当にリビング兼キッチンで黙々とポチポチしながらそんなことを考えていた。


 最近ではお手軽になったもので電気式コンロ、通称IH。円を描くように鍋をぐるぐる無心にかき混ぜる。焦げたら後処理がめんどいからな。


 いい感じに温まってきたら、小皿の乗っけて味見をする。


 ♪


 美味。この味はいつまでも飽きが来ない。時々この味が恋しくなってよく作る。仕事で疲れた体に甘味。ほんとそれ。あの時食べたあの味が忘れられずいつしか自分で作るようになっていた。


 おたまで掬うとなめらかにお椀の容器に落ちていく。白く立つ湯気が食欲を唆る。それを2つ分。


 更に、皿にそれに合うようなつまめるものをどさどさと多少多めに乗せていく。


 牛乳もあるといいか。水分過多な気もするけど、まあいいや(思考放棄)。ふたつのコップに注いでいく。各自の判断に任せよう。


 そうしてだいたい1時間程度たっただろうか。


 暁とかなでちゃんがお風呂から上がってきてリビングに顔を出した。


「お風呂、あとタオルも、ありがとうございます...」


 湯だって、ほかほかという擬音が似合う暁が感謝を述べる。奏ちゃんはあったまってどこかポーっとしてる。ちょうど洗濯、乾燥もろもろ済んだみたいで先ほどの服を着ている。


「全然。気にしないで。服乾いたみたいでよかった。」


 本当に服が乾いてくれてよかった。自分の服を着せるなんて趣味は持ち合わせていなかったので。娘に関しては着れすらしないだろうし。


「あの、その.........」


 おずおずというように暁が口を開くのを自分の声で制止させる。


「あー、俺も風呂入りたいから上がったらでいい?作り置きでごめんだけど、テーブルにスープとパン用意したからよかったら座って食べて。おかわりも好きなだけしていいから。まあ、ある分だけね。」


 せいぜい君らもこの至高の料理に感服するといい。いくらでも食えるから(自談)

 そういってキッチンの方にあるテーブルの方を指さす。


「あっ」

「あっ、あとリビングはソファに座るなり横になるなり、テレビをつけるなり好きにしてくれていいから。話はそのあとで。」

「...わかりました。」


 俺はすたこらさっさタオルと着替えを持って風呂場へ向かった。


 ◆◆◆


「...」


 勢いよく飛び出るシャワーをしばらくの間頭から被っていた。


 きもちいい。


 彼は一体誰なのだろうか。私の知ってる人?それともなんの関わりもない赤の他人?もしそうだとしたらどれほどの善人なのか。どっちであろうとお風呂に上がってから聞けばいいか。


 どうして私なんかを構って助けてくれたのかな?


「...」

「ママ?」


 先に体と髪を洗って湯船に浸かっている奏が私を呼んだ。


「ん、どうしたの?」

「ママさっきからずっとそのままだから、大丈夫?」


 奏に言われるほどには長い間シャワーを被っていたのか。まだ髪も体も洗ってないでじっとしたまま何もしない私を気にかけてのことだろう。


「なんにもないよ、大丈夫だよ」

「そう?」

「うん」

「うん...わかった」


 私は奏にまた注意されないように急ぎ気味で彼の持っていたシャンプーたちを使って髪と体を洗った。シャンプーもリンスもトリートメントも、ボディソープもさっぱりした、重くない微かなシトラス香り。私はこの匂いが好きだった。


 私が湯船に浸かると奏が足の上に乗ってきた。振り返って私に聞いてきた。


「これからどうするの?」

「そうだね、どうしよっか...」


 実家には戻りたくない。でも行く宛てもない。二人暮しをできるほど余裕ない。友達に頼み込むにしても仲いい子は皆既婚者で頼り難い。

 最悪彼に...


「奏はずっとママといるよ」

「ありがとう、奏」


 私はぎゅっと抱きしめて、小さな体の奏の温もりを感じた。


 十数分後。しっかりじっくり十分にぽっかぽかに温まった私たちはお風呂から上がった。お風呂から上がると何かは分からないが美味しそうな匂いが鼻を刺激した。脱衣所には2人分のタオルが置いてあった。何から何まで感謝が尽きない。


 洗濯は乾燥も終わっていて乾燥機から取り出すと温みが残った、先程のシャンプーとは違った、けれどこちらも匂いが濃くなくどこかほっとする匂い。温みが残っているのもあるだろうけど。





 リビングに戻ると彼の姿があった。ちょうどテーブルに食器を並べているみたい。先程の鼻をくすぐる匂いはどうやらあの黄色のスープからのようだ。コーンスープかな?


「お風呂、あとタオルも、ありがとうございます...」


 先程まで冷えて体に力が出なかったせいか、はたまた先程から香る美味しそうな料理に忘れていた空腹が蘇って力が出なくなったのか、上手に言葉を紡ぐことが出来ない。


「全然。気にしないで。服乾いたみたいでよかった。」


 本当になんてことないように、柔和な笑みを返してくれた。


「あの、その.........」


 言い淀んでしまってなかなか話す言葉を見つけられないでいると、私の声は彼の声に制止させられた。


「あー、俺も風呂入りたいから上がったらでいい?作り置きでごめんだけど、テーブルにスープとパン用意したからよかったら座って食べて。おかわりも好きなだけしていいから。まあ、ある分だけだけど。」


 そういって彼はキッチンの方にあるテーブルの上に並べられた料理をを指差す。


「あっ」

「あっ、あとリビングはソファに座るなり横になるなり、テレビをつけるなり好きにしてくれていいから。話はそのあとで。」

「...わかりました。」


 開こうとする口は彼の声でまた、閉じた。出たのは肯定の言葉のみ。

 彼は足早にタオルと着替えを持って風呂場へ向かった。結局私は何も言えず彼の後ろ姿を見送った。


「ママー?これ食べていいの?」

「うん?あぁ。そうね、頂きましょうか」


 奏はそんなことよりもテーブルに並べられた料理に目が離せないようだ。子どもの嗅覚はより鋭いと聞く。大人の私でさえ食欲をそそられるのだから、奏はもう我慢できないだろう。


 待てを命じられていたわんこにGOサインを出すように頷くと、奏は椅子に座って木製のスプーンを手に取る。


「あ、奏待って。ちゃんといただきますしましょう?」

「....はーい」


 しゅんと見るからに気分が下がっている。待て、良し、いややっぱ待て、って言って急にご飯を取り上げるみたいな。


 私も隣に座って一緒に手を合わせる。


「「いただきます」」

 

 スプーンを手に取り黄色のスープを口に近づけ一口。ぱくり。火傷しないちょうどいい温かさ。スプーンの上乗った具もないスープは一瞬にして舌を通り、味覚を刺激し、するすると食道に入っていく。そして、胃に落ちる。


「これ、かぼちゃだ...美味しい...」


 胃に優しいような滑らかな口どけのこのスープはゆっくりとだが動かす手は止まらない。

 スープには玉ねぎにベーコンなど入っていて、ちょうどよく感じる塩味がまたこの甘さを引き立てていた。


 皿の上に置かれたロールパンを取って、スープと一緒に口に含むとパンがさらに柔らかくなってこれまた違った味わいがして美味しい。


 私はこれを食べたことがある。


 そう、中学時代の給食で出たことがあった。あの味そっくりなのかは分からないけど、懐かしいあの頃を思い出させるには十分な味だった。。給食の時は席の近い数人でグループを作らせられて一緒に食べたっけ。


 まだ光に溢れていた頃の私...


 そんな私に今からでも言ってやりたいくらいに後悔はしている。今の私の拠り所は横で舌づつみを打っている奏だけ。そこだけは否定したくない。


「おいしいっ!私、これ食べたことない!なんて言うの?」


 キラキラとした目で興奮するように奏は聞いてくる。その気持ちは分からないでもない。久しぶりのように感じる食事、体の芯まで温めてくれるような温み。


「本当に美味しいね、これはかぼちゃのスー...「ポタージュだよ」


 かぼちゃのスープかな、と教えてあげようとしたところで丁度彼がリビングに顔を出した。薄めの長袖と短パンといった軽装に、髪もまだ乾いていない様子でガシガシとタオルで水気を軽く拭き取りながら、彼が入って来て私の言葉を遮った。


「ぽたーじゅ?」

「気に入ってくれたようで良かったよ。」

「うん!奏、これ、ぽたーじゅ好き!」

「おかわりもあるから好きなだけするといいよ」

「やったーー!」


 そう言って奏はコンロの上に置かれたお鍋の方に近づく。そこで気づく。自分には届かない高さにあると。涙目でこちらを見てくる奏。なんだか申し訳なくて彼に一言謝る。


「ママぁー...」

「ごめんなさい、奏ったら...」

「いいんだよ別に。多く余分に作ってたやつだから。それに小さい時は好きなだけ食べればいいんだよ。そう好きなだけ....ね」


 どこか仄暗い影を感じさせるような最後の「好きなだけ」は奏の鼻歌交じりの興奮により一瞬にして霧散して、彼は奏の前まで来てお椀を取っておかわりを盛ってあげていた。警戒をあらわにする奏だがそんなことに気にも止めない彼は微笑んだまま。奏が折れたのか奏なりの礼儀か小さくボソッと感謝を述べた。


「......ありがとう」

「どういたしまして」


 てくてくてくと自分の椅子に戻って夢中にスープを啜る奏。可愛い。


「暁さんはどう?」


 えっ


「え?」

「えっと、暁さんの口には合ったかな?」


 奏の微笑ましい姿を見て和やかになる心が驚愕で塗りつぶされる。彼が分かりやすく言い直して聞き返す。違う、そこじゃない。どうして。


「どうして私の名前を知ってるんですか?」

「うーん....何となく気付いてたけど、やっぱ覚えてないか。そりゃ十数年も経ってるし無理もないか...」


 苦笑いを浮かべて彼は自分で納得する。


 私の知ってる人?十数年前...まだ10代だった頃、学生、彼は同級生?後輩?先輩?一瞬にして様々な憶測が頭の中で錯綜する中で彼が改めて自己紹介をした。


「俺、赤根(そら)なんだけど覚えてるかな?」

「赤根くん....」

「ほら、毎年同じクラスでさ、新学期はいつも暁さんの後ろの席だった....」

「うん、覚えてる」


 覚えてる。暁と赤根の苗字から新学期はいつも後ろの席だった。私とはそんなに関わりのなかった人。だけど覚えてる。小学、中学、高校も全部同じで、高校の文理選択も一緒でずっとクラスメイトだった赤根くん。腐れ縁とでも言うべき人。覚えてないはずがない。忘れてはいなかったけど、思い出してはいなかった。

 特別私と仲良かった訳でもない彼がどうして私なんかを....。


 彼、赤根くんを今一度見れば、男性にしては少し長めの前髪と痩せ気味な体。彼の腕はもしかしたら私の腕くらい細いかもしれない。あの時と変わらない姿。変わったのは以前より少し明るい印象を受けること。それは単に赤根くんがよく笑うようになったからかもしれない。他にも....。


「久しぶり」


 赤根くんは笑う。


「久しぶり、だね」


 私は今笑えているだろうか。知った人だと言うことが食事以上に余計私に安堵をもたらしてくれた。視界が水滴でぼやける。


「そっか結婚してるもんね、そりゃ今は苗字が違うか...」


 申し訳なさそうに彼は言う。何も知らずに介抱してくれた彼に身の丈話を話さないのも如何なものかと思い、少し溢れた涙を抑えて私は重い重い口を開いた。


「......離婚しました」

「そっか」

「だから暁に戻りました。なので暁のままでいいです」

「そっか。それで?」

「え?」

「ポタージュ、暁さんの口には合ったかな?」


 彼が聞きたかったのはそこらしい。私は自分の器を彼、赤根くんに見せるようにして、笑顔で言った。本当に美味しかった。


「はい、すぐに器が空になるくらいには」

「良かった。もうお腹はいっぱい?満足できた?」


 私が頷くと、赤根くんは嬉しそうに微笑んだ。そのまま赤根くんは言葉を続けた。


「それじゃ話をしようか」


 これからが大事なことであるように。


 その後私は藁にでも縋る思いで彼を頼った。今私が頼れるのは偶然か運命か私を助けてくれた彼一人しかいない。


 ◇◇◇


「どうして私の名前を知ってるんですか?」


 っぶねぇ。あやうく下心丸出しのストーカーがこれを機に誘拐したとか思われるとこだったぞ。


 今までの反応からして俺の事を覚えている素振りはなかったし、俺も別にそれでいいと思ってたのに、俺が暁の名前を聞いてないのに言ったらダメだろうが!


 てか、バツイチだった。これ聞いていいことなの?俺全然関係ないよね?空気が重たくなる未来しか見えなかった。そっか、としか返すことが出来なかった。どうも、そっかbotです。


 それとは反対に俺の自慢のポタージュが気に入っていただけたようで、これも大変嬉しい。今まで人に振舞ったことなんてなかったからな。


 それで食事も終わったので、暁に話を聞くことにした。拾ったはいいものの、その先を考えていなかった。だから今からそれを話し合う。


「離婚したって言ったよね?」

「はい」

「今日でも明日でも元気になったら送り返そうと思ってたんだけど。旦那の所かなと思ってたら、離婚してると.....。行くとなると実家?ご両親は近くに住んでるの?」

「.............」

「?」


 果てしなく感じるような無言の静寂の末に暁は言いずらそうに口を開いた。待て待てそんな重たい話、俺が聞いていいのか?ていうか聞きたくないんですけど。面倒事の匂いがしなくもないんですけど。


「実家には帰りたくありません」

「じゃあ、他に行くあては....」

「....ありません」

「え、じゃあ仕事はどうするの?」

「専業主婦でした...」


 え。本当に面倒事の匂いがしてきたんですけど。暁よ、こっち見ないで欲しいんですけど。暁の言わんとすることが幻聴として聞こえて来るような気がしなくもない。


「あのお願いしたいことがあります」

「.....」


 今度はこっちが無言になる。


「赤根くん、私たちを赤根くんのお家に置いて貰えませんか?あまり迷惑をかけないよう仕事も見つけます。2人で暮らしていけるようになるまで、自立できるまで良いんです!

 お願いします!家事でも......他のことでも...何でもしますから!赤根くんのお家にいさせてください....もう誰にも頼れないんです...」

「.......」


 幻聴が現実となった。俺の答えは...


「あっ、あ、奏からもお願いします...!」


 今まで沈黙を貫いていたかなでちゃんがこっちを向いて一生懸命に頭を下げてくる。母親の必死さを見て、自分も一緒に頭を下げるべきだとでも思ったのか。


 はあ、参ったな。


 ()()()()()()()、か。夫とは離婚して、親とは関わりたくない。


 俺にそんな義理はない。ただ気分で。夢見が悪くなると思っただけ。


「はぁ....」

「.......無理ですよね、大丈夫です、ダメでもともとですし。」

「....いいよ、別に」

「え!?..........本当、ですか?」

「うん、男に二言はないよ。暁さんは両親の家に帰りたくない。他に行くあてもない。そして俺は今生活が苦しい訳でもないし、2人くらい家に置いてあげるくらいなら、俺に出来なくもないしね。毒を喰らわば骨までって言うし。一時の窮地を助けて、あとははいさよならって見知ったやつに言う訳にもいかない。俺が頼りにされたのなんて初めてなのもあるかもだけど」


 偽りの微笑みと、反吐が出るような善人の口振り。思ってもないのにペラペラと口だけは回る。これが生きていく上で身につけた術だった。人と接する時はいつもこうだ。


 金に余裕があるのは本当だ。今まで1人で何もしないで生きてきたんだ。そりゃ余る。.....................うっせえよ。


 誰にも頼れないで、藁にでも縋りたくなるその気持ちが分からないでもない。遠い昔俺自身がそうだった。誰も助けちゃくれなかったが。


 俺と暁が同じ環境だったなんてことは絶対にありえない。けれど遠い昔の俺とたどり着いた結末は同じ。


 そんなことを知っているからこそ。同じ奴を見た時。同情なんてものだろうか。ただ昔の俺をこの暁に見ようとしてるのかもしれない。


 こういうことは良くないことだとわかっている。


 たまたま俺に頼ってきた不幸な母娘だけを助ける。今にも世界の裏側で苦しむやつがいる。もしかしたらすぐ近くに何らかの助けを求めているやつがいるかもしれない。なのにそんなものになんの関心も興味も向けず行動もしない。けれどたまたま目の前にいた目に付いただけの女を掬い上げるというのは偽善もいいところだ。俺にそもそも善なんてものはないし、仏でもないが。


 俺はそもそも良い奴なんかじゃない。悪い男だ。生きててはいけない人間だ。なら、そんなこと善だのなんだのってクソ喰らえだ。


 女としてこいつらに興味がある訳では無い。けれどだだっ広い無駄に終わってる部屋を使わせたり、掃除したり、食事なり、家のことが楽になるなら、使い道もあるってもんだ。帰ってから家事を気にしないで済むというのは大きなメリットになるしな。


 まあいいや。金は使ってないから余るほど残ってる。必要経費みたいなやつだな。たまには誰かに還元するのも悪くないのかもな。


「ありがとう....ございます...!」


 良かったと言わんばかりに、目尻に水が浮かびながら何度も暁は頭を下げた。


 というわけで元女神は我が家に居候?ご隠居?されるらしい。




 そう思う俺と暁とその娘を、俺は、冷めた目で見ていた。


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