CPU 001「resutesixiann」
不定期連載のホラーパニックです。週一連載の予定ですが、どうぞ気休め程度にどうぞ。
「やめろーーーーー!!!来るなぁぁぁぁぁぁ!!!!」
エレスクリプトは、ショットガンを片手に忍び寄ってきた。銃弾を装着して、既に薬莢が落ちる中、男を壁へと追い詰めていく。
「後悔するんだな。お前の命は、10円の価値にすらならなかったってことさ」
エレスクリプトは狭い密室から、男を追い詰めて精神的に追い込もうという策略だった。ペリュレン・リッターは、自らのCPUを確認した所、60しか残っていなかった。
「待ってくれ、命だけは!!!!」
「あばよ。」
エレスクリプトは一気にショットガンを連射し始めた。蜂の巣の如く、男は撃たれていく。撃たれる事に男の鮮血が壁全体に染み渡り、男は死んだ。エレスクリプトは、一気に返り血を浴びたが、それでも、銃器を下ろすことなく、次の部屋へと進んで行く。
「殺す次第っていうか?生贄はぶっ殺すって命令だからよ。」
エレスクリプトは隣の部屋へと侵入した。スタングレネードとアサルトライフルが装備されている。エレスクリプトは、生贄としてレウス教会から預かったと言われている少女を選択した。
「おい、ガキ1人、ぶっ殺すって話だろうが、どうなってやがる。おいおい、おい、ガキ、いるんだろ。お嬢ちゃんよ。俺がぶっ殺してやるよ。いあはははは!!!!!」
エレスクリプトは、別の部屋のドアをこじ開けた。するとそこには、縛られ、目隠しをされ、手足の自由を奪われた少女がいた。少女は、苦しまみれに助けてと叫ぶ。
「見つけたぜ。お嬢ちゃんよ。いや生贄だってよ。くそガキじゃねえか、、、、残念だったな哀れな最後を遂げてこの世から、消え去りな。あばよ。お嬢ちゃん!!!!」
エレスクリプトは少女を銃殺した。少女は、26発の銃弾を受けて絶命した。顔も強張り、彼女の顔から笑顔は消えた。身体の至る所から鮮血が溢れ出す。全身に至るところに銃口が出ると、エレスクリプトは目隠しを取った。
「どれ、最後にその面でも拝んであげるよ。まあ普通に考えてもこれじゃ、哀れだなあ。じゃあその美しい顔面を、粉々にしてやるか。」
エレスクリプトは、少女の顔面に銃口を突きつけて乱射した。それにより少女の顔面は原型を留めないほど、爆散した。その恐ろしい光景は地獄絵図だった。生贄として連れてこられた少女と死亡した男は兄妹だった。
そして、エレスクリプトは、少女の血液を、自分のCPUに付ける。するとエレスクリプトのCPUは上昇した。
「殺すべき生贄は、全部で14人か。残りは12人だな。」
エレスクリプトは言い放った。エレスクリプトは狂ったように、銃を放ち始めた。弾丸は辺りの扉を破壊していく。そして、まだ残っている子供を殺していく。エレスクリプトの目の前に1人の少女が現れた。
14人の傭兵の12番目の34歳の女傭兵士ガイアン・デュジャは所持したショットガンに弾丸をいれた。ガイアンの前に現れたの1人の少年は目隠しをされているが、少年が現れた瞬間、ガイアンは一気にショットガンを構えた。
「死になぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!。坊や!!!!!」
ダイアンのショットガンから放たれた弾丸は蜂の巣の如く、少年の身体を貫いていく。弾丸は、腹を裂き、眼球を抉っていく。
最後の弾丸は、次々と、少年の身体を射抜いた。
「ははは、、、、これであたしの勝ちだぜ。
最後に立ち上がるのはこのあたしだ。カードの
如く、、CPUは6500まだ、まだ足りないってかなあ。」
「おいおい、ダイアン。身体全然大丈夫じゃなさそうじゃないっすか。このままでは俺が勝っちゃうんじゃないすか。」
11番目の傭兵ディバス・ポレイオも同じようにショットガンを構えると、ダイアンを嘲笑った。
「ディバス、てめえなんかに負けねえからな。
まあ最後はてめえとやりあうだけってか、
じゃあやるとするか、クソガキがよぉぉぉぉぉ!!!!!!」
ダイアンは再び3階の空いた部屋へと忍び込んだ。そこには金髪のツインテールの美少女は目隠しをされた状態で椅子へと縛られていた。
「ったく、何人のガキを殺せばいいんだよ。1日、この施設にいるガキを沢山殺した奴がこのゲームに勝利するってことだろうがよ。まあなああたしたちは、今まで沢山の数のガキや雑魚市民をぶっ殺して来たけど、死に際に、怖さも感じさせない状態のまま生かしていくのも勿体ねえんじゃねえかと思ってなあ!!!!!!」
ダイアンは少女の目隠しを取った。少女は、一瞬何が起きたのか分からなかった。だが、次の瞬間自分が銃口を突きつけられている事に気がついた。気づいた途端少女の顔つきが変わった。
「うううぅ!!!!助けて!!!!」
少女は恐怖で顔が引き攣った。なんも知らされていなかった。ここに来ることもなにも。まさか今日が死ぬ事になるなんて、しかし、ダイアンは笑いながら、少女の顔面に銃口を突きつけた。ダイアンの心には、人の心が残ってはいなかった。
「さよならお嬢ちゃん、、、、バイバイ」
「ううっっっ。。。。!!!!!」
少女が涙を浮かべたその瞬間、ダイアンのショットガンから無数の弾丸が一気に放たれ少女は絶命した。弾丸は少女の眼球を抉り出し、皮膚を切り裂き、顔面を潰した。歯もぐしゃぐしゃになり、少女の顔は原型を留めない程にまでなると、血まみれになった死体を、ダイアンは見つめて薄笑いを浮かべた。
「今日の獲物は30人か。」
そう彼らの職業はチャイルドハンター。孤児や子供を殺す、子供専門の殺し屋の集まりなのだ。この施設に集められた多くの子供を殺す。
毎日30人の子供がこの施設に連れていかれ殺される。そして1番多く子供を殺した傭兵が生き残る。ここでは2週間と短い期間にどれほど多く殺せるかが肝なのだ。
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