第二話
話が進まない……が、頑張りますm(_ _;)m
次話は本日12時に投稿します。
落ちる、落ちる、落ちる、そんな夢を見た気がする……
「って、実際に落ちてるよ!クッ!」
すると、背中に妙な感覚があった。
(何だこれは?いや、今はとにかく地上に激突する前になんとかせねば!じゃないと死ぬ!……止まれ!!!)
すると、背中が動き、その場に止まった。というよりホバリングしている?
「えっ?嘘!飛んでる!?」
後ろを振り返ると翼があり、空を飛んでいる。
「えー、ないわー」
俺はそう思いながらとりあえず、適当に飛ぶ。そして飛び方に慣れる。
小一時間ぐらい飛んでいただろうか。そろそろ普通に飛べるようになってきたので、止めることにする。
「てか、どうすればいいんだ?というか、鼻が異様に長いことに気づけよって話だよな……にしても龍って人間の言葉が喋れるのか?……まぁいいや」
俺はゆっくりと地面に降り立つ。見た感じは西洋龍。しっぽもあり、ちゃんと感覚もある。腕は翼に生えているタイプでは無いみたいだ。普通に手と足がある。翼も今は折りたたんでいる。というか、折りたたんだり展開したりして遊んでる。
この遊びにも飽きたので、そろそろ行動を開始しようと思う。
「俺、ドラゴンで転移しちゃったけど、本当に大丈夫なんだろうか……そう言えばゲームと同じって言ってたよな……」
俺は試しにゲームと同じようにウィンドウを表示するイメージをする。すると、ちゃんとゲームと同じように課金ショップやその他様々な物があった。
「おっ、スキルだ。どんなのがあるんだろうか」
【種族スキル】
ブレスLv1
エネルギードレインLv1
龍鱗Lv1
牙Lv1
爪Lv1
飛行Lv12
【魔法スキル】
サモンLv1
生活魔法Lv1
人化の術Lv1
【通常スキル】
HP自動回復Lv1
MP自動回復Lv1
並列思考Lv1
消費魔力減少Lv1
攻撃範囲拡大Lv1
魔法範囲拡大Lv1
「・・・結構これ、チートだよな?」
実際ブレス、属性ブレス、エネルギードレイン、人化の術以外は全て持ってた。それに以前持っていたレア度の高いスキルは当然だが持っていない。それでも初期からこれというのは、ゲームならあまりにも理不尽というものだろう。
「とりあえず、イベントリの拡張とか必須項目全て課金しとこ」
そう言うと、俺は必須項目からまず埋め始めた。イベントリの拡張、召喚獣最大数上限解放、通常スキル取得数上限解放、魔法スキル取得数上限解放……etc
やってる間に気づいたが、種族スキル取得数上限数開放の項目や、以前になかったものまで存在していることに気づいた。それらも取っていく。最大まで。
次に俺がやったのはスキルの取得だ。強力なスキルはこの他にも山ほどある。それで最終的に俺のスキルはこうなった。
【種族スキル】
ブレスLv1
エネルギードレインLv1
龍鱗Lv1
牙Lv1
爪Lv1
飛行Lv12
【魔法スキル】
サモンLv1
生活魔法Lv1
人化の術Lv1
低位全属性魔法Lv1
中位全属性魔法Lv1
高位全属性魔法Lv1
最高位全属性魔法Lv1
特殊魔法Lv1
禁忌魔法Lv1
古代魔法Lv1
複合魔法Lv1
並列魔法Lv1
上位変換魔法Lv1
上位変換複合魔法Lv1
魔力撃Lv1
魔力砲Lv1
破壊光線Lv1
【通常スキル】
HP自動回復Lv1
MP自動回復Lv1
並列思考Lv1
消費魔力減少Lv1
攻撃範囲拡大Lv1
魔法範囲拡大Lv1
種族スキル威力上昇Lv1
魔法スキル威力上昇Lv1
通常スキル威力上昇Lv1
無詠唱Lv1
完全耐性Lv1
状態異常付加Lv1
索敵Lv1
鑑定Lv1
気配遮断Lv1
隠蔽Lv1
罠解除Lv1
自動障壁Lv1
自動回避Lv1
超魔力Lv1
超怪力Lv1
範囲攻撃Lv1
種族スキル範囲攻撃Lv1
魔法スキル範囲攻撃Lv1
通常スキル範囲攻撃Lv1
【特殊スキル】
アイテムドロップ率100%アップ
レアアイテムドロップ率100%アップ
全経験値100%アップ
種族レベルアップ必要取得経験値1/100
職業レベルアップ必要取得経験値1/100
スキルレベルアップ必要取得経験値1/100
取得金額100%アップ
自動解体
アイテム自動回収
自動翻訳
「ま、こんなもんでいいかな?とりあえず、カススキルはポイしたし、重複した強力スキルは大体入れたし……というか自動翻訳が一番最初に出てくるあたり業が深いよな……気を取り直して。次は武器と防具にいきますか!」
再度ウィンドウを表示させる。そして課金ショップで武器と防具の10連ガチャをぶん回した。
「……これ、どうしよう……」
入手したのは人型用の武具。武器は気づかなかった。普通に使えると思ったし。だけど防具で気づいた。俺、ドラゴンじゃん!
「とりあえず、イベントリにぽいかな?てか、ドラゴン用のガチャねぇのかよ!」
そして、装備の欄を見る。すると、なんと人用の武具が装備できそうな感じである。
「おお~、装備欄灰色になってないってことは行けるか?」
そして、先程入手した中で一番のレア度を誇る両手剣、天羽々斬を装備する。
「あれ?両手剣だよね?これ、じゃあ片手剣だ……」
見た目はドラゴンが刀を持っている。
「ってことは反対側にもなにか装備できる?」
一応やってみた。そしたらできた。
「片手に天羽々斬、もう片方にクラウ・ソラス。なんか神話の大安売りみたいな感じだな……とりあえず、もう一回スキル回そう……っと、その前に防具防具」
防具の欄を見ると灰色になっている。
「防具は無理か……とりあえず、現行最強の装備は10連各一回回しただけで揃ったから、別にいいけど。イベントリの肥やしだな……というわけでスキルスキル」
この後、二刀流、刀術、剣術のスキルを入手。セットした。
「とりあえず、こんなもんかな?後は色々スキや種族、職業レベルを上げていこう……ってちょっと待て。一番大事なことを忘れていた」
そう、サモナーなのに召喚獣が一体も居ないという事態が起きている。
「よし、もう一度ウィンドウを開いて……と……」
そして、召喚術師用ガチャを回した。これは一回ずつしか回せない。
「さて、最初に出てくるのは何かな?」
いつものごとく虹色演出を見ながらつぶやく。すると、アナウンスが流れた。
おめでとうございます。アジ・ダハーカが当たりました。
「まぁ、予想通りだけど、ドラゴンの俺がドラゴンを召喚するってなんかシュールだね」
その後4回回したが、そのうち3回はアジ・ダハーカで、最後の一体がフェンリルだった。
「とりあえず、1パーティ分回したからいいか……とりあえず、サモン!」
すると再度アナウンスが流れた。
名前をつけてください。
そして、仮想キーボードとウィンドウが表示される。
「名前か~……どうしようかな……ドイツ語で行くか」
そして、4体のアジ・ダハーカにアインス、ツヴァイ、ドライ、フィーアと名付けた。これからまた召喚するとなればアジ・ダハーカが量産されるだろうからな。フェンリルはイタリア語にしとこう。というわけでフェンリルはウーノと名付けた。
「召喚獣のステータスも見とかないとな」
【ステータス】
名前:アインス、ツヴァイ、ドライ、フィーア
種族:アジ・ダハーカ
レベル:1
HP:1,200,000/1,200,000
MP:1,200,000/1,200,000
攻撃力:20,000
防御力:25,000
魔力:20,000
幸運:50,000
名前:ウーノ
種族:フェンリル
レベル:1
HP:1,500,000/1,500,000
MP:1,200,000/1,200,000
攻撃力:20,000
防御力:12,000
魔力:10,000
幸運:40,000
となっていた。
「うん。わかっていたけど、召喚獣はなるべく使わないようにしよう。俺のレベルやステータスが追いついたら使おう」
そう決意して、召喚獣達を送還し今度こそ、獲物を探しに飛び回るのだった。
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