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『この滅び行く世界に祝福を』  作者: 早稲農家
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~直樹(帰還者)編Prologue~

少し短いので連続投稿します

「奴を捕えよ!そいつは『マスターアルケミスト』だ!」

 

 そう確かに言った。どうせ『マスターアルケミスト』=『亡国の魔女』なんだろうが、全く根拠がない。でも、兵士たちの目は本気で、彼女も少しずつ後ずさりしていた。大変遺憾なことだが、誰も彼女を守ろうとなんてしないのだ。ちょっとかわいそうだけど、それをあえて利用させてもらうことにした。


 「おい!おとなしくしろ!」

 

 そういって彼女を羽交い絞めにしようとした兵士に一撃加えた。その瞬間、奴らは武器を構えた。一触即発な状況だったが、王様がそれを止めた。


 「抵抗するならば、ここで殺害するぞ。おとなしく牢に入ってくれないか?」

 

 鷺宮は息をのんだ。でも、俺はこの発言に不信感しか覚えなかった。国を滅ぼそうとする魔女が王様に刃向った。普通なら、そのまま殺害するのが通例だ。でも、それをしなかったのはなんかあったのだろう。王様の手には8人分のボードがあったのだから。


 「いや…来ないで」

 「大丈夫。もしキミが傷つくようなことがあったら、全力で守るからさ。ここはおとなしくいこう。ちょっと考えがあるんだ。」

 

 彼女は不安そうだったが、最後はうなずいてくれた。

 こうして、俺たちはさっきまでいた牢屋に戻る羽目になった。


 「ねえ。考えがあるって言ったよね?」

 「おう。怖いか?」

 「当たり前じゃない!私は死にたくないわ。」

 「その前にお互いのステータスを確認しようぜ。」


 俺は石牢の床に本当の自分のステータスを転写した。体力:8467、魔力:15748、腕力:9645、知力:9872、俊敏:8763、職業『マスターウィザード』という感じにだ。それを終わらせた瞬間、『やはり、キミが『マスターウィザード』だったか。』と声が聞こえた。急いで振り向くとそこには先ほどの王様がいた。


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