表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

~愛~まってよ…

~主な登場人物~

重井愛(オモイアイ)…この物語のヒロイン

軽井彰(カルイアキラ)…ヒロインの彼氏

想矢両汰(ソウシリョウタ)…ヒロインの幼馴染み

3ヶ月付き合っていた彼氏……彰が放課後話があると言って、誰もいない教室に呼び出した。嫌な予感がする。私の感って言うより女の感?はだいたいあたる。だから、今回は当たらないでほしいな…


放課後になって教室にいくと、彰だけがそこにいた。

私は嫌な予感を振り払い、彰に声をかけた。

「ねぇ彰、なんのよう?」

「なぁ、俺たちもう、別れよう」

「な、なんで、そんな急に!?」

「だってさ…お前、重すぎんだもん」

「え?」

「だから、お前重すぎんの」

「は?」

「お前重すぎんの、何回言わせる気?」

「きゅ、急になによ……」

「はぁ……あのな、お前は俺を束縛しすぎたんだ。他の女と話すなとかさ、他の女とlineとかメールするなとかさ」

「そ、そんなの……別れる理由になってないよ!」

「だいたいさ、他の女と話すなとかさ無理じゃね?」

「そ、そんなこと、わかってるし……」

「いや、わかってないよね?」

彰の言う通りかもしれない、私全然わかってないんだ、わかったふりをしてるだけなんだ。

「じゃ、そういうことだから、じゃーなー」

「ま、まってよ!」

「お前になんか、チャンスはないよ」ガラッ(ドアを開ける音)

「あ……ま、まって……いかないで……」

「重すぎんだよ…」

バタン(ドアを閉める音)



誰もいない教室でよかった、普通か、誰もいないのを狙ってたんだから。

あーぁ、私、彰と別れちゃったんだな~うぅ~。私の気持ちは彰には、わかってもらえなかった。私の愛はあいつにとってただの、枷でしかなかったのかな……。そう思ってしまうと、目から涙がとめどなく溢れ出てきた。

私はただただ、誰もいない教室で咽び泣き続けた。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ