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200文字小説

優しい人【200文字小説】

作者: 白波


 私の小さな夢。

 人からすれば何ともないのかもしれないけれど、私にとって大切な夢。


 いつか公園で出会った、あの人にもう一度会いに行く。


 そう決めて、毎日公園に通うけど、あの人の姿はない。


 泣いている私の頭をなでて励ましてくれた優しい男の人。


 もう一度会って、ちゃんとお礼が言いたい。


 でも、今日もいない。


 帰ろうとしたその時だった。


「君。こんな時間に外にいてもいいのかい?」


 聞こえた声は、あの時と同じ優しい声だった。



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― 新着の感想 ―
[一言] なんて救いのある話でしょうか。 また涙ものか、にしてはイマイチと思っていたところにまさかの台詞っ。 いいですよね。 こういう救いのある話も。 やはり、貴方はすごいですね。
2013/07/18 21:22 退会済み
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