第九十七話 F15-J MSIP
イーグル
オーキナーゼンの地 上空
山根 舞子は、三号事、黒いリザードンに似た竜のクロに背に四号事、ナゴナ国の外交官アラーキン、藤井 智美と乗って飛んでいると、後方から二つの影が猛追して来た。
三号
姉さん!何か追いかけて来ます。
山根 舞子
あぁん、何だありゃ?
20m弱の鷹っぽい早そうなモンスターの背に誰か乗ってるのが見えた。
三号の真横に付けると、メガホンで話し掛けて来た。
「こちらは航空自警隊です、そちらの所属をお教え願いたい。」
三号
ウマルチャン探共の探究者です。
外交官をナゴナ国へ輸送中です。
航空自警隊
「御協力、感謝致します。現在、ナゴナ国は戦争中です!当該空域に入ったら、お気を付けてください。」
そう言うとUターンし、戻って行った。
山根 舞子
あんなのいるんだな!早くて何かかっけーな!
四号
ナハン基地からスクランブル発進ですね。
凶暴なモンスターなのかの確認と、注意喚起ですね。
藤井 智美
ふー、攻撃されるかと思って、ヒヤヒヤした。
こんな上空から落ちたら・・ヒー
三号
姉さん、ナゴナ国に入りました。
山根 舞子
おっ、アレか!やってる、やってる。
何か城跡っぽい所の陣が攻められてるな!
四号
ナナン城公園の拠点に降りてください。
山根 舞子
ん、グスクってなんだ?
四号
オーキナーゼンの地では城をグスクと呼ぶんですよ。
山根 舞子
ふーん、勉強になるな。
ナゴナ城じゃなくて、ナナン城ってのは呼び方が違うだけか?
四号
はい、そうです。
兵達は、急に現れた竜に驚いている。
四号が大声でナゴナ兵に「撃つな!味方だ、外交官のアラーキンだ!」と叫ぶ!
フレンドリーファイヤされずに着陸し、山根 舞子以外はフーッと一息吐くのであった。
皆、降りると、お供を連れた10歳前後の男の子が出迎える。
子供は四号に駆け寄ると、アラーキン、大義である。
よく、戻った!と、抱きついた。
アラーキン
勿体無いお言葉、有り難き幸せ!と、抱きしめる。
お供の一人
アラーキン殿、他の使者は?
アラーキンは首を振る。
アラーキン
姉さん、こちらがイッチー王です。
イッチー王
世はイッチー王、八歳、よしなに頼む。
あーしは、山根 舞子、竜は三号、で、彼女は藤井 智美、よろしくな!
まずは本陣へ!と誘われる。
藤井 智美
アラーキンさん、随分と王様からの信任が厚いのですね。
アラーキン
イッチー様が物心付いた頃から教育係をしておりましたので・・
イッチー王はアラーキンが戻り、ほっとしたのか陣の奥で寝てしまったのであった。
参照
航空自衛隊那覇基地
https://www.mod.go.jp/asdf/naha/
沖縄県営名護城公園
https://feeljapan.net/okinawa/article/2019-07-24-7641/




