第九百三十四話 正義、再び
再会の瞬間
前回からの続き
日本国 東京都 千代田区 外神田 秋葉原 芳林公園
武格者と数年生きた為か、武格の事になり周りが見えなくなる旧武格者達が話し合いという名の激論にトリップしてしまった。
藤井智美は喉も渇いていたのでコンビニへカフェラテを買いに向かい、片手に紙コップを持って公園へ戻ろうとした時、背後から声を掛けられる。
「お姉さん、少しよろしいですか?」
藤井が振り向くと二人の警官が自転車を押して立っていた。
〔ヤバ、この人達は!〕
ヤポーネ時代にアキーエ神がアキバで買い物が出来る様にしてくれた時に丸山と一緒に短剣所持で職質をくらった警官だった。
藤井
えっと、何ですか?汗
警官ア
すいません、今、事件が多いので安全確認の為、少しお声がけをさせてもらいました。
藤井
そ、そうなんですね。
お疲れ様です。
〔動揺するな私、前回の様に敵対行為を取るな私〕
警官イ
ん?どこかでお会いしましたか?
藤井
〔ヤバす〕
え?皆さんにそう声掛けしてるんですか?
職質テクニックですかw
警官イ
はは、いえ、そう言う訳では無いのですがw
警官ア
あれ、そう言えば見覚えがある様な感じがしますね。
藤井
〔ヤバス、ヤバス冷静を保て私!〕
あ、ひょっとしたら動画とか良く上げてるんで・・はははっ
警官イ
LINE動画とかTik Tokですか?
「これは警官の揺さぶりであった、自衛隊、警察等は某国等に情報流出の恐れがある脆弱性のあるSNSの使用を禁止しているからである。つまり使用して無い=見ていないと言う事である。ここの返答次第では!と言う事である。」
藤井
いえ、Youtubeです。
メディアの取材も受けた事があるので・・
警官ア
そうなんですね、有名人何ですね。
藤井
いえ、そんな大した事無いですよ。
警官イ
登録者とかって多いんですか?
藤井
一応、銀の盾を頂きました。
警官ア
あ、それって凄いじゃ無いですか?
それでどっかで会った様な気がしたんですね。
藤井
あ、そうかもですね。
警官イ
ちなみに折り畳み式ナイフとかバールの様な物って持って無いですよね?
藤井
持ってる訳ないじゃ無いですかぁw
〔危ない!ビクッとしそうになった・・〕
警官の二人はでは「お気をつけて」と自転車で移動して行った。
藤井
何もしてないのに凄いビビった・・はぁ、公園に戻ろう。
気付けば嫌な脇汗に気付くのであった。
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誤字脱字等は小まめに訂正して行きます。
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