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武格者(ぶかくもの)   作者: 空銃(からづつ)
第二十三章 帰国準備
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第九百二十三話 納品

初めてのお魚



前回からの続き

水星圏に到着すると通信の後、曳航船が現れ水星コロニー基地に入港した。


基地内に入るとミオリネを先頭に勢揃いの基地の幹部達と多くのフラッシュとカメラが出迎えてくれた。


ルビーメイ

大勢で押しかけてごめんね。


ミオリネ

いえ、滅相も御座いません。

遠路遥々ルビーメイ様のお越し、恐縮です。


ルビーメイは胸元を強調したミニスカート姿で中継カメラに妖艶な笑顔で「あ、どもども来たよぅ」と手を振る。


ミオリネ

まずは皆様には待機室へ移動してもらいます。

歓迎会レセプションの用意をさせて頂きました。


待機室に移動をするとウエルカムドリンクが用意されていた。


ルビーメイ

あ、スガールさんアレを


スガール

あ、そうでしたね。


そう言うと納品一覧表と手土産の各種金属の延板をミオリネに渡す。


ミオリネ

こんなに多くの品目を!それに貴重金属レアメタルをタダで良いんですか!?

あ、有難う御座います。

あ、皆様、まずはドリンクをどうぞ!

落ち着かれたら、トイレ休憩を挟んだ後、各施設へのご案内になります。

その後、宿泊施設への案内の後、夕食となります。


ルビーメイ

えっと、案内中、私は納品に立ち会いたいのだけど良い?


ミオリネ

え!?あの出来ればルビーメイ様には各施設に御尊顔を・・


スガール

前回、案内されてますので、私が納品に立ち会います。

姫様はアイドルチックに皆さんに愛想を振り撒きに行ってください。

皆さん、楽しみにしてるので


ルビーメイ

アイドルチックってw

ま、そだね、じゃあスガールさんにお任せします。


そう言われてスガールはドックに移動した。


ドック内のUSSエンタープライズ号の入り口で待っていると数人の者がやって来た。


「あ、スガールさんだ!」

「おお、本当だ!」


納品担当者達が駆け寄ってくる。


スガール

あ、どうもスガールです、よろしくです!

〔私もここでは有名人かぁw〕

これが納品書になります、Wチェックよろしくです。

では、木工製品からになります。

順番に搬出して行きますね。


担当者1

あ、お願いします。


スガール

木材が10t、大中小の木椅子が50づつ、木製テーブルの大中小が30づつ、座椅子が50、洗面器のおけが50、木椀が50、木皿が50、木製コップが50、木製フォークとスプーンが100、木製箸が200膳、割り箸が10膳入りが100袋、木靴サンダルのフリーサイズが100足、下駄が30足、孫の手が250、くしが100です。


次が娯楽製品です。

将棋、チェス、リバーシ、囲碁が60セット

花札、トランプ、かるた、双六、竹とんぼ、こま、剣玉、知恵の輪、ヨーヨー、弥次郎兵衛バランサーを各100セット


担当者1

おお、凄い・・木製品がこんなに!

コロニーに木材なんて無いですからね、超高級品ですよ!

それに娯楽品も少ないですから、みんな喜びます。


搬入作業中の担当者達も商品を見ては目を輝かせる。


スガール

そう言われればそうですね。

では、お待たせの食品類、海産物から行きますね。

様々な魚の干物が15t、乾燥ワカメが500kg、乾燥昆布も500kg、粉末アオサも500kg、乾燥の貝類が300kg、もずくが100kg、海ぶどうも100kg、海塩が30t


担当者1

魚なんて初めて見ますよ!と言うが塩以外は全て初めてです!

魚を食べる事が出来るんだ!興奮しますねw


これが魚かぁ!と小鯵こあじの開きの干物を見ながら感動する担当者を見て、干物でなんか申し訳ないなぁと思うスガールであった。

不定期UPになりました、出来るだけ0時UPを心掛けます。

ご迷惑をおかけ致します。

誤字脱字等は小まめに訂正して行きます。

ブクマからの「しおり」機能をお使い頂ければ幸いです。   空銃からづつ

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