表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
武格者(ぶかくもの)   作者: 空銃(からづつ)
第二十三章 帰国準備
906/958

九百六話 バカばっか

男って奴は


前回からの続き

ヤポーネ エリア チューゴクゴク  ヤーマングッチの地 シューナーン国 トクヤマン港


色々な案が出て、最初に着手したのは「黒くて硬いの」であった。

そう、コッペパンもどきの買い占めである。


発展した街の店を無作為に調べるのは非効率的なので、店舗許可証を頼りに値段の聞き込み調査を開始する。ついでにモグリの未許可店は登録をうながし、あもりにも阿漕あごぎあきないをしてる所には監査を行う。


箱の中に無造作に入れられており、重さや数はわからないが一箱100円から250円と言ったところであった。


食堂で丼飯一杯が150〜250円を考えると破格である。


運搬は足軽に任せて、粗悪品が無いかルビーメイはナンシーンとアーニャをともなって直接店舗に見に行く。


とある店舗で10箱買いの時に店主から相談があった。


店主

あのう、ちょっとお願いがあるんですが・・


ルビーメイ

ん、何ですか?


店主

箱250円の所100円にするので言って貰えませんか?


何かを言えば150×10=1500円も安くしてくれると言う


ルビーメイ

言います言います、どんとこいw


店主

その女の子に・・へへ


ルビーメイ

アーニャちゃんに?

どう?いける?


「アーニャ頑張る」と言ってくれる。


店主

お願いします。


アーニャ

アーニャにおじさんの「黒くて硬くてふっといの頂戴」


店主

へへへ


ルビーメイ

こらこら、手をチャックに持っていかない!

〔飛んだ変態野郎だな、この店はR15指定っと〕


代金を渡すと次の店に向かう


アーニャ

アーニャ頑張った。

一声で1500円儲けた。でも変態は嫌い。


このやりとりを見ていたのか、次の店ではナンシーンがやらされる。


店主

ふおー!貧乳こそ正義!


ナンシーン

殺すぞ!


そして一番人気はルビーメイであった。


元男だけにツボを突いた男受けするあざとさが良好である。


そして、次の店でも指名を受ける。


ルビーメイ

しょうがないなぁ、もう


両腕で胸をはさみ上げる様にし、上目使いで言う

「おじさんの硬くて黒くてふっといのタダで頂戴!」


店主

ぬおー、堪らん。

タダで良いかも!


この店主は奥さんに頭をスリッパで「スパーン」としばかれていた。

今日は家族会議だろう・・喜んで頂けた様で幸いだ。


ルビーメイ

うん、当初の予算の半額以下、凄いよね、みんな変態さんでw


こうして、かなり安く集める事が出来た。

めでたし、めでたしw

不定期UPになりました、出来るだけ0時UPを心掛けます。

ご迷惑をおかけ致します。

誤字脱字等は小まめに訂正して行きます。

ブクマからの「しおり」機能をお使い頂ければ幸いです。   空銃からづつ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ