九百六話 バカばっか
男って奴は
前回からの続き
ヤポーネ エリア チューゴクゴク ヤーマングッチの地 シューナーン国 トクヤマン港
色々な案が出て、最初に着手したのは「黒くて硬いの」であった。
そう、コッペパンもどきの買い占めである。
発展した街の店を無作為に調べるのは非効率的なので、店舗許可証を頼りに値段の聞き込み調査を開始する。ついでにモグリの未許可店は登録を促し、あもりにも阿漕な商いをしてる所には監査を行う。
箱の中に無造作に入れられており、重さや数はわからないが一箱100円から250円と言ったところであった。
食堂で丼飯一杯が150〜250円を考えると破格である。
運搬は足軽に任せて、粗悪品が無いかルビーメイはナンシーンとアーニャを伴って直接店舗に見に行く。
とある店舗で10箱買いの時に店主から相談があった。
店主
あのう、ちょっとお願いがあるんですが・・
ルビーメイ
ん、何ですか?
店主
箱250円の所100円にするので言って貰えませんか?
何かを言えば150×10=1500円も安くしてくれると言う
ルビーメイ
言います言います、どんとこいw
店主
その女の子に・・へへ
ルビーメイ
アーニャちゃんに?
どう?いける?
「アーニャ頑張る」と言ってくれる。
店主
お願いします。
アーニャ
アーニャにおじさんの「黒くて硬くて太いの頂戴」
店主
へへへ
ルビーメイ
こらこら、手をチャックに持っていかない!
〔飛んだ変態野郎だな、この店はR15指定っと〕
代金を渡すと次の店に向かう
アーニャ
アーニャ頑張った。
一声で1500円儲けた。でも変態は嫌い。
このやりとりを見ていたのか、次の店ではナンシーンがやらされる。
店主
ふおー!貧乳こそ正義!
ナンシーン
殺すぞ!
そして一番人気はルビーメイであった。
元男だけにツボを突いた男受けするあざとさが良好である。
そして、次の店でも指名を受ける。
ルビーメイ
しょうがないなぁ、もう
両腕で胸をはさみ上げる様にし、上目使いで言う
「おじさんの硬くて黒くて太いのタダで頂戴!」
店主
ぬおー、堪らん。
タダで良いかも!
この店主は奥さんに頭をスリッパで「スパーン」としばかれていた。
今日は家族会議だろう・・喜んで頂けた様で幸いだ。
ルビーメイ
うん、当初の予算の半額以下、凄いよね、みんな変態さんでw
こうして、かなり安く集める事が出来た。
めでたし、めでたしw
不定期UPになりました、出来るだけ0時UPを心掛けます。
ご迷惑をおかけ致します。
誤字脱字等は小まめに訂正して行きます。
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