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武格者(ぶかくもの)   作者: 空銃(からづつ)
第二十三章 帰国準備
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第九百四話 トランペットの音が聞こえる

大号令


前回からの続き

ヤポーネ エリア チューゴクゴク  ヤーマングッチの地 シューナーン国 トクヤマン城


会議室にルビーメイは事務方を集めれるだけ集め、陣取っていた。


会議室には伝説者レジェンダーを始めとして、アマンノン前陸幕長、カニマイカン、ザックン、ダッチャ、アーチャー南極統一王、タケユディーン、シゲルーン、ナギサマ、アズサマ、バッシーリッカ、キボーン、バンドーン、カオリーン、クノールン商会の兄弟姉妹に家臣団が集合していた。


ルビーメイ

話しは聞いてると思います。

ワカヤンマー国に緊急支援物資の調達に皆様のお力添えが必要です。

ダメ元、遠方、疎遠、ダブっても構わないので声掛け出来る所へ書状を出しますので、リストアップをお願いします。


皆、思案しつつリストアップしていく


ノッブー

ふうむ、息子に国王に、そうじゃ、カンウーの奴にも嫌がらせで出しておこうw


アマンノン

え!?嫌がらせでってw

じゃあ、俺も敵対派閥だった奴らにも出そうw


ザックン

そんなのでもいいの?

じゃあ、いつもパワハラでいやだった前の探共本部長とウマルチャンの選任国王選挙時の妨害ばっかりしてきた対立候補にもw


パージメン

これはええな!

商売敵の丸閥物産と三角商事のトップやろ、四角ホールディングスに黒丸グループのアイツとこいつ、ついでに子供の頃に虐められた近所のあのアホっとw


エイッチャー

それやったら、あのボケ!大損されらてんねん!

送ったろ!


シャナタン

じゃあ、あのメロンパン売ってくれなかった、あの店とこの店の店主と店員に!


トミーマーリン姫

なら、わらわはプロレス興行で意味も無く許可を渋って損害を食ろうた、あの市長とあそこの区長と町長とあそこの顔役に、あの担当者にあそこの係長・・あ、宿泊拒否ったあのホテルのマネージャーも!


ダッチャ

ウチは受付の時、乳ばっか見てるあのG3のスケベ探究者にっと


スガール

召喚時に隙をみてはケツを触ってきた皇帝のバカ息子!アイツだけは


ルビーメイ

皆さぁーん、呪いの藁人形や不幸の手紙じゃ無いですよー!

まあ、でも、その調子で友人知人に憎たらしい奴、あんまり知らない人もOKです。


ナンシーン

あ、姫様、米泥棒に行った時に袋にされたアイツらに出しましょうよ!


ルビーメイ

いやー、流石にそれは逆恨みかも・・でも出そうw

いっぱい支援しろよっとw


最早、支援要請ならぬ、恨み、つらみを晴らす書状になりつつあった。


港で待機していた船とドラゴン達に支援要請書の運搬を依頼する。


シャナタンも龍になり運搬をしてくれるとの事だった。


ルビーメイ

船舶とドラゴンズの帰りはそのままワカンヤンマー港へ向かってください。


そして、今ある物資を乗せた船舶は新たに支援要請書を乗せて出航した。

シャナタン達も各地に飛びたった。


それを見送る時、誰かの声が聞こえる。


「晴らせぬ恨み、お頼み申します。」


ルビーメイ

いや、それ、仕事人や地獄少女に言うセリフだから・・


人の業の深さを思い知らされるルビーメイであった。


ルビーメイ

人ってどこで恨まれてるかわかんない物だなぁ


ナンシーン

え?悪女の姫様がそれ言うんですか?


ルビーメイ

だよねー

〔転生前は無茶苦茶だったからなぁ、恨まれてんだろうなぁ〕

おー、こわっ!

不定期UPになりました、出来るだけ0時UPを心掛けます。

ご迷惑をおかけ致します。

誤字脱字等は小まめに訂正して行きます。

ブクマからの「しおり」機能をお使い頂ければ幸いです。   空銃からづつ

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