第八百九十四話 Sの力
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スーパーパワー
R5・2・2(木)0830
ヤポーネ エリア チューゴクゴク ヤーマングッチの地 シューナーン国 トクヤマン ホテルの食堂
ホテルの食堂では大勢のルビーメイ領で働く者達に混じり宿泊客も食べていた。
宿泊客達には大食堂での大人数の中での食事風景は名物であり、観光の一環でもあった。
大勢の食事に抵抗がある宿泊客には客室での提供もしているのだが、今の所ルームサービスのご利用は夜に数度しか無かった。
観光として注目されるのは人数の多さだけでは無く、ルビーメイを筆頭とした有名人と同じ空間での食事が出来る。
人が観光にもなると言う事であった。
ルビーメイとスガール、水崎家の一同が同じテーブルで食事を摂っていた。
水崎の子、リボーンは普通に食事が出来るようになっていた。
妻のバシーリッカが魚の煮付けを細くてして食べさせていた。
リボーンはウマウマと食べていた。
水崎
この煮付け美味しいですね。
スガール
この鰤は新鮮だからね。
ルビーメイ
本来なら刺身で出せるんだけどね。
バッシーリッカ
ふーん、そんなに新鮮なんだ。
なんで煮付けなの?
ルビーメイ
あー、流石に毎日、三食刺身ってのはね。
バッシーリッカ
あー、なるほどね。
私はいいけどね。
水崎
いやいや、流石に毎日、三食は飽きるってw
ルビーメイ
あの、スガールさん
お使い頼める?
スガール
ん、いいけど
私に頼むって事は遠方だね。
ルビーメイ
うん、ちょっと水星までw
スガール
水星!?遠っ
ルビーメイ
うん、慰安旅行で団体でお邪魔する事になるのを伝えて無かったんで
水崎
ああ、昨日の続きか
ルビーメイ
流石にいきなり団体で押しかけるのはね。
手土産も用意しなきゃだし、やる事も多いんだよね。
まあ、水崎家もご家族一同で参加って事なんで協力してよね!
水崎
あ、はい、出来る事なら
〔ちっ、家族を人質に・・〕
スガール
水星の基地ってどこ?
ルビーメイ
あ、知らないんで、バンドーンに聞いてください。
水崎
宇宙の知らない所に行こうってしてるのか・・大丈夫か?
ルビーメイ
まあ、いざって時は魔法のゴリ押しでw
スガール
じゃ、バンドーンさんに位置を聞いたら親書もらいに行くんで用意しといてくださいね。
ルビーメイ
はい、おなしゃす




