表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
武格者(ぶかくもの)   作者: 空銃(からづつ)
第二十三章 帰国準備
891/958

第八百九十一話 世界No.1キャラの謎

不定期UPになりました、出来るだけ0時UPを心掛けます。

ご迷惑をおかけ致します。

誤字脱字等は小まめに訂正して行きます。

ブクマからの「しおり」機能をお使い頂ければ幸いです。   空銃からづつ

試験航行


前回からの続き

ヤポーネ エリア チューゴクゴク  ヤーマングッチの地 シューナーン国 トクヤマン 宇宙 EVエレベーター最上階


前回からの続き


宇宙船が完成したが、今回は慰安旅行で多くの人が乗るので念の為に試験航行を行う事にした。


今回はルビーメイ本人とスガールと街のネズミ型案内ゴーレム、ミキマウの3人で乗り込む


ルートしては月を回って戻って来る予定である。

行き帰りの途中でワープ航法を行うので数時間で戻って来る算段である。


エレベーター最上階のホールから接続部分を通ってエンタープライズに乗り込みメインデッキに入るとスガールが「雰囲気あるぅ」と声を漏らす。


スガール

この船の制御とかはどうなってるの?


ルビーメイ

ゴーレムの一種だから意識共有出来てるんである程度はオートで行けるよ。


スガール

これがゴーレムの一種なの?


ミキマウは何も言わずに艦長席に座る。


ルビーメイ

え?まあいいか


固定ロックが解除されるとタワーから艦が離れる


ミキマウ

エンタープライズ、発艦!


スガール・ルビーメイ

え?喋った!


スガール

「やあ、こんにちは僕はミキマウだよ」しか喋んないと思ってた・・


ルビーメイ

うん、私も


ミキマウ

Mr.スポック、月への進路をとってくれ!


スガール

え?私?

アイアイサー・・


ミキマウ

加藤、進路がとれ次第、ワープ航法に入る。


ルビーメイ

〔めっちゃこっち見てる、私が加藤なのか・・って何でミキマウがカーク船長なの?〕

アイ・サー


スガール

進路クリア


ミキマウ

よし、月の手前までワープだ


ルビーメイ

ワープ開始します。


目の前のスクリーンに見える星々の光点が一気に線の様に伸びる


ルビーメイ

お?月の手前です!


ミキマウ

Mr.スポック、そのまま周回起動に入ってくれ


スガール

アイアイサー


ルビーメイ

お、おお、一般航行速度もかなり速い!


スガール

間も無く周回軌道を出ます。


ミキマウ

加藤、ワープに入ってくれ


ルビーメイ

アイアイサー

ワープ開始します。


二度目となる目の前のスクリーン上に見える星々の光点が一気に線の様に伸びる


ルビーメイ

ワープアウトしました。


目の前に塔が見える。


ミキマウ

よし、速度を合わせ、着艦を!


自転速度の塔を後ろから追う

エンタープライズの速度なら楽々追い付いた。


ミキマウ

着艦用意!


スガール

着艦完了しました。


ミキマウ

よし!それでは降りるとしよう


そう言うとミキマウはとっととメインデッキを出て行く。


ルビーメイ

あんなに喋れたんだね。


スガール

うん、驚きです。


接続部分から最上階ホールに移る。


エレベーターを待っている間、ミキマウにいくら話しかけても「やあ、こんにちは僕はミキマウだよ」しか喋らなかった。


安全性を確認できたが、ミキマウの謎が深まった試験結果であった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ