表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
武格者(ぶかくもの)   作者: 空銃(からづつ)
第二十三章 帰国準備
873/958

第八百七十三話 近未来のお仕事

不定期UPになりました、出来るだけ0時UPを心掛けます。

ご迷惑をおかけ致します。

誤字脱字等は小まめに訂正して行きます。

ブクマからの「しおり」機能をお使い頂ければ幸いです。   空銃からづつ

宇宙エレベーターガール



前回からの続き

ヤポーネ ヤーマングッチの地 シューナーン国 トクヤマン城


宇宙エレベーターでの宇宙旅行取扱責任者のテスト昇降で問題点を洗い出した。


ルビーメイ

補助となる確認係が必要かぁ

うーん、相談してみよ

ヒデヨッシーは庭先の土弄つちいじりをしながら宇宙エレベーターの余韻に浸っていた。


元来、新しい物好きな為、すでの宇宙に心を惹かれていた。


そこに姫が呼んでるのでお手隙になったら登城をと使者が来た。


ヒデヨッシー

あい、わかった。

「何じゃろう?」


手を洗い城に向かうと中庭のテラスでエイッチャーとヨシアッキン、タンゲンが手招きしていた。


ヒデヨッシー

ん?いや、それがしは姫様に呼ばれて・・ここで良いと?


暫くすると姫がお茶セットを持って来た。


ルビーメイ

忙しい所ごめんね。

美味しそうなチョコレートを用意しました。

今日はあったかい番茶ね。


魔法のネットショッピングでネットスーパーから取り寄せた日本の各社のチョコであった。


ヒデヨッシーは勧められるがままにアーモンドチョコを口に運ぶ。

「カリッ」という食感とカカオの香りと甘さがガツンと来る!


前回、エレベーターに乗り損ねたタンゲンが「一声掛けてくれても良いじゃ無いか」と文句を言っていた。


ルビーメイは「まぁまぁ」と言いながらピスタチオやカシューナッツ、マカダミアナッツ、ピーナッツのチョコを勧める。


ヒデヨッシーは様々なチョコに舌鼓を打ち、番茶をゆっくりと味わった。

「うーん、ウマウマ・・じゃなった、姫様、お話とは?」


ルビーメイ

そうそう、エレベーターの添乗員リーダーとして母上や奥方ってどうかな?って思ってね。


ヒデヨッシー

それは良いお考えかと

エレベーターに乗った話しをしたら、母ちゃん、ネネン殿にハンベーにクロカンまで、顔を合わす度に良いなぁ、良いなぁと言われて困っておったので助かりますし、喜びます。


ルビーメイ

では二人は添乗員リーダーとして働いてもらいますね。

衣装は奇抜な未来的なデザインを用意してます。

二人には役職名としてナナカさんには大政所おおまんどころ、ネネンさんには北政所きたのまんどころでオナシャスw

後は、10人くらい雇って教育かな?


タンゲン

未来的なデザインってのが気になるね


ルビーメイは紙に描かれたデッサンを見せる


鋭い鋭角の上に向いた肩パット付きのスーツに斜めの鋭角的なスカート付きのパンツにアンテナの様な制帽、胸には某航空宇宙局をパクった大きめのバッチ

何かの未来的な予想の服と派手なアーティストの衣装が合体したオレンジと黄色を基調とした服であった。


エイッチャー

袖や足はピタッとしてんのにえらいカクカクっとした服でんなぁ、これは目立つで!


ヨシアッキン

おお、これは奇抜でおじゃりますなぁ、正に新時代の衣装


ヒデヨッシーは未来的なデザインに目を奪われた。

ワシも着たい!姫様!ワシもエレベーターの添乗員をしとう御座る。


一同は「えっ?」となる。


ルビーメイ

エレベーターガールじゃ無くても良いっか、ジェンダーフリーってやつね。

宇宙エレベーターガール改め、エレベーター関連の職業は「スペースノイド」と呼称しましょうw

ヒデヨッシーさんもスペースノイド職を兼務って事で行きましょう!


ヒデヨッシー

スペースノイド・・おお、新しい響き!今日よりワシはスペースノイドじゃ!

最先端の仕事にワクテカするヒデヨッシーは目をキラキラとさせた。


これが大人気となる職業の誕生の瞬間であった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ