第八百六十六話 案内役
不定期UPになりました、出来るだけ0時UPを心掛けます。
ご迷惑をおかけ致します。
誤字脱字等は小まめに訂正して行きます。
ブクマからの「しおり」機能をお使い頂ければ幸いです。 空銃
見聞
R4・11・16(水)0835
ヤポーネ ヤーマングッチの地 シューナーン国 トクヤマン城
前日、ノッブーはホテルから出る事無く、食事と大浴場、ロビーでの囲碁・将棋にリバーシ、チェスを楽しんだ。
ヒデヨッシーの妻のネネンや母親のナナカとも対局を楽しんだ。
ノッブーは朝食を食べながら今日の予定を組んでいた。
流石に今日は散策を致すさんとな
聞けば、ホテルの利用者やルビーメイの家臣やその家族は好きな時にロビーで娯楽に勤しむ事が出来るとはな・・革新的ではあるな・・にしても昨日もそうであったが朝から豪勢じゃ!
玉子焼二種に巻繊汁に麦飯に鯵の開き、ほうれん草のソテー?なる物にもやし炒めか・・硬いパンでは無く、温かい出来立てが食べれるとは・・戦に勝てぬ訳じゃ・・物量も流通も運用も何もかもが革新的であるな・・
そこにルビーメイが食事にきた。
ルビーメイ
おはようノッブーさん、美味しい?
ノッブー
おお、貴公か!美味い!美味いぞ。
特にこの出汁巻と甘いヤツとの玉子焼二種とほうれん草のソテーは気にいった。
素晴らしいぞ。
おっ、そうじゃ、今日は色々と見て見たいのだが、誰か案内出来る者とか居らぬか?
ルビーメイ
いるよ、案内のプロフェッショナルが!
後で合わせるからロビーで待ってて
ノッブー
ほう、それは楽しむであるなぁ
食後にノッブーはロビーで宿泊客同士が将棋を一局打っているのを横から見ていた。
ノッブー
伯仲しておるのぅ
〔うーん、下手同士じゃなw〕
そこに声を掛けられる。
ノッブー
ん、おお、待っておったぞ。
ルビーメイ
こちらが案内のプロのミキマウ!
ミキマウ
こんにちは!僕はミキマウだよ。
ノッブー
ほ、ほう・・無機質であるな・・
ルビーメイ
案内も護衛も出来るからミキマウに聞いてみてね。
そう言うとルビーメイは何処かに消えた。
ノッブー
では、港、田畑や丘の上の空港や団地も見たいのう、出来れば城も願おう
ミキマウはコッチコッチと手で招くとノッブーを外に連れ出す。
数分歩くと大きなネギ畑に着く
ノッブー
大きな畑であるな。
ん、あれはヒデヨッシー?
ヒデヨッシー
ん、ノッブー様では無いですか!
ノッブー
田畑を見たいといったらここに案内されてな。
中々の俸禄取りであるのw
米は作らんのか?
ヒデヨッシー
え?米は間に合いませんでした故に、二十日大根から初めて色々と収穫して、最後がネギで後は蓮華畑にして休耕地です。
春には養蜂で蓮華蜂蜜を収穫してから田んぼに致します。
ノッブー
ん?ルビーメイ姫は米の年貢を取らんのか?
ヒデヨッシー
ああ、姫様は年貢はお取りにならないです。
安定したら税金といった形で金子を納めまする。
飯は三食付いておるので、収穫物を売って金子に致しておりまする。
ノッブー
ほう、税金であるか・・金では腹は膨れんが?
ヒデヨッシー
その金子を元に広大な領地や同盟国と交易や貿易で儲けを出しておりまする。また、苦しくなったら少人数での戦で儲けを出しておりまする。
ノッブー
ぬ、ぬぬ、確かに少人数で戦を勝ち抜いておるな・・これはルビーメイの天下じゃな・・しかも面白い!今までに無い統治であるな。
ヒデヨッシー
我らは負けるべくして負けたと言う事です。
家臣になれば尚の事、感じまする。
ノッブー
であるか・・




