第八百八十九話 父親
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見送り組
R4・10・31(月)1137
ヤポーネの世界 エリア 台湾 南西部
一隻の飛行船が空港に到着した。
南極の到達困難極国からの定期航路であった、ここで乗客や荷物の積み降ろしをし、北中部 〜 ウマルチャン国 〜 キリリンシマ国 〜 キタキューシン国 〜 ナールトン国 〜 オッキナサカ国 〜 ナゴヤン国 〜 テイトン国 〜 ムッツン国 〜 アサヒンカワ国 〜 北中部 〜 南西部 〜 南極各地と結ぶ長距離航路である。
この地に団体さんが降り立った。
アーチャー
おお、大発展しておるの
水崎 叡
ホントですね。
シゲルーン
ここまで開拓できるとは、流石はマサオーナ姫ですな。
タケユディーン
ウンウン、全くだ。
バンドーン
ああ、久しぶりの大地だ。
みんなで伸びをする。
建国祭に向けて、マサオーナ姫を驚かす為に秘密裏に来訪した南極王朝の面々であった。
ナギサマ 、アズサマは台湾、暑いと言ってはしゃいでいる。
バッシーリッカは幼子のキボーンをベビーカーに乗せていた。
水崎
空港ターミナルへ向かいますかね。
バッシーリッカ
そうだね。
なんか食べましょう!
タケユディーン
そう言えばもうお昼時か、台湾の中華料理が楽しみだ。
バンドーン
うん、中華料理か。
伝統的ではないが新中華のよだれ鶏やトマトの玉子炒め、マヨ海老炒めとかを食して見たいな。
カオリーン
おお、中華!ガッツリいきたいね!
アーチャー
中華か、いいな。
アズサマ
食べたら、姫様のとこ行って休みたいなぁ、長距離っちゅーだけで、なんか疲れたわぁ
一行は空港内は高いだろうと考え、ターミナルを出てタクシー代わりのモンスターが引く荷車に乗り、有名ではないが美味い中華の店を案内してもらい舌鼓を打つ
一方、マサオーナ姫は明日に迫った建国記念行事の最終確認を行っていた。
開拓団の総責任者として気が抜けなかった。
詰め過ぎだよ、お茶にしようぜ!
山根が声をかける。
「あ、はい、今行きます。」
広間にはパージメン、ルビーメイ、ミクミン 歌劇団もそれっていた。
ミクミン
体が資本だよ?お昼も食べないで「メッ」ですよ。
マサオーナ
え?もう15時だ。
ルビーメイ
はい、簡単だけど作ったから食べてね。
チキンクラブサンドね。
みんなで食べる。
カリッと固めに焼いた食パンと新鮮な大きめのトマトスライスと多めのレタスにサラダチキンが根を詰めて熱くなった体に染み込む。
山根
珈琲、入れとくぜ
目の前のコーヒーカップに勢いよく注がれる。
香り高い芳香が鼻をくすぐる。
マサオーナ
あ、ありがとうございます。
ふと、気付く「この面子が揃ってるのに、心配し過ぎ?」
そう思うと笑みがこぼれた。
パージメン
やっと、わろた。
表情固すぎやで、姫さん。
うちら来てから初めてわろたって気付いて無いやろ?
マサオーナ
え?そうだったの?
山根
もう、ここまで来たんだ、後はデッカくどーんっと構えてりゃいいんだよ。
あーしらに任せな!
今の言葉でホッとしてスライムのようにソファーで崩れるマサオーナであった。
そこにアーチャー達が駆けつけて久しぶりに砕ける事ができたのであった。




