第八百四十一話 最新
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移動手段
前回からの続き
ヤポーネの世界 エリア チューゴクゴク ヤーマングッチの地 シューナーン国 トクヤマン
援軍に向かうルビーメイは単身、トクヤマンの東の境まで歩く。
ルビーメイ
足を確保しなくっちゃ！バイクとかがいいかな？
バイクと言えば・・さあ、誰が出るかなぁ・・ライダー召喚！
目の前に仮面ライダーが現れた。
ルビーメイ
えっと、知らないライダーだ！
〔狐っぽいライダー？〕
あのお名前は？
仮面ライダー ギーツだ。
名前を聞いて、慌ててスマホで検索する。
ルビーメイ
おお、今月から始まった最新のライダーなんだ！
えっと、世界を救う為にゲームを勝ち抜きポイントを貯める？
一般人の男女がライダーに選ばれて、競い合う！？倒した相手から宝箱？中のアイテムでパワーアップ！？
勇者や英雄みたいにライダー認定？面白そう！！
ギーツ
そう言う事だ、で、どうすればいいんだ？
ルビーメイ
あ、バイクに乗せてって、ちょっとそこの戦場までw
ギーツ
面白いな、ちょっとそこの戦場までかw
ベルトの辺りのステックを捻ると赤いバイクが現れる。
ギーツ
乗んな！
ルビーメイ
うお、久々のタンデムシート、しかも仮面ライダーの後ろとかテンション上がる！
走行中、他のライダーの話しをする。
ルビーメイ
ギーツから見たら初代の１号ライダーってどうなの？
ギーツ
そりゃ、偉大な先輩としてリスペクトしてるよ！
ここまでの先輩方あっての俺だからな。
でさ、戦地に入ったらどうするんだ？
子供でもやっちゃうのか？
ルビーメイ
まだ、考え中！でも覚悟はしてるよ。悪女として！
ギーツ
そうか・・俺は命じられればやるしか無いんだがな。
他にいい案が有ればいいな。
ルビーメイ
うん、考えておく
半分以上は走破したのだろうか？
既に夜間になっていた。
ギーツ
俺はぶっ通しでも構わないが、姫はそうもいかないだろう。
そこの見晴らしの良さそうな平地で休もう
バイクを止めるとギーツが見張りをするから休めと言う
既に自領を過ぎてるので目立たぬ様に安全策で火を起こさない。
リュックから毛布を出して包まると久々に硬い黒パンを食べる。
ルビーメイ
かっ、かたい。
食べる気なくなるなぁ・・
そのままゴロンと横になると満点の星空が見えた。
ギーツ
少しでもいいから眠った方がいいぞ。
ルビーメイ
うん、そうさせてもらうね。
正義の味方が横に居るからか、安心して流れ星を見ていたらいつの間にか落ちて行くルビーメイであった。
参照
仮面ライダー ギーツ
https://www.youtube.com/watch?v=O6YfL4JFdEY
