第八百六十七話 人は見た目?
不定期UPになりました、出来るだけ0時UPを心掛けます。
ご迷惑をおかけ致します。
誤字脱字等は小まめに訂正して行きます。
ブクマからの「しおり」機能をお使い頂ければ幸いです。 空銃
支配者
前回からの続き
ヤポーネの世界 エリア チューゴクゴク ヤーマングッチの地 ルビーメイ領 旧サンヨーオノデン連合国
スガールは政府庁舎前に着陸した。
意識共有で連絡をルビーメイと摂る。
ルビーメイは「今行く」と言うと空間跳躍でスガールの目の前に現れた。
スガール
ビックリしたぁ!もう何でもありですね。
ルビーメイ
うん、色々あって、落ち着く所までは遠慮なしでいく事にしました!
二人は政府庁舎に進むと受付で政府代表に会いにきた事を伝える。
受付のエルフの男性は二人を見る。
超ミニワンピースで背中ぱっくり、胸の谷間をこれでもかと強調している。
もう一人はコスプレだろうか、赤いマントに胸には大きなSのマーク
受付
〔仕事とはいえこんなの相手にしないとはな・・どこのお水とコンセプトカフェのお嬢だよ?〕
あの、お名前は?
スガール
これは失礼しました。
私はルビーメイ領の特使、こちらは領主のルビーメイ様です。
ルビーメイはとりあえずFカップの胸を堂々とそらせてみる。
受付
ファッ?し、失礼しました。
控え室へご案内致します。
〔これがアノ悪女か!緊急事態中とはいえ、いきなり領主自らだと?・・〕
控え室に通されると水を出された。
二人っきりになると二人は水に口を付ける。
スガール
な、ぬるい!
氷が欲しいですね。
ルビーメイは大きめの氷を魔法で作ると二つのコップにポチャンと入れる。
スガール
あの、姫ってどれくらいの魔法が使えるんですか?
ルビーメイ
えーと、有ればあるほど?
魔法創造ってのがあるんでいくらでもw
スガール
魔力ってかなり?
ルビーメイ
ステータス上は無限大×2ってなってる。
スガール
無限大って、∞?
∞が×2って意味が解らないw
ルビーメイ
だよねー、私も訳わかんない。
一方、政府庁舎の議会では大慌てだった。
支配国の領主、ルビーメイが来たのである。
議会ではいつまでたっても答えが出ないと思った議長がここに招き入れて意見を聞こう!
正に「鶴の一声」であった。
ルビーメイとスガールは議会に招かれた。
議長
〔ヤケに早いってレベルではないな〕
遠路遥々お越し頂きまして有難う御座います。
ルビーメイ
じゃあ、敵も迫ってるので、ちゃっちゃと行きましょう!
援軍として来ました。
二人で前線に出るつもりだけどおけ丸?
議長
え?いや、幾ら何でも二人って・・あのぅ、他に援軍は?
ルビーメイ
来ないよ、必要無いし。
シューナーン国軍とやりあった時は私と数名で城を守ったよ。
帝国軍とは私一人だったし、OK、OK!
議長
〔小娘が!支配しておると思って遊んでおるのか!〕
そうで御座いますか、ならば我が軍はお二人の後方待機でよろしいですか?
ルビーメイ
兵糧が勿体無く無いのなら軍を出してもいいですよ?
議長と他の議員達の眼つきが変わる。
議長
念の為に出しておきます。
・
・
そして、荒野に二人は用意してくれた椅子に座り、敵軍を待つ
後方、5kmの所にサンヨーオノデン軍の三千五百が待機している。
椅子に座りながらスガールが話しかける。
スガール
なんか、援軍に来たのに怒ってません?
ルビーメイ
まあ、小娘二人が遊びに来たとしか思えないんでしょうね。
まあ、遊びでここまで来ないんだけどね。
そう言うと作ってきたおむすび二個入りの弁当箱と水筒を渡す。
ナンシーン
中身の具は何ですか?
ルビーメイ
ビーフストロガノフとソトアヤムです。
攻めてみました。
スガール
え?それって両方スープでは?
ルビーメイ
スープはかなり苦労してジュレタイプにしました。
スガール
いやー、別々が良かったなぁ
スガールがパクッと食べる。
ん、ジューシーな鶏肉にココナッツの香りと甘味の後にガツンと来る辛さ!!
ソトアヤムだあ!
ルビーメイ
どう?いけるでしょ!
これからの時代、おにぎりINスープだと思うんだよねぇ!
後方のサンヨーオノデン軍からは女の子がピクニック気分でお弁当を食べてる様にしか見えない。
兵達はキャッキャウフフと笑う二人の女の子を見て思う、我が国はココまでか・・この戦が死に場所か・・
参照
ソトアヤム
https://oceans-nadia.com/user/84356/recipe/196637
ビーフストロガノフ
https://www.sapporobeer.jp/feature/recipe/0000001518/




